川本かんとくの

     言わんばことは、ちゃんと言うバイ

練習前のひとこと
(ひとことで、すまないときが多いが・・・・)
ミーティングでの話(これが結構長〜い)
その他、いろんな所での部員への(有り難い?)話が満載(予定)

記録担当は1・2年生部員
注:「言わんばことは、ちゃんと言うバイ」は、
  「言わなければいけないことは、きちんと言いますよ」
   ふるさと伊万里の方言です。
   最新の言わんばことは、ちゃんと言うバイ
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●5月30日(日) 記録:林千尋

 

インカレ選手も決まったのでそれぞれ選手とは何かを考え、選ばれた自覚を持とう。
大会での応援は声を出せないため拍手になるだろうが、応援する気持ちはある。
そのためふさわしい態度、競技の仕方、立ち振る舞いで、らしさを出していこう。残念ながら選ばれなかった学生は力がなかっただけである。
力があれば選ばれる。人数がいなくて競争がなかったところもあるが、競争があり選ばれなかった人もいることを分かっておく必要がある。
出場できることが当たり前ではない。月曜日がエントリーの締め切りで週末にはタイムテーブルが出ると思う。
川本の指導の下、学連の人は寝ないで作るのだ。

決勝で勝負する人は、朝一番の試合を朝の散歩の代わりに走ってもいい。昔の日本インカレでもそうしていた人はいる。
ハードルの選手で予選、準決勝、決勝とあるときに予選はサブトラックでハードルも跳ばずに試合に臨んでいた。
力がある人はそれでもいい。
100mの選手でも予選は30m、準決勝は60m、決勝は100mを全力で行く。または予選は30分くらいのアップで予選に行く人もいる。
それは戦術であって、力があったらそれでもいいが、日本インカレでは通用しない。
田舎の試合で予選ゆっくり、準決勝ぼつぼつ、決勝頑張るようなことをやっているようでは、日本インカレや日本選手権などで予選から全力を出すことができなくなる。
いつまでも田舎もののような勝負をしていると、ずっと全国や大きい大会で勝つことはできない。
そのため自分はどのレベルなのか理解していなければならない。理解していれば予選から頑張るべきなのかわかる。
タイムテーブルを見て予選が朝早ければ、その時間に合わせて早起きをする。
交感神経、副交感神経のバランスを整えるためには起きてから4時間程かかる。そのため磁気シャワーを浴びてバランスをよくする。
普通に暮らしていたら4時間かかるため、試合の予選の時間に合わせるのか、アップの時間に合わせるのか考えよう。
アップの内容ももう一度見直し、練習でやるアップと試合でやるアップが違わないようにしよう。
もう少しアップの中に真剣さを持ち、気楽にやらない。
試合のことを考え、力を出したいときに出せるようにしよう。
予選で自己新が出たら、気分よく準決勝や決勝に行けばいい。
温存するもしないも人それぞれである。ただし小賢しいこと、せこいことは考えない。そのようなことを考えた人は負けていく。
勝負事で小賢しいことやせこいこと、自分だけ少し得をしようと考えていると絶対に負ける。
自分のものはどんどん使っていくような気持ちでやっていこう。
残り日数はそんなにないのでやり残したことがないようにしよう。
終わったときに次の課題が見つかりましたとは絶対に話さないように。
ここが勝負で、やってきたことはここが終わりである。
次の課題はいらない。そこに向かってやっていき、そこで出し切って終わりだ。次があると思っていると力は出ない。
これで最後で、1年のインカレはこれで最後、2年も3年も4年も最後である。
もう戻ってこない、1回ずつしかやってこない。
1 年生だからとはならない。1年生だから2m前からスタートではなく、スタートラインはみんな一緒だ。
跳躍でも3回跳ぶことができる。その中でしっかり力が出せるように。
もう少し練習の中で張り詰めた空気の中で、よしやるぞという気持ちを持ち、それを感じられるようにしていこう。

 上級生は、下級生がどう思っているかわかる大会だ。4年生の力次第で変わってくる。上級生は上級生らしい力が出せるようにしよう。

 


 

●6月2日(水) 記録:藤石紗瑛子

 

 練習でそれぞれインカレが近いのだというのが出せるように、自分の気持ちをどんどん表に出そう。
声を出すことは、コロナ禍の今はよくないので、気持ちを持って。
黙々と練習をするだけではやっぱりダメ。チームのためと思うのはいいが、チームのために活気のある練習になるように。
一本一本、気合を入れて、「よし行こう」とやって行こう。
これから決勝だという時に名前を呼ばれて「よっしゃあ」というようなのが出るように。
跳躍や投擲で、「6跳目です」「6投目です」と言われた時に、もし負けていたら「よっしゃあ、逆転してやろう。お願いします!」と言うだろう。
そういうことをしっかり出して練習をする。
借りてきた猫のようにちまちまとやらないで、言われたことをベルトコンベアに乗った感じでやるのではなく、一個一個、「よし、これだ、これだ。」という気持ちを出して、練習の中で自ら強くなっていく。
上がっていくのは自分だ。
階段があって、階段のところでじっと待っていても上にはいけない。
エスカレーターはない。自分で一歩一歩進んでいく。
「よっしゃあ、よっしゃあ、よっしゃあ!」と。黙って上がってもダメ。
一歩一歩上がったことを自分の中で確認して、「よし、ここまで来た、よくやっているな」と自分の中で思いながらやる。
それが最近練習の中で欠けているように見える。なんとなく練習をやっている
。特に今はインカレも近い。なんでも近かったら子どもでも頑張る。
もうそろそろ頑張る姿勢を出して行こう。

 


 

●6月3日(木) 記録:青木陽

 

 東北インカレがすぐそこに来ている。ここで大切なのは勢いだ。
勝負ごとのため、いかに強い気持ちが出ているか、いかに勢いがあるかが重要となる。
遠足や修学旅行の前のように、「よし!」という気持ちを持つことが大切である。
この気持ちは、準備が終わっているからこそ出せるものである。
準備が終わっていないうちに「よし!」と言える人はいない。もう一度練習を見直し、自分に足りないことは何かを考え、埋め合わせをしよう。そして自分の中で勢いをつけていこう。しゅんとした気持ちにならず、気分を上げていけるようにしよう。

現在は大会が近づいており、練習量が減ってきているので、グラウンドに長居をしないように。
大学に提出した誓約書にも、「練習終了後はすぐ帰る」と書いてある。
しかし、大会一週間前であるにも関わらず、グラウンドに残っている人が多い。
この時間は無駄である。
長居して補強をしたからといって、すぐに競技成績が上がる訳ではない。
補強の効果が出てくるのは数か月後である。
今は直前に効くものをやるべきだ。長居したから勝てる訳ではないので、てきぱきと練習に取り組み、すぐに帰るようにしよう。
いつまでもグラウンドにいては身体も休まらない。自分のパフォーマンスのためにも、適切な食事と睡眠と休養を取るようにしよう。
ただし、インカレに出場しない人は、次の機会が来るまでしっかり練習を積もう。
出場する人がコンディショニングをするタイミングだからこそ、そうでない人は今こそ練習をしよう。
チームとして良い状態でインカレに臨むには、一人ひとりの心掛けが欠かせない。
試合に出場する人とそうでない人でやることは異なってくるが、それらすべてを含めて「福島大学陸上競技部」である。
その中で、どう行動するかしっかり考えるようにしよう。

今回のインカレでは、会場までバス移動をする。バスは狭い空間のため、その中にウイルスを持っている人がいたら感染が拡大してしまう。
そのため、これからの一週間、くれぐれも感染しないように感染予防対策を徹底していこう。
普段から気を付けているとは思うが、それ以上に気を配ろう。
例えば、授業で使用する机や椅子は、誰が触ったか分からない。そのため、教室に入る前と出るときに、消毒をするように。
人が触った物にウイルスが残っていることは少ないが、万が一を考え行動しよう。
食事のときも、生協が混んでいる時間帯は避けるようにしよう。
バスに乗った全員が感染するといった最悪の事態を起こさないように一人ずつが気を付けて感染予防に努めていこう。
感染しない努力を、自分の責任でやるように。
様々な感染予防をした上で感染してしまったら、それは仕方がない。
できることはやり、やってはいけないことは絶対にやらないようにすることが、自分のためであり、周囲の人のためでもある。
かなり長い時間バスに乗るため、万が一には気をつけるようにしよう。
体調管理シートも、きっちり毎日記入するように。提出することではなく、毎日真面目に記入することが大切である。
正直に毎日記入していき、「自分は大丈夫」という気持ちで提出することが目的だ。
そうすることで自信が付き、これが勢いに繋がっていく。
直前に適当に記入して提出しているのでは、ズルしている自分を作るだけである。ズルをしているようでは幸せになることはできない。
正直な人、まじめにコツコツやっている人が幸せになれる。
ズルをすればその分、得をするが、その後見つかり意味がなくなってしまう。
目先のことだけを考えるのではなく、正しく生きることが大切である。
勝負事は長い目でみれば真っすぐ真面目にやった人が勝つ。
ズルして得た勝利は何も生まない。正直に生きていくようにしよう。

 


 

●6月6日(日) 記録:安部景太

 

東北インカレの週になったので、やるべきことをきちんと行い、悔いのないように。
その中で、あれもやろう、これもやろうと練習をやりすぎないようにしていこう。
これからやれることは何なのかということを自分の中で考えていこう。
実際にスタートライン、ピットに立った時に、やってきたことを集中してきちんと発揮する。
本番で力を出せる人と出せない人がいるが、それは勿論前者の方が良い。
力を出せない人の原因は、分かりもしない結果を考えてしまうからだ。
後先を考えずに、今を一生懸命やっていこう。
ウォーミングアップをすることやジョギングをすること、体操をきちんとすること、ドリルは丁寧に行うこと、それぞれ集中して行っていこう。

ウォーミングアップは少なくならないように。アップを少なくして力を貯めておくというずるい考えはしないようにしよう。
大切なことは筋温を上げることである。
ルーチンを踏んでいくためには、様々なことを考えて済む量のことをやれば良い。
例えば、ヨークベニマルに行って、今日の夕飯を何にしようかなと考えて、買い物をしたら時間がかかるだろう。
「今日はこれ」と決めていたら、店内の行く場所がすぐに決まるだろう。
それと同じように、アップでは頭を使わなくていいように、ルーチンをやっていくのだ。
ただし、そのようなものがなくても筋温が上がればよい。筋温も上がっていないのに、決勝に挑んで行くのはいけない。
そのために日ごろ練習を積んでいる。
休まなければ走れないというのは通じない。
練習などでの全力走では、20分、30分休んで走っているだろう。記録も1本目と2本目を比べても対して変わらないだろう。
1本目と2本目で、物凄く落ちるのなら、それは考えた方が良い。
人間の体は丈夫にできているのだから、セコいことは考えないで、きちんとウォーミングアップをしよう。
特にフィールド種目はしっかり動くこと。ずっと座っていて、遠くには投げられないし、跳べない。
活性化するのは脳なのか筋肉なのか、自分に必要なのは何なのかをしっかり考えよう。
自分で戦略を立て、あとは試合の時には余計なことを考えないように。
大体レース中は脳が使えない。
長距離を走って分かるように、走っているときは、大したことは考えられない。
したがって、レース中や試合中は、考えられないことは考えないようにしていこう。
やることは何かを考え、目の前のことに集中して精一杯力を出そう。その中で、自分の気持ちが前にでていくようにしていこう。
移動では、パーキングで降りて、福島大学陸上部を他の人の目から見られたときに、「何か違うよね」と思われるようにしていこう。
そういった結果が、試合に参加した大学の中で一番良かったと思われるのにふさわしい振る舞いをしていこう。
繰り返しになるが、勝負事でセコいことを考えていては勝てない。どのような人間が勝てるのかというのは、歴史で学んできているはずだ。
歴史の勝者に学んでいけば良いのだ。どんな人物が勝っていき、どんな人物が負けていくのかを考え、勝っていく人の真似をすれば良い。
勝つ人、負ける人はどんな人なのかが分かっているので、負けることをしなければ良い。
自分の力を怯むことなく最大限に発揮する。
各学年で手分けして協力してやっていくことは無駄ではなく、必ず役に立つ。そこで無駄なことをやっていては役に立たない。
カメラが1台しかないのに3人一緒に座っていては意味がない。
人が隣にいなければ力が出せないのは恥ずかしい。そのような人、そのようなチームでは勝つことができない。
一つの仕事に対して、堂々とやっていこう。
気の利いた小学生でもできることだ。失敗を恐れて、一人でやることができない人は勝てない。
自分に与えられた仕事は自分ひとりで考えてやっていこう。
失敗しないように先輩に聞こう。勝手にやって失敗して非難されるよりはるかに良い。
勝手な行動は負けに繋がるので、やらないようにしよう。
福島大学陸上部が何年何十年も培ってきたノウハウをやらないで、自分ひとりで高校までやってきたことをやっていては勝てるわけがない。
一人ずつが責任を持とう。文句を言われたくなければ、本当に責任のある監督やコーチに確認をする。
一人のミスがチームの負けに繋がるので、ミスのないように。
自分のやった仕事を非難されるのは川本は嫌だ。自分がやった仕事には賛辞が欲しい。
そのために一生懸命やるのだ。
その一個ずつが、インカレという晴れ舞台で選手たちがやるべきことである。
跳んだり、走ったり、投げたりすることも大切である。その他にチームとしてやることも大切である。
一個一個、責任をもって取り組み、福島大学のブランドをより上げていけるようにしていこう。


 

 

●6月8日(火) 記録:奥山小冬

 

男子も女子も東北インカレで勝ちたいと思っている。負けていいとは思っていない。
しかし、本当にそう思っているのか疑問に思う。
「神は細部に宿る」と言うが、神様はどこにいらっしゃるか分からない。
神棚を置いていれば、そこにいらっしゃると思い、敬うだろうが、普段はあまり分からない。
神は細部に宿るので、細かいところまできちんと見ていこう。

川本は体調があまり良くないため、普段グラウンドを歩いて回るということをしないが、授業で100mのスタート付近に行ってみたら、黄色い花や雑草などがたくさん生えていた。
川本は、とても気になった。こんなにも雑草がたくさん生えているグラウンドで練習しているチームに勝ちは来るのか考えてみよう。
優勝するチームとして、あってはならないことだろう。
幅ピットや、ゴール付近の草が目に入らないのであれば、それは細部に目が届いていないということである。
細かいところに目が届かなければ、勝負ごとに負けていく。今の状態で勝てるとは決して思えない。
もう少し、上級生が目配り気配りをしていこう。
何度も言うが、勝負事は、小さいことに気を向けなければならない。
手で水をすくっても漏れないような気配りをしていこう。このグラウンドは、全く気配りがされていない。
率先して、4年生が1年生に示して教えてあげるべきである。それができないのであれば、1年生に敬われる必要はない。
これほどに大勢の目があるのにも関わらず、伸びきっている草にも気付けないのはあり得ないだろう。
常に綺麗にしておくべきだが、ここ一番が近づいて来ている。
このまま秋田に行っても、恥をかくだけだ。厳しいことを言うようだが、グラウンドを見れば、チームの強さが分かる。
汚いグラウンドで練習している人たちが優勝したところで、何の価値もないだろう。
しかし、言われてから行動に移しても、何も意味がない。今から綺麗にしたところで、何も効果はない。
言われてから行動に移すことは、中学生でもできることだ。
大学生がそれでは話にならない。
言われなくてもきちんと行うのが普通だが、指示されたらしっかりと行動に移そう。
もう少し、グラウンドを陸上部だけが使わせてもらっているという感謝の気持ちを忘れずにしていこう。
神は細部に宿り、細部を見ることができない人は負けていくということを胸に刻んでおこう。


● 6月30日(水) 記録:香川夢花

東北インカレは、それぞれ成果が出たと思う。
ただし、男子も女子も監督やコーチに言われて初めて気づくことが多々あった。言われなければ、気づかないのは残念。
当然、君たちは監督やコーチとキャリアが違うため、見えている所も全然違う。近くの山から見る景色と吾妻山の頂上から見る景色では、見えるもの、見えないものが違う。
そこまで来てほしいとは思っていないが、このままではしょうがない、勝てないと思うからアドバイスをする。言われなければ分からない上級生は、試合がなかったので分かりませんでしたではない。今まで沢山試合をしているため、その中で自分たちは何をするべきなのかを理解し、試合に臨むことが対校戦では大事である。

それぞれに反省文を書いてもらったが、「対校」戦は「対抗」戦ではない。間違っている学生がいた。きちんと使い分けができるように。
反省文とは一体何を書くのか分かっているだろうか。
現実があり、結果が出る。それに対して、このような計画でやってきました。計画が間違っていたのか、それともやり方が間違っていたのか、正しかったのか。成果に対して、どうだったのかを明確にしなければならない。
残念ながら、中学生が書くような反省文だった。
反省とは、ちゃんと自分のやったことをいくつかのパーツに分ける。心技体など、様々な切り口がある。それは君たちの好き勝手にすればよい。その中で、結果はどうだったのか、良かったのか、悪かったのかを明確にする。
次の試合で、更に良くなるにはどうすればよいかを書く。
これは反省文以外でも同じである。自分がやってしまった事実を書く。なぜその事実をやってしまったのか、言い訳にならないように書く。そこで事実を言い訳で書く人もいる。ガラス割ったのはなぜか、長々と言い訳を書いても誰も読まない。
成功や失敗をして、次どうしたいか具体的に書く。それが書けていない。
レポートなどをたくさん書いている上級生は、きちんと書けていなければならない。
一年生は、審判をまたやるのか。審判をやるために、何かの係活動をやるために書くのか。係活動をやりました、審判やりました、みんなの大変さが分かりましたと書いていたが、記録会では大変さが分からないのか。
自分がやった仕事を4年間やるのであればよい。ビデオ係でも、4年間やるために書いていくのはよい。
そうではなく、試合に出なければならない。それに向かってここでやったことは何か。審判の手伝いをしたことが今まで大学に来て4月から学んできたことと、どうリンクしていくのか。審判や補助員のやり方はどうでもよい。
反省はそのようなことではない。その中で君たちは福島大学陸上部で学んできたこと、高校とは違うこと、それがどう活かされたのか。今度はそれが君たちの次の試合に出場できなかった学生については、試合に出て勝負するために何が活きるのかを考えよう。
 反省文とは一体何なのか、もう一度考えてみよう。
事実をきちんと見つめ、過去と比べ、照らし合わせ、そして未来の自分をどうしたいのかを具体的に書く。頑張りますは必要ない。何をどうしたいのかをちゃんと書けなければ、意味がない。もう少し未来に向かって自分のために、それが1か月後でも1年後でも構わない。そこに向かって自分はどうあるべきか、どうすべきかを考えなければならない。
2週間の各自で考えた練習は本当にそれで良かったのか、本当に成果が出るのか試される。今までやってきたことであるため仕方がないが、心の面や色々なことはあと数日考えることができる。そうやって強くなっていく。試合に出て、なんとなく自己新出ました、なんとなく走りましたではいけない。
もう少し自分を客観視するようにしよう。
負けていくにはちゃんとした理由がある。
当然だが、記録が出ていくのも理由がある。それを継続するにはどうしたらよいか。それができなかったら、ずっと同じところである。4年間記録でこのくらい速くなりました、跳ぶようになりました。そんなのは、全然つまらない。例えば、やり投げで10m飛ぶようになりました、100mで0.5秒速くなりました、400mで2秒速くなりましたとなるために君たちはやっている。結局、それができていないから同じところをぐるぐるしている。
自分を客観視して、北日本IC、夏の大会や記録会を頑張っていこう。


●7月1日(木)記録:上村康介

 まずは、北日本インカレでしっかり頑張ってくるように。自分のやるべきことはわかっていると思うが、やはりリーダーシップというものは、凄く大切である。上級生らしくと言うと簡単だが、本当にそれに相応しい行動や立ち振る舞いができるだろうか。例えば、マネージャーはマネージャーの仕事ができ、部を取り仕切ることができるだろうか。それぞれの学年で、それぞれのやるべきことはあると思う。それをしっかり考えよう。また、1人でやるということを忘れてはいけない。以前言ったように、誰かがいないとできないというような人間は、勝つことはできない。何でも自分一人でやる。一人でやれることは、一人でやるように。例えば、タープを立てる時も、力がある人が支柱を持っていても仕方がない。自分を過小評価せずに、自分には何ができるのか、自分の中でしっかりと考えてほしい。君たちは、小中高としっかり勉強してきているはずだ。それを活かしてほしい。学んだことは、たくさんあるはずだ。それを陸上競技に集約できなかったら、何をやってきたのかということになる。そうした中で、チームをあげて、応援や勝ちに行くということを忘れないようにしよう。

 今回のインカレでは、吉田コーチと木次谷先生がそれぞれ来てくれるが、そのことを当たり前だと思ってはいけない。それぞれに、自分の仕事ややるべきことがある。そうした中で、「ちょっと悪いね。」という川本の声に「良いですよ。」と言ってくれる。当然だが、外部の人である。吉田コーチには、監督としてやってもらってはいるが、甘えてはいけない。それこそ、失礼のないようにする。
木次谷先生にも同様だ。礼を尽くす。では、礼とは一体何か。「こんにちは。」や「おはようございます。」のような挨拶は、ここでの礼とは言わない。それを礼だと思っていては、話にならない。礼というのは、感謝の気持ちを綺麗に表すことである。その中で、「お世話になります。」や「ありがとうございました。」のような形として出てくるのである。今の陸上部を見ると、そうした点が全体的に雑である。
今のように、この場で話すのは、川本だけだ。二瓶先生も、本当は陸上部の仕事は仕事外だ。それでも、やってくれている。土日も来てくれている。そのことを、当たり前だと思っていないか。
そもそも、川本が来ていることも、当たり前だと思っていないか。病気になる前ではないが、川本は月曜から金曜まで働いている。土曜も日曜も練習に来ている。そんなこと、普通はない。それらに対する感謝の念を持ち、そこで礼を尽くす。
しかし、川本は大学の人間で、大学から給料を貰っているから良い。それ以外の方に対して、本当にきちんとしたことができているだろうか。子どもではないのだから、甘えてはいけない。人の好意にべたべた甘えるのは、子どもだ。人の好意は、受けなさい。好意でやってくれることは、「ありがとうございます。」と受けると良い。しかし、それに甘えてはいけない。自分の今までのことをよく考え、どうだったか思い出してみよう。その中で、そうした甘えがなくなることで、自立することができる。
例えば、4年生は、卒業が迫っている。卒業後は一人で食べていかなければならない。川本は、今のままでは、少しだめだと思っている。4年生以外も同様だ。数年後には、世の中に出る。働いて、税金を払わなければならない。そうした中で、自分という人間をきちんと作り上げていく。何度も言うが、人に甘えない。やってもらえることが、当たり前とは思わない。
今回は、トレーナーの坂本さんも来てくれる。坂本さんは、東邦銀行の専属だ。それでも、「良いですよ。」と言ってくれるのは、何かしらあるからだ。誰かが、何かしらやっているから、「良いですよ。」と言ってくれる。
それをやっているのは、川本と二瓶先生だ。そのため、「良いですよ。」と言ってくれる。そうしたところを理解しよう。
東邦銀行の選手たちは、すぐに県選がある。東邦銀行チームは毎日毎日ケアに入っており、もちろん土曜と日曜にもケアに入っている。そんな中でも、「少し貸してね。」という声に、「良いですよ。」と言ってくれる。「良いですよ。」と言ってくれるのは、川本たちがお金に換えられない何かしらをやっているからだ。世の中、そのようなものだ。
コンビニへ行って、おにぎりをだまって持っていこうとした時、店の人は「良いですよ。」とは言わないだろう。勝手に持っていこうとすることに、なぜと思うこと。そうしたところまで、しっかり考える力が大切yだ。
吉田コーチや木次谷先生に、「悪いけど、川本や二瓶先生はいないが、行ってきてくれるか。」と言うと、「良いですよ。」と言ってくれる。それは、お互いの人生の中の貸し借りだ。「良いですよ。」と言えることには、理由がある。それが、世の中というものだ。そうしたことを、しっかり身に付けてほしい。そこで、「良いですよ。」と言ってくれている2人のコーチに対して、君たちは何ができるか。相手に対して、「本当にありがとうございます。」という気持ちがあるのか。そのような気持ちがあれば、どのように行動するのか、どのような態度をとるのか、何をすべきなのかを考えよう。

時々、男子は吉田コーチに報告漏れなどで、叱られることがある。先程のコンビニの話と一緒で、当然叱られるだろう。黙って持っていって良いということはない。そうしたことと同じようなことをしていないか、今一度考えてみよう。
そうした力が最終的に、ここ一番で力を発揮する。君たちの力になる。勝負していく人間の力だ。
自分より速く強い相手に対して、臆することなく、力を出していく。
 日本選手権でのデーデー・ブルーノ選手を見てみよう。彼と君たちは、同じではないか。足を震わせることなく、決勝で走ることができるか。デーデー・ブルーノ選手はできている。そうした点が人間力なのだと思う。
助走が上手く合わずにファウルすることや集中力が足りなかったこと、途中で何かがあったからダメだったことのように、弱い自分を出して何になるのか。
試合の時は、見栄を張れ。強い自分を演じていけ。
それこそ、今回でいうと、北日本インカレの優勝者はC標準となる。その前に日本学連から北日本インカレの優勝は、C標準にしないと通達があった。これを覆して、北日本インカレの優勝者はC標準となるようにした。このことは、北日本の北海道、東北、北信越の3人のヘッドコーチの働きがあってこそのことだ。「日本学連のやり方はおかしくないか」と言って、勝ち取ったC標準である。
我々にとって、北日本インカレでC標準があるかどうかは、とても重要な問題だ。関係があるために、戦うのだ。誰のためか、他ならぬ君たちのためだ。
人に文句は言いたくないが、リモート会議で「おかしくないか」という話をする。川本は、入院しながらベッドの中で参加した。川本は年長者のため、川 本が発言しないと誰も言わない。川本は、命までとは言わないが、自分の病気と引き換えだ。当然だが、そうした会議で1時間以上頑張れば、熱も出る。そして、やはり39℃以上の熱が出てしまった。それでも、やらなければいけないことがあるため、やるのである。
人はやらなければいけない時は、四の五の言わずにやって、成功する。
例えば、木の実がなっているとしよう。10回ジャンプして取ることができなかったら、この行動は無駄である。なにがなんでも取るのだ。ジャンプして取れなかったら、木に登るのか、何かを持ってくるのか。色々なやり方があるだろう。そうして何がなんでも必ず達成させる。
君たちは、すぐに言い訳をしてしまう。そのために、達成することができない。絶対達成するという気概を持ち、言い訳はしない。
昨日も話したように、言い訳だらけの反省文を書いてはいけない。言い訳する人間に、ろくな人間はいない。言い訳するのは、子どもだ。大人は、必ず達成する。そのため、それぞれの目標を達成して、満足して帰ってくるように。

吉田コーチから話があると思うが、いつものように、くれぐれもコロナの感染については気を付けるように。今回も大勢での移動となる。ワクチンを接種していたオリンピック選手でPCR検査をしたら、陽性の判定が出ている例もある。君たちも、実際はわからないだろう。もしかしたら数日前、授業中に無症状の同級生の隣に座って話していたために、感染しているかもしれない。そうしたことに対して、我々は痛いほど理解している。そのため、一人一人が気を付けよう。お互い、安心はしない。自分も感染していることがあるかもしれないと思い、人にできるだけ話しかけないように、お互いに注意する。バブルの中で暮らしていたら、我々は他人ではないかもしれないが、バブルの中ではない。生協にいけば、大勢の人がいる。そこに行けば、もしかしたらということがあるかもしれない。そのため、お互い気を付けよう。
試合会場でも同様だ。神経質になれとは言わない。ただし、自分が理解しているきちんとした感染予防があるはずだ。スタンドやテント、招集所での座り方や、フィールド種目ならピットでの椅子の座り方といったところで、それぞれが気を付ける。
特に、長距離種目の走り終わった後だ。人の吐き出した息を吸ってはいけない。感染して困るのは、本人だ。それを一人一人が自覚して、安心安全ではないが、くれぐれも感染するといったことがないように。また、一般的な事故に遭うということがないように注意して、しっかり頑張ってくるように。


●7月6日(火) 記録:上村未来

 試合が終わったが、試合を進める中で競技者として向上していかなければならない。
一人で向上していくのは大変だから、チームで向上していく。しかし、結局は自分が変わらなくてはならない。
全体的に言える話だが、結局逃げてしまったら負ける。勝負事だから当たり前だ 。
逃げるというのは、自分から、結果から逃げるということだ。
少しもも裏が痛い、ここが痛いというようなことだ。
チームの話で行くと、今回の北日本インカレは、中村が出場できないので、最初から16点足りないという状況だった。
それに対し、16点足りないから16点低くて良いのかと言ったらそんなことはない。
他のどこかで代わりに頑張らなくてはならない。
では、どうするのかというと、4年生が頑張らなくてはならない。
例えば、高橋は、同じ日に走幅跳、100m、四継があるのは分かっているが、それでもエントリーをした。
4年生は試験などもあるが、試合にエントリーをした 。
頑張れなかった4年生はエントリーをしても意味がなかった。
下級生は今まで1年生からお世話になった上級生にやっとここで恩返しができるという場だ。
エースが不在でも、「1点でも多く取って来るから、下級生ついて来い。」ということができたのか。
結局言い訳をしたり、逃げたりしていないか。
点数が低かったが、各々の力は出しましたでは、いろんな人にいろんな機会を与えた方が良かった。
みんな本当に必死になって競技ができたのだろうか。
北日本インカレに出場するチームには、新潟医療福祉大のように全日本インカレではるかに上に行っているチームもある。
以前は福島大が上位にいた。追い抜かれたのをどうやって挽回するのか。
何人かは良かったのかもしれない、しかし、良くなかった人、上手くいかなかった人もいた。
なぜみんなで行けなかったのか。
本当に4年生が引っ張ることができたのか。それを下級生が見ることができたのか。
心のどこかで逃げがあったまま勝負するから勝てない。
自分にコンディショニングを任されているわけだから、全員が良い記録を出しても良い。
そこで記録が出ませんでした、調子が悪かったですと言うのは違う。
絶好調に仕上げたが、相手が強かったのなら仕方がない。
自己ベストの積み重ねだが、自己ベストを出しても相手にならなければ仕方がない。
対校戦なのだから、点数を取らなければならない。
自分が自己ベストを出しても決勝まで残って点数を取らなければ意味がない。
綺麗ごとだけであればこんなことは言わない。
東北インカレは、競技がない人が審判や補助員をやってくれていた。
しかし、今回は、試合に出る学生だけの参加なので、競技がある中でもやらなくてはいけなかった。
今まではやってくれる人がいたが、誰もいなければ自分たちでやるしかない。
自分が今から一発勝負をしなければならないという時に審判をしなければならない。
そんな時に、下級生、同級生、上級生が試合に出ないから審判・補助員を代わりにやっておくよと言ってもらったことの方がすごいことだ。
そういうところも踏まえ、本当におめおめと帰って来て良いのか、点を取らずに帰ってきて良いのか、何をしに行ったのかを考える必要がある。
力をつけてほしい。
全員が優勝して欲しい。甘さ、ごめんなさいは捨てなければならない。
遅いけど自己ベストが出ました満足ですというのは対校戦では良くない。
積み重ねてきて、いろんな人に対して勝負をする場だ。
1年生でダメだったら2年生、2年生でダメだったら3年生、3年生でダメだったら4年生というように、4年間かかっても良い。
自己ベストが出たくらいで喜ぶな。対校戦なのだから8点を取って喜びなさい。
点数が関係ない記録会を設けたり、県選に行って来ても良いと言ったりしているのだから、そこで自己ベストを出して喜びなさい。
プロ野球でいうと、チャンスの時にバッターボックスに入ったらみんな点数を取ることを期待する。
それと同じように川本達もみんなが点数を取って来ることを期待している。
負けて良いとは少しも思っていない。点を取らずに自己ベストを出しても喜ばない。
何度も言うが、対校戦なのだから、自己ベストが出なくても8点取って来なさい。
厳しいことを言うようだが、結局はそうなのだ。
いきなり看板選手になれとは言わない。
4年かけて看板選手になれば良い。今回、1500mで優勝した谷中田もそうだ。
1年生の時は話にもならなかったが、4年生になった今、しっかり8点取ってきている。
すごいことだ。
4年かけて何をするのか、もう一度一人一人が考えて欲しい。小さな成功を喜びに変えていくことは大切だ。
でも、小学生のようなことはやめよう。もっと厳しく、失敗のないようにやろう。
次に試せるのは全日本インカレ、27大学国公立戦、学生総体しかない。
一人ずつの頑張り方、物事の考え方、どうすべきなのかを考えよう。
どこに標準を置くのか、何を考えるのか、どう我々はやっていくのか。
もう少し厳しさを出し、自己ベストが出たで終わらせない。自己ベストを出し、点を取ろう。
自分を超えるためにやっているから、自己ベストを出すことはもちろん大切なことではあるが、競争してくれる相手がいるのだからしっかり結果を出そう。
試合とは一体何か、個人、チーム、そして自分が置かれた場所を考えよう。
みんなが4番バッターではないが、それでも何とか決勝に残ろうと考えてそこに向かってしっかり努力し、手に入れ、もう少し上を目指そう。
絶対にこれで良いと満足しない。
上級生ができなかったら下級生もできない。いつまでも遅い人の後ろにいてはずっと遅いままだ。自分を超えていこう。

 


● 77日(水)記録:齋藤ひなた

 

 県選手権が始まっている地域やこれから始まる地域があると思う。
行った際には、当たり前のことだが挨拶や礼儀を忘れないようにしよう。
礼の形を保つことはもちろん大切だが、加えてそこに感謝の気持ちをきちんと込めることだ。
例えば、週に一回しか練習に顔を出さない先生がいたとする。しかし、週に一回は顔を出してくれているのだ。ゼロではない。
何かしら世話になっているはずである。
先生方は君たちの邪魔をしていたのではなく、成長するための手助けをしてくれていただろう。
手土産までもっていく必要は無いが、「お世話になりました、ありがとうございました」と言葉にして感謝を述べるべきだ。
また、その先生のもとに大勢の教え子が挨拶に来ることもあるだろう。
その中でも君たちは一番になってみろ。君の挨拶が一番良かった、と言ってもらえるように。何事にも一番になることを常に考え、行動することだ。
考えない人間は勝てない。
そして、可能であれば
OBOGがいるかどうかを調べ、探し出して挨拶に行くように。
もしかしたら顔や名前を知られているかもしれないし、挨拶したことでかわいがってもらえるかもしれない。
自分から挨拶に行くのか、見て見ぬふりをするのか、挨拶一つで印象は良くも悪くもなる。
人に好かれる人生を歩んだほうが良いだろう。
そのための努力を怠らないことだ。
仮に知らなくても、事前に調べるなり知り合いの誰かに聞くなりすればいい。
何も難しいことは無い。そういったことが言われなくてもできる人間になろう。
その行為が人と人の縁を繋いでいく。
家族以外の色々な人に助けてもらえる人生の作り方の一つが、挨拶や礼儀だ。
礼を尽くす人間はかわいがられ、そうでない人間はかわいがられない。
至極当たり前のことだ。自分の人生を豊かにするために、トップエースになれ。


● 7月8日(木) 記録:佐々木渉

 

 自分の御世話になった人への恩や感謝は、忘れずにしよう。
やってくれたことをどれだけ返すことができるだろうか。
挨拶だけではそれは返せない。高校の先生方が、君たちのために様々なことをしてくれた、ということを考えながら生きていくことは非常に大切だ。
子供 は自分のことだけ考えるが、大人は周りのことを考え、何をやってもらっているのか、それのために自分は何をすべきなのかを考える。
これは、自分から考えようとしなければできない。できなければ、子供のままだ。
ずっと子供のままの人もいる。子供には我慢しろと言うのに、自分はそれが出来ない。
そんな大人が世の中にはいるが、そのような大人になってはいけない。
物事を考えられる癖をつける事と、それを具体的な行動に表す事は、非常に大切だ。
そしてそれを陸上競技に繋げて、結果を出す。
成果が出なければただの無駄だ。どのようにしたら成果が出るのか、考えながらやっていこう。


● 7月10日(土)記録:鈴木晧介

 

 今日は芝生が使えないが、小学生もいるため、タイムを取る人などが声をかけてあげよう。
小学生たちは小学生たち、自分たちは自分たちだけで練習をしているように見えるが、そうではない。
チームメイトまではいかないが、声をかけてあげよう。また、もう少しお兄さん、お姉さんとしての自覚を持ち、様々なことにおいて危ないということを教えてあげよう。
実際に危ない場面が見られたことがある。そのような場面で、君たちがお兄さん、お姉さんとして注意をすることが出来ないのはおかしいと川本は思う。
陸上競技場に来て、様々な高校で練習してきました、というのとは話が違うので、もう少し注意するところは注意をしよう。
お兄さん、お姉さんとしてバラバラにならないように、一人一人が考えながら行動すれば分かることである。
自分のことだけでなく様々なことを考えながら行動することが大切である。
やはり、安全が最も大切なので、小学生が飛び出してきて怪我をしてしまったら大変だ。
だから事前に手を打っておくことが大切である。
誰のためでもない。
危ない行動をしていたらきちんと注意をしてあげよう。
そして、考える力が重要になるため、未見の危険を考えよう。未来の未に見ると書いて未見と言う。
自分たちの未来の成功を見ている訳だ。これを見ることが出来なければ成功することは無い。
同じように、危険を察知することも未見の危険であるため、それぞれがよく考えよう 。
全てが陸上競技に繋がってくる。

小学生や中学生も陸上競技場で練習しているが、彼らの役に立っているだろうか。
以前の学生たちは子供たちを構っていたが、今は関係ありませんという感じになってしまっている。
川本は君たちの力を付けるためにトラッククラブを行っている。何のために同じ競技場で練習をしているのか考え、自分の力にしよう。
自分の力にすることが出来なければ、未来の成功には繋がらない。
考え方、走り方、跳び方、投げ方がそのままでは変わっていかない。
考え方を変えることで競技力が向上する。日本中で練習をしている人がいるが、考え方によって速い人、遅い人に分かれる。
どうしたら成功するのか、物事の考え方の癖を付けよう。
成功している人の真似をし、成功していない人の真似をしない。簡単なことである。成功している人の真似をしよう。


● 7月20日(火) 記録:藤石紗瑛子

 

なんでもそうだが、1年生、部の機材をなんでも自分でちゃんと使えるようにしよう。
例えば、噴霧器。自分一人で使えるようになろう。ちゃんと分かって、水を出して、ボタンを押して、レバーを動かして3つのことを簡単だけど、できないのは大人気ない。簡単じゃないか。
なにも難しくはないので、なんでもそうだが、自ら進んでやれるようにしよう。
何もできませんというのは、言葉は悪いがバカだ。
見たこともないものがあるだろうが、それをそのままにしないで、自分で使えるようにしよう。
なんでも、どれでも。
治療器具だって、見たこともないものもあるのだけれど、自分の意志で使えるようにしよう。
なんでも自分の意志で自ら進んで聞け。それがスタートだ。
なんでもそう。聞かない奴は可愛がってもらえないぞ。
そして上級生と話す、コーチと話す。
自分達とだけで話していたら、自分たちの言葉でしか話せなくなる。そして4年になって敬語が使えない。敬語も使えないので、面接に行ってロクな話もできない。
英語でもいい。言いたいことを自由自在に君たちは話せないだろう。例えば英語で、環境問題話してみろ、今回のオリンピックのことについてそれの是非について10分くらい話してみろと言われてもできないだろう。できないって決めつけるのは悪いけど。それは、言葉を知らないからだ。
当然だが、年長の人たちと話していなかったら、その場に行って敬語を使えない。
使えるのは、バイト先の居酒屋や、レストランなどの、そんなところでしか通用しない言葉で、それを持っていってもそりゃあ相手にされない。
やっていないことはできないから。言いたいことをしっかり敬語で話せなかったら何も話せないじゃないか。英語と何も変わらない。
そして、叱られる。だから、よく4年生、「4年にもなってさ」と言われる。
4年にもなるが、経験を四年間やっている4年生と何もしないで、監督と話もしない、ろくにビビって何もできない4年生。
話さなかったら「何やっているのだ」と文句も言われない。
川本らは普通の常識で言うから、できていないものはできていないとはっきり言ってやる。ありがたいぞ。
でもそれが嫌で、自分が下がっていたら、何にもできない4年生がそこにいる。
いろんなことに対して、自分で積極的に進んで、手に入れる。
部にある機械全部使えるか。自分一人で。治療器具どうなっているか。知っているやついっぱいいるよね。
例えば、中の治療器だって吉田とかはよく知っている。じゃあ聞こうかって。自分が怪我し時に「どうするのですか?」って知ったことか。
前から機械はある。「使い方わかりません」「ふーん」。
子供じゃないのだから主体的に。簡単なことから難しいこともあるだろう。でも自分の力を上げていく。
そういうことだろう、人間の力を上げていくって。
子どもが口を開けて、ママから何か口の中に入れてもらうのを待っているのでは、しょうがないぞ。
そういうことが、きちっきちとやれる自分を作っていく。
君たちは履歴書に「積極性があります」って書くのだろう。どこにある?具体的に書くのだ。何が積極的なのか。
例えば、履歴書にいまだに趣味で「音楽鑑賞」って四文字熟語でしか書けない人がいるだろう。そんなやつは落ちるに決まっている。
そうならないように、具体的に音楽は何がどうなの、君の人生にどんな影響を与えたのか、なのでどう聞いているのか。
当然、みんなで言うと心を沈めたり、心を高めたりするために音楽を聴きます。それでいいと思う。
具体的に陸上競技にどうリンクするのか。他のところは、例えば「積極的に」って、やったこともないじゃないか。
噴霧器一個すら、使い方よく知りませんってどこが積極的だよって。子どものような自分から自分を変えていけよ。
4年は、さすがだよね、違うよね、って言われるようなことをなんでも知っていなくちゃならない。
1年生と4年生が同じじゃ話にならない。1年生の時にちゃんとやっていれば、4年になったら当然だけど工夫があるだろう。
テントを立てるのも4年間ポールを持っていたやつ、こんなのは何の力にもならない。
先生たちは試合に行ったら、タープを二人くらいで建てられる、一人では貼れない。二人いたら完璧で、どこの大学よりも立派なものを川本らは張れる。そこでも勝たなきゃいけない。そういう力をつけて行け。
だから、最初から、スタートから、自ら進んでというのがなかったら、それは、勉強と一緒だろう。
嫌々座っていたら、教室で勉強していても頭に入らないじゃないか。
講義だったら90分、嫌々後ろの方で聞いていたって、頭に入るわけはないだろう。
いつまでもそんな自分を作らないで、前に行ってしっかり目を見開いて、一生懸命ノートをとって、覚えて、自分のためにして。一つずつが全部君たちの親御さんからもらっているお金だ。
忘れるな。
君たちの親御さんは、それこそ仕事だから、下げたくもない頭を下げていると思う。そうやって、お金を稼いでもらっている。
無駄にしていないか。
そのための一歩が、せめて陸上競技場にあるものを、いろんなものを自分がしっかり分かって、きちっと使える自分を作っていく。
簡単だろう。
それすらできなくて、何が勉強だ、何が趣味だってなるだろ。
一番時間を使っているんだ。
授業だったら川本のコーチング論は週に1回90分しかない。
それに比べて陸上競技はどれだけやっているか、君たちの生活で多くの時間を割いている。
ここで何を身につけているのか。そういう自分を作って行け。
積極的な自分へ。前へ出ていく自分へ。
部長・監督・コーチがいる。そこにどんどん出ていって、注意されながら話し方、聞き方、行動の仕方、いろんなことを学んで行って、恥ずかしくない自分を作っていく。
4年間いました、なんの力もつきませんでしたって。大学出て、陸上部で何を学んできたのか君たちは。自分をちゃんと作っていく。
一つずつの積み重ねだ。
ただし、こうやっていこうっていう考え方が最初にあれば、自分を変えていける。
変わらない限り、競技力は上がっていかない。人間力が上がっていかなければ、競技力も上がっていかない。
普通に練習しても変わらない。普通の練習って大して体は変わっていかない。
やはり、ここでよっしゃあという気持ちでやっていかないと。
変わっていこうと気持ちを自分でしっかり持つこと。変わって行けば、必ず君たちの未来は開ける。
変わらなかったら同じだ。
同じ大きさのトンネルを通っていくのか、自分でトンネルの径を大きくして明るく、開けたところを通っていくのか、自分次第だ。
言われたことをすぐにやる。
そういう自分を。もっと言えば、言われなくてもやる自分を。
高校の時とは、中学校の時とは明らかに違う自分を作っていかない限り、ドーンと上がっていくことはない。
高校の時は、飯を食べて寝ていれば、体の細胞がどんどんどんどん変わっていくから、競技力は上がっていった。
小学生は、何もしなくても速くなる。1年たてば、50mは1秒くらい速くなる。
もう君たちは、飯を食べて寝ているだけでは速くはならないだろう。
だから言っているのだ。高校までと同じだったら絶対伸びていかない。細胞は増えていかいから。
だから言っている。物事の考え方をもう少し考えて、いろいろできるように。一歩目から自ら進んでやれる自分を作っていこう。


●7月22日(木) 記録:鶴巻駿平

 

 それぞれ審判をしながら運営をしていく大変さがわかっただろう。
そのため大会の反省文では「審判の大変さがわかりました」と書かないようにしよう。
そして、記録が出るためにはどうしたらよいかもう少し考えてみよう。
何でもそうだが、1つのことを言われたらそれを応用して何でもできるようにしよう。
それは、言う方も嫌だからだ。時として川本は君たちを叱ることがあるが、教えたこと、やっておいてと言ったことができていないため叱る。
それは君たちを子どもではなく大人扱いをしているのだ。
噴霧器について、一昨日使い方を覚えておこうと言ったからには全員が使い方を分かっていないといけない。使い方がわからない人は聞けばいい。
今日使い方をわからない学生がいたため叱った。
川本は覚えておこうと言っている。翌日だからやらなくていいということではなく、言われたのだから、わかる人に聞いておけばよい。
知らないままにしてどうするのか。それを行わないから叱られる。
今日、記録会運営用のパソコンが熱を持ちすぎてしまい停止してしまった。パソコンはACアダプタの出力がそれぞれ違う。
小学校で習うことで誰でも知っていることであり、常識である。
先輩が自分のものを持って来いと言って、使ってはいけないものを使ったため熱を持って動かなくなったと言う学生がいた。
しかし、使ってはいけないことは常識で知っているだろう。
なぜならば、小学校・中学校の時に理科で勉強したことだからだ。
先輩から持って来いと言われたので責任はありませんということではない。責任はある。
なぜかというと過去に勉強しているから。そういったことをきちんと行えること。言われたらすぐに実行する、知らなかったらすぐに聞く。
自慢げにできませんと言わない。1万2万で買えるわけではない。ごめんなさいでは済まされないことだ。
普通に使って壊れたなら仕方がないが、間違って使ったら弁償してもらうことになる。当たり前のことだ。
そのためきちんと使い方を分かって使うようにしよう。
壊さないようにそれぞれがしっかり考えて使おう。
タープを建てる時も紐を支柱にぐるぐると巻き付ける人がいるがそれをやめてしっかり結ぼう。
他人の物を使うからにはきちんとわかって使おう。わかりません知りませんでは済まない。
それは人のものを使っているからである。物を大切に使おう。使い方に順番がちゃんとある。
他人のものを使うために自分でわかっておく。順番を間違うと事故が起こる。
今日のパソコンについても偶然助かった。
しかし、そのまま使っていたら壊れていた。ごめんなさいでは済まない。正しく使ってのごめんなさいは済む。間違って使ってごめんなさいはすまない。
それは君たちのせいだ。そうならないためにきちんとやろう。
大学のもの、陸上部のもの、川本のものがそれぞれあるということをきちんと理解して丁寧に使おう。
噴霧器が壊れたらもう買うことはできない。ハンマー投げのサークルを修理することもできない。
ハードルは菊田先生の事業と東邦銀行が買ってくれたもので、大学のものではない。
すべてのものが本当に新しく買うことができない。それをわかって使おう。使い方がわからなかったら川本やコーチに聞こう。
壊したら終わり、本当にそう思いながら使っていこう。他の部と同じである。バレー部やバスケ部はルールが改正されているにもかかわらず、新しいボールが買えないで古いものを使っていたこともあった。各運動部お金がないのだ。例えば、ハードルは10台で70万80万円する。どこからそのお金が出るのか。スタートブロック1台何万もする。どこからお金が出るのか。
使い方が雑だと貸さないということにもなる。ポールも木次谷先生が買ってくれている。頭を下げるべきだ。10本で100万円だ。それを君たちで出すことは難しいだろう。ヤリやバトン、ウエイトルームのシャフトも同じである。
君たちが壊したら次の世代が買うことになる。壊れたハードル、シャフトは全て後輩がお金を出して買うことになる。
大学は買ってはくれない。壊れたら記録会もできなくなってしまう。一人10万円持ってくれば出来るがそうするわけにはいかないだろう。
そういう仕組みである。ウレタン走路の張替は1億円かかるがそれほどの大金を出すことができない。しばらくしたら公認検定も通らなくなり、記録会もできなくなるだろう。競技場にあるもの全てにお金がかかる。
そのため、正しく使おう。知りませんということは通用しない。ごめんなさいでは済まされない。高価なものを使わせてもらっているということを忘れない。そのため記録会ができるのである。
今日は秋田大学が秋田から来てくれた。自分たちでは記録会を実施することができないからだ。
陸上部は色々なものを持っていていいねとよくと言われる。それは多くの方から恩恵を受けているために持っているに過ぎないのである。君たちのものではない。丁寧に正しく使おう。磁器ベッドも200万円する。壊したらどうするのか。
きちんとわかって使おう。何度でも言うが、使い方を知らなかったら聞こう。中学高校までで学んだことをきちんと使おう。
そうしたら今日の事故を防げた。危うく全てがだめになってしまうところだった。
経年劣化したものは仕方がないが、もう一度恵まれている状況をよく考えながら正しく使おう。
君たちがオリンピックに多く出場してくれたら買える。
先輩たちがオリンピックや世界選手権に出てくれたおかげで今の恵まれた環境がある。しかし、残念ながら今の君たちは世界で活躍していないから買えない。きちんと使って覚えよう。
やれと言われたら責任をもって行え。監督、コーチの言葉は重みがある。しっかりやろう。
高校までの先生との仲良しな関係とは違う。
後でやりますは絶対に駄目である。きちんとしたことをやっていこう。
それが嫌だったらやめて構わない。ここでやりたい、ノウハウを得たい、強くなりたかったらきちんとしよう。
そうすれば世の中に出た時に役に立つ。そのために変わっていこう。言われたことはすぐできるようにしよう。
報告・連絡・相談をきちんとするというあたりまえのことである。それをもう少しできるようにしよう。
責任が取れないのなら自分勝手に行ってはいけない。
全員で実行していこう。甘えてはいけない。同じことを1か月ほど言っている。もう言いたくない。
チームの規範を大切にして、言われたことをきちんと行うようにしよう。
分からないのならば返事をしない。わかったうえで行うようにしよう。
難しいことではない。
長い間同じところに居たら何も成長しないままだ。お金のことばかりではないが、もう少し言われたことがきちんとできるようにしよう。
今までの「まあいいか」は通用しない。
正しいメール・電話ができるようになる、言われたことができる、子どもみたいな言い訳をしない、ということが大切だ。
どうせなら褒められることをしよう。
叱られるのと褒められるのではどっちがいいか。もう少し自分のことだという自覚を持って行っていこう。
最近少しそういったことが目に付く。何度でも言うが自分で行ってみよう。す
ぐ実行できる人間になり、力をつけていこう。そうしてすごい人間になっていこう。
親御さんにお金を使ってよかった、大学に行かせてよかったと思ってもらえるようにしよう。それが親孝行である。

 


●7月25日(日) 記録:青木陽

 

 くれぐれも、熱中症にならないように気を付けよう。少しでも「おかしい」と感じたらすぐやめるように。
なぜなら、熱中症で倒れてしまうと、みんなの迷惑になってしまうからだ。
他の人の迷惑にならないようにすることは、生き方の中でとても大切なことだ。体調不良の中無理して練習しないように。
これからテスト期間に入るため、勉強時間が増えるだろうが、そうすると睡眠不足になりやすくなる。そのような状態で練習に取り組むと、熱中症になりやすくなってしまう。
寝る時間を削って勉強したい気持ちも分かるが、睡眠時間が最も大切なので、寝る時間を決めて勉強するようにしよう。
学生たちの頭の中には、授業の記憶は全てある。あとはそれをテストで発揮すれば良いだけだ。
例え持っている知識が少なくても、一生懸命に考え、できるだけ多く記述できるようになろう。
ただ、コンディション悪化の原因となってしまうので、睡眠時間は削らないように。

何よりも睡眠時間が大切なので、起きる時間、寝る時間を毎日同じにして欲しい。成功したいアスリートであるなら、とても大切なことだ。
そのため、実業団の選手などは朝練を行い、起床時間を統一している。
基本的な生活ができない人は、身体の交感神経と副交感神経の自律神経系が乱れ、競技成績が低迷していく。
まずは自律神経系がしっかりしているかどうかが重要なので、試験期間中もバラバラにならないように。食事もしっかり摂るように。

これからは秋の大会に向かっての練習となるため、熱い中でも頑張っていくためにはどうしたら良いかを考えるようにしよう。
また、勉強にも練習にも言えることだが、どの程度やれば自分が欲しい物が得られるのか、「この量で本当に目標に届くのか」を考え、このくらいなら大丈夫という量をやるようにしよう。

最後になるが、勉強で体調を壊さないように。日々少しずつ勉強し、レポートもしっかりとしたものを完成させる。
大学での学びがレポートや試験で発揮できるように。せっかくなら、教授が関心し、惚れ惚れしてしまうようなものを提出しよう。
他の誰のためでもない、自分の将来ために、勉強も陸上も普段の生活も頑張っていこう。


●7月28日(水)  記録:奥山小冬

昨日、台風が来た。マットは濡れてもいいので、テントを低くするように川本は指示を出した。
しかし、濡れたマットは乾かそう。天気予報では、今日から晴れが続くといっていた。連日雨が降りそうだからテントの中にマットを入れたり、台風だからテントを降ろしたりしていたのだが、今日みたいな日にテントの中にマットを入れる必要があるだろうか。学生の日陰を作ることよりも大切なことなのだろうか。君たちに足りない部分はそういったところである。もう少し頭を使っていこう。

川本と同じ考えになろう。これだけのことを言われてもできない学生は、よほど才能がない。このままでは絶対に勝てない。良い人にはなることができるが、役には立たないだろう。もう少し考える力を身に付けよう。おかしいと思ったら、1人で勝手な行動はせず、何人かで相談しよう。何人かで相談しても分からないときは、川本に相談しよう。電話の1本でもいい。どうしますかと聞かれたら、必ず指示を出す。せっかく労力を使ったのにも関わらず、馬鹿じゃないのかと言われるのか、それともナイス、ご苦労様と言われるのかは大きな差だろう。陸上競技は小さな差で勝負する世界だ。このままでは大きな差があるため、相手にもならない。悔しかったらきちんとしよう。同じことを何度も言われないように。川本からバツをもらうのではなく、マルをもらおう。マルが分からなかったら、川本に聞こう。

陸上競技は外で行う種目なので、天気予報は毎日見ていこう。今日のマットを見て、とても残念な気持ちになった。注意したいわけではないが、また練習の最初に注意をしなければならなかった。褒めることの方が明らかに簡単だが、それでもダメなものはダメだから川本は口うるさく言う。褒めて伸びるタイプですというのならば、褒められる行いをしよう。正しい答えを導き出すために頭の使い方をもう少し工夫しよう。人の真似をするのならば、勉強のできる人、勝っている人を真似していこう。早く、川本のように勝っていくことのできる考え方を身に付けよう。身に付けさえすれば勝っていくことができる。考え方の癖を変えていこう。


●7月31日(土) 記録:阿部景太

 芝生が雨で濡れ、湿度が上がってきたので、確実に熱中症が出やすい状況になっている。くれぐれも熱中症にならないように各々が気を付けよう。
いつもと違うなと少しでも感じたらすぐに休むように。
君たちのために言っている部分もあるが、周りも迷惑になってしまうからだ。無理をして「大丈夫です」などと言わないように。周りからして見れば全く大丈夫ではない。周りの人に迷惑をかけないということは大切である。

練習に対して頑張る時なのかを考えよう。
時間できっちりやらなければならない練習もあるが、生理学的なことを考えたうえで、それを無視して取り組んでも構わないものもある。レストが20分と書いてあっても、21分だろうが19分だろうが構わない。
ただし、レストが20分と決められており、それが生理学的に必要だった場合はきちんと20分を取らなければならない。このことを分からないといけないし、練習の中でも頑張るべきところで頑張ることができない。どうしても頑張らなければいけないところで、体調が悪くなってしまったときは仕方がないので諦める。
何でもそうであるが、様々なことを考えてすぐに諦め、持っていても仕方がないものはすぐに手放す。くれぐれもそのことを頭に入れ熱中症には気を付けるようにしよう。

もう一つ気を付けてほしいのは、新型コロナウイルスについてのことだ。福島県の感染状況は、東北のトップを走っており宮城県に勝ってしまっている。こういった状況なので、くれぐれも気を付けるようにしていこう。
皆は川本と同様、ワクチンを打っていない。
テレビのコメンテーターが言っていたが、マスクはワクチンの代わりとなるので、マスクをするようにしよう。
日常生活でもグラウンドに来たら、きちんと手洗いをして、消毒をするなど出来ることを欠かさず行うようにしよう。
万が一ということも考えられるので、気を付けるように。
体調が悪かったら、風邪かなと自分で判断せずすぐに病院に行く。電話をかけて相談をするということを忘れないようにしていこう。
新型コロナウイルスがすぐそこに迫ってきているということを頭に入れよう。実際に、次の記録会の開催についても確定はできていないし、トラッククラブの活動や様々なことについて確定ができていない部分が大学にある。
その中で我々がやらなければいけないことは、今まで通りルールを守り、そのルール通りにきちんとやっていくということである。


●8月1日(日) 記録:香川夢花

 

今日も暑いのでくれぐれも熱中症に気をつけること。体調が悪くなったら無理をせずに休む。
昨日も女子が途中で辛くなっていたが、辛くなる前にやめよう。止まって一息ついてから自力で歩けるくらいの時にやめよう。
人の手を借りなければいけないくらいまで頑張ることはない。互いに迷惑であるため、少しでもおかしいと思ったらすぐにやめよう。
当然だが、万が一のことがあるため救急車をすぐに呼ぶことになると思う。そうなるずっと手前で終わろう。
当然コロナもなんでもそうだが、今の世の中は何かやったらここで練習終わります、活動中止ですというように責任を取る。
皆が困る。
誰だって倒れたくない。自分の体なので分かるだろう。
元々君たちの体は丈夫に出来ているので、自分の体に対して過信があると思う。
大丈夫ではないので、気分が悪い、きつい、熱っぽいと思ったら噴霧器の前に行ったりエアコンがついている部屋に行ったりするようにしよう。
ストンといってしまわないように。
あるところを過ぎると人はストンと落ちる。じわじわと落ちてくれない。
そうならないようにくれぐれも周りで気を遣ってあげるのも大切だが、少しの兆候は自分しか分からない。無理して自分の体を悪くしてまで練習する必要はないが、練習は頑張ろう。

元気であれば、自分を越えていくという練習をやっていく。
今どうなのかを考え、何をやるべきなのかということを全体の中で考えていく。全体的には自分の体を変えていくことをもう一回やっていく。
大きく変えなくて良いので、少しだけ変えていく。
記録を出さなければいけない人は仕方がないのでやっていこう。それ以外の人は秋に向かってトレーニングをする。
記録会を準備しているが、それは記録を破っていない人のためである。
自分の体は大切にしてほしいが、練習をしなければ強くなれない。
これは言っておく。しっかり心をこめて練習しなければ強くなれない。どうやったら力が出せるかしっかり考えよう。
オリンピックでは力を出さなければいけないが、出せないで終わっている選手が大勢いる。
それは別の機会にして、今は力をつけなければ出せるものも出せない。
力をつけるには練習しかない。ただし、くれぐれも体調や自分の体に気をつける。
このような天気の中でやっていいかどうかも考えた。
さっさと終わって帰ろう。競技場に残らないということも大学との約束である。
家でできる補強はないのか、ここでやらなければいけない補強なのかもう一度考えよう。
特に今日は試験期間中でもあるので、終わったらどんどん帰ろう。片付けは最後に残った人がやれば良いので、下級生も帰っていこう。


●8月7日(土) 記録:上村康介

 オリンピックでの男子4継は、残念だった。
選手たちは、一生懸命練習していたと思う。合宿を行い、バトンパスを完璧にしてやっているのだろうが、ミスがでる。
選手たちは、失敗したくて失敗しているのではない。しかし、ミスはする。
なぜ、一生懸命やっているにも関わらず、ミスをしてしまうのか。
色々な理由があると思うが、その中の1つに、脳が1つのことを考えているからということがある。
例えば、バトンを貰う時に、相手がマークに来たら出るという1つのことを考える。このようなことは、誰にだってできる。なにも難しいことではない。
信号を待つ時、赤が青に変わったら出るということと同じだ。
川本も、車で信号を待つ際、赤信号が青信号に変わったら出ている。簡単なことだ。
それほど多くのの選択肢はない。信号には、3つの選択肢しかない。
リレーではどうだろうか。リレーは、マークに来たら走り出すという1つだけだ。たった1つだけなので、人間として、難しいということはない。
それでも、難しいと思わせるのは何だろうか。
山縣君に難しくさせたのは何だろうか。それは、自分である。自分が難しくしているのだ。
例えば、センター試験や小論文の時、緊張しなかっただろうか。緊張した人も多いと思う。
では、普段の授業の時、緊張しただろうか。普段の数学の授業で、緊張したと思う人はいない。
なぜだろうか。
このことは、ある意味、力を出せていないということだ。力を出すことができれば、あと5点取ることができたかもしれない。
しかし、結局緊張するということは、「良い点をとりたい」など、色々なことを考えているということだ。
自分の家で勉強をする時、「良い点とるぞ」という意気込みで勉強はしない。
家で勉強する時は、問題集だけに集中するだろう。そのため、先ほどの赤信号から青信号に変わったら出るということが、簡単にできる。
青信号に変わるはずなのに、紫やオレンジ、ピンクなどに変わってしまったら、難しくなってしまう。
その練習に、ゲームセンターのもぐらたたきがある。もぐらたたきは、多くの選択肢の中で行われる。
そのため、脳をたくさん使う。
つまり、何が言いたいのかと言うと、脳は1つのことに集約することで、凄い力を発揮するということだ。
今まで言ったように、要素が2つあれば、発揮できる力は半分、3つあれば1/3になっていく。
これが大雑把な脳の仕組みだ。どんどん発揮できる力は小さくなっていく。
これは、ケーキを分けるようなものだ。1人で食べるのか、2人で食べるのか。人数が増えれば、食べる量はどんどん小さくなっていく。
そのため、物事を失敗するということは、そのことだけを考えられていない。
それで、山縣君や多田君の中で、色々なものがあったのだと思う。
君たちがセンター試験で感じた緊張感と同じようなものがあり、普段通りではなかったと思う。
そのため、やることは何かというと、脳を空っぽにして、考えないということだ。
空っぽにすることで、1つのことに集中できる。
いろいろなことを考えていくと、考えることがどんどん膨らんでしまい、脳がいっぱいになってしまう。
そのために、我々は練習前に3回手を叩く。この手を3回叩くという儀式は、脳を空っぽにするための儀式だ。
君たちはレポートなど考えなければいけないことがあるだろうが、手を3回叩くことで脳を空っぽにして、「よし行くぞ」という気持ちを作る。
オリンピック選手たちも、同じようなことをやっている。
しかし、そのようなことをやっていても、脳の中で膨らむこともある。
それを自分の中で、どのように捨てていくのか。そうして捨てていき、脳を空っぽにして、1つのことに集中する。
そうしたことをトレーニングの中で行っていこう。

何かをやる時、色々なことを考えないということはとても大切なことだ。
そうやって君たちは、学習面において、自分たちの力を伸ばしてきたはずだ。
授業中に外を向いていた訳ではないだろう。
いつでも先生の方を向いて話を聞こうとするという、1つのことだけをやってきた。
いつの間にか大学生になった時に、授業中にスマートフォンを開いていては、勉強できる訳がない。
そのため、練習の中でも、集中するための一歩手前の脳を空っぽにするということをする。
1つのことに集中するために、自分の中でこうしたら上手にできるというルーティーンを作ることができると、力を発揮することができる。
大切なのは、オリンピック男子4継の失敗をどう活かしていくのか。
オリンピックの舞台で、なぜそうなってしまったのかを考えよう。
川本は一つの方向から、そう思う。
君たちは君たちで、なぜそうなったのか考えよう。なぜなのかと考え、何かしらの良い解決方法を考える。
逆に言えば、そこで力を出せるか。色々な種目で、練習の全てを出し切った選手は大勢いる。そうした選手の映像を見て、何が違うのかを考えよう。
たくさんの映像がある折角の機会だ。そうした映像を利用しよう。
当然、勝った人も負けた人も全員、凄い練習をしている。
彼らの努力だけは忘れてはいけない。
ただし、力の出し方が最後の最後に勝負になっていくので、我々も力の出し方って何かを自分で考え、練習の中で身に付けよう。
練習だけではなく、試合を重ねることで、そうした力を出しやすくなる。
先ほどの模擬試験ではないが、場数を踏むことが大切だ。
しかし、ただ場数を踏むだけではいけない。理由を考えながら、どんな場数を踏めば良いのかということを、試合を重ねることを通して考えてみよう。
チャンスというのは、中々巡ってこない。大学4年間で力がなく、頑張って4年生になって初めてインカレに出る。
そこで力を出さなければいけない。ワンチャンスだ。
そこで力を出す準備を日頃からやっていくということを忘れない。練習1回1回を大切にやっていこう。

 最後に、今日も暑いので、くれぐれも水分補給やミストに当たるなどして、体を冷やしつつ、体調が悪かったら、自分の体調にあった時間でトレーニングをする。
練習ができなそうになければ、やめれば良い。やめる勇気というのは、大切だ。無理して頑張らない。
自分の体は見ることはできないが、考えながら練習をして、体調の良い状態を作っていこう。