おやじの第15回アジア選手権日記
2003.9.16-24 マニラ@フィリピン
こりゃあ、暑かった!!
●9月16日(火)成田集合 ●9月17日(水) マニラ到着
早速着替えて、グランドに練習。すぐ近くらしいのですが、ここも渋滞で、 30分ほどかかりました。ジョックで10分くらいらしいのですが・・・・・
ホテルは、前回スリランカのアジア選手権で、同室だった麻場先生(都留文化大)と今回も同室です。麻場先生は川本の大学の後輩(4年、1年)なので楽ですが、麻場先生はどうでしょう? ●9月18日(木) 大会2日前 橋の左右は、こんな家もあり、ちょっとショックでした。 練習終了間際にスコールの洗礼。鈴木は最後の100mが走れませんでした。帰りも1時間かけて帰り、昼食は・・・・・ん?昨夜とほぼ同じメニュー?この先大丈夫でしょうか? ●9月19日(金) 大会前日
帰りは伊藤先生と街中を通って、ホテルへ。途中は、渋滞。
14:00から練習。 グランドはこんな状態。砂場には草が・・・
大会後半の第2陣も到着して、全体ミーティング。明日から競技ですが、夕方にスタートリストが届いていません(結局、0時過ぎに届くことになります)。明日は、100と400。マイルの予選がありますが、これは、エントリーが7チームなので、予選なしで、最終日に決勝がありそうです。エントリーの関係で、100は予選、準決、決勝、400は予選、決勝が予想されますが、それがいつ、どのタイミングであるかわかりません。予定では、100は、明日、1次予選、2次予選、明後日、準決、決勝です。ですから、どれがキャンセルになるか、問題です。400も1日1本で、予選、準決、決勝が3日間に配列されていますが、予選、決勝となるとどこで走るか分かりません。決勝が動かない!ことだけははっきりしています。問題は、どこから始まり、どれがキャンセルになるかです。 ●9月20日(土)大会1日目 一旦、お昼にホテルに戻り、ランチ。2時過ぎに100の坂上、石田とグランドへ。知らずにグランドに入っていったら、開会式の真っ最中。
えっ?!ここは?そうサブグランドです。やや左下がりです。ここにひしめき合います。全然気にせずに歩くコーチ。ジョッグ、流しは、逆走ありの何でもありです。ダッシュは命がけ。 ●9月21日(日)大会2日目 帰りは、乗り合いジープで、料金は4ペソ(10円)。降りるときは、天井をたたいて、運転手に知らせます。
レース展開は、他の選手が飛ばす中、きっちりレースペースを守ったのですが、直線に入ったところで、離されすぎて、ラストが走れませんでした。300までは、木田らしい走りでタイムもよかったのですが、残念です。 ●9月22日(月)大会3日目 ●9月23日(火)大会4日目
競技者も生活がかかっているだけに、コーチとともに一生懸命やっている!とのこと。ただし、スポーツが出来るのは、裕福な階層と、スポーツで一発!!という階層に分かれるそうです。コーチの水泳はみんな裕福層なので、ハングリーに欠けると嘆いていました。逆に飛び込みなどは、田舎を回って、断崖から飛び込んで遊んでいる子供たちから才能のありそうな人材をピックアップしてくるので、みんなハングリー。高校生などは、マニラに来ても学校に通わせてもらっています。ただ、彼らは、田舎の家族のために強化費の90%を仕送りしています。そのため、コーチに「帰れ!!」といわれたらおしまいなので、必死に練習すると説明してくれました。 久保倉の400H決勝。数日前からエアコンに当たりすぎて、下り気味。やっと上り調子?「相部屋で下っているときは、本当に嫌でした」久保倉談「相手に不快感を与えてはいけないと思って・・・・・」と乙女の恥じらい 女子短距離は、400Rと1600Rの決勝。世界選手権で、「負けた!!」と痛感して帰ってきた400Rチームは、臥薪嘗胆、捲土重来(には、期間が短いか?)。まあ、それくらいの意気込みで、臨みました。膝の調子が今ひとつだった、新井は100をやめて(石田が代わりに走りました)、リレーに照準を合わせてくれました。食事もほとんど日本からの持ち込みで、体調維持を図りながら、結構万全の大勢です。1時間前に200を走った鈴木でしたが、シーズンベストの24秒03が出たこともあり、疲労も何のその!で気分よく走りました。しかし、結果は44秒56(2位)で、海外のベストレコードとタイ記録でした。これは、97年アテネの世界選手権で走ったタイムです。新井、坂上は、「進歩がありませんね」と残念がっていました。確実に力は上がっているのですが、今ひとつ記録が向上していきません。もう一がんばりするときっと、43秒台がコンスタントなチームになると思います。乞うご期待。 しかし、これが裏目に出て、坂水が力を出し切れないまま、2走木田に。先頭グループと離れてしまい、レースになりませんでした。3分38秒08(5位)に沈みました。若さが、空回りしたレースでした。もう少し、経験を積ませて、どこでも力が発揮できるような、心を叩き込みたいと思います。
●9月24日(水)帰国 おしまい |