●2019年


●7月4日(木)   記録:鈴木光仁

 

学生の中の大部分が各県選に行くと思う。
普段は大勢で大会に行き、声をかけあい、サポートしたりできるが、今回は自分一人で試合に行く者がほとんどだと思う。
力を出すためには考えて試合に臨もう。
そのために準備をしよう。天気や気温を確認したりして快適な状態で試合までもっていくこと。
準備をしなかった者が勝負に負けるのは当たり前のことである。
次に、ふるさとに帰るわけだから陸上を楽しむ気持ちを忘れないようにしよう。
自分の力を全て出し切るためには大事なことである。
チームで培った力を使って結果を残そう。

 


●7月11日(木) 記録:高橋瑞希

 

もうすぐ試験があるので、学生はしっかり勉強しよう。試験期間中でも試合はあるが、それはそれ。前もってしっかり準備すること。4月からの授業を振り返り、自分にとって大事なことなどをフォーカス的に考えて、理解を深めておこう。今の時代はネットがあるので、すぐに知識が得られる。しかし、大学では専門的に正しい知識を教えてもらえるので、自分で考え、取捨選択して組み立てていこう。1年生は2〜4年生に話を聞いて、先生方が本当に伝えたかったのは何なのかをしっかり汲み取るように。そして、それらの知識を陸上にも活かしていこう。試合で自分は一体何を得るのか。近い大会では、北日本インカレが北海道で行われるので、北海道で普段は経験できないようなことを色々体験してみよう。

 勉強でも練習でも、先生から出された課題は後回しにしないで、すぐ取り組むように。普段からそのような癖付けをしておこう。


●7月13日(土)   記録:福本健斗

 

今日は、暑くなるということが予想されるので熱中症には注意すること。
特に水分補給は自分の判断で行うようにしよう。
夏になり、これからどんどん暑くなってくると思うが、アップの仕方を考えるようにしよう。
そのうえで大事なことは練習と試合のアップを同じにすることだ。
試合では、アップを終えるとレース直前の流しが1本あるのみでレースの1本目で記録を出さなければならない。
なので、練習でも1本目からベストの状態でプレーできるようなアップを心がけていこう。
もちろん、試合では招集時間などがあるが、そこは頭を使ってアップが終わるのが速すぎないように調整するようにしよう。


●7月14日(日)   記録:中村美宇

 

今日は気温が低いので、しっかり考えてアップすること。
アップは筋温を上げるためにやっている。筋温を上げるためには、jogをする。
だが、ただ走るのではなく速く走るなど工夫していく。体温計でいうと、38.2℃くらいまで上げること。
体育科の学生はオストランドの生理学の本を読むこと。
自分の感じではなく、人間の機能を理解した上でアップをする。
人間の体は38.2℃まで体温が上がると深部温は39℃を超えていく。
39℃を超えると5%神経伝達や筋の収縮が良くなる。
簡単に言うと、5%の差というのは100mで10.00と10.50の差であり、馬鹿にできない。
アップでそれだけの差が出るのだから普段のアップから自分は今、どのくらいの状態なのか確認しながらやること。
気候や気温が違くてもアップの到達点は毎回同じにする。
自分の体の中で気温によって差がある場所は自分がそこを理解し、到達点まで持っていく。
本練習時では、雨や気温が低い時のレスト間をどのように休めば次のセットを全力で取り組めるのか、工夫して休むことが大切だ。
良い状態は何なのか、自分で常に考えること。また、試合会場でウォーミングアップ場が狭い場所や無い場所もある。
そこでベストパフォーマンスを出すためにはどのようなアップをしなければいけないのか、雨の日の練習などで最優先するべきことを考えてアップすること。ただなんとなくではなく、いつもの練習が大会のための練習だと思って取り組むこと。


●7月23日(火)  記録:吉村衣未

 

試験期間中に大会があって大変ではあるが学生の本分は勉強である。
どこの大学もこの時期に試験があり、いろいろな話し合いの結果、今回のような日程になっている。
試験勉強は早い期間から準備して良い評価を取れるように。
決まった日程のことは受け止め競技で良い結果が出せるようにコンディションを整えていくように。
そのために、十分な睡眠をとること。同じ時間に起きたり寝たりしてみる。
これだけで大きくパフォーマンスに影響する。バカにしない。
十分な睡眠を取らないとせっかくやってきたことが無駄になってしまう。
小学生の時から基本的生活習慣を指導されるがこれは意味があるからだ。
健康で活力のある生活を送ることができる。
昔から教わってきていることができないのはおかしい。
結果を出したかったら実践してみる。言うのは簡単だが実行に移せていない人が多い。
自分の中できちんと生活しようと思って実践できる人が健康に過ごせる。
また、自己ベストは自分の知らない世界へ行くことである。
睡眠時間が無いことが1番良くない。体を休めたことや練習してきたことが無駄になってしまう。
いつでも良い状態をつくっていく。
起きる時間や寝る時間を毎日同じにすることで積んできたものが無駄にならない。
健康のその上にいってほしい。
東北学生総体は課題を見つける大会ではなく、大学に入ってからやってきたこと、冬からやってきたことを全て出し切る大会にするように。


●7月24日(水) 記録:谷中田健太

まず、梅雨が明けたのでこれから暑くなる。体はまだ慣れていないので熱中症に気をつけて頑張ろう。この前の北日本インカレを見て、みんな力一杯走っていた。力一杯やることは悪くないが、力みすぎてもタイムは出ない。本番でやる前に練習で試してみれば力んでもタイムが出ないことは分かるはずだ。全力を出し切ることは大切だが、どの程度リラックスしながら走れば良いのか、練習の中で試してみる。リラックスする程度や自分がこれまでタイムを出したときの状態など、色々なことを考えて工夫しながら練習をしていこう。そして練習でやったものを試合で出すようにする。試合だからと言ってそこでだけ前半から攻めた走りをするようなことはしないようにする。400mを専門にする選手は練習の350mで前半から本気で走ってみれば、必ず動きが止まってしまうことが分かり、本番だけで攻めても意味がないことが分かる。本番に繋がることを練習で試していこう。みんなが一生懸命やっていることは川本も認めている。だからこそ成果を出して欲しい。努力は量ではなく質。みんなは学校のことなどもあるのでそうはいかないが、川本やコーチ達は20年以上1日中陸上のことを考えている。だから何を工夫したら良いかわからなかったらコーチに聞いてみる。本当の意味で陸上を楽しむとはどういうことなのか。色々な工夫をして成果を出すことだ。だから、8月にある東北総体で成果を出して夏休みに入っていこう。

 


●7月27日(土)   記録:及川貴史

 

小中学生は夏休みに入った頃だろう。君たちが夏休み前に先生に言われたことを思い出してほしい。
たくさんのことを言われていたと思うが、先生方はなぜそんなことを言うのか、なぜそんなことを言うために式典を行うのか考えてみてほしい。
それらはすべて、子供たちを育てるという考えに基づいている。
学年が上がると、今度は自分で考えなさいと言われることが増えるが、それも同じ考えによるものだ。
学生の君たちはいろいろな権利を持っているが、しっかりと責任を果たせているだろうか。
恥ずかしくない行動をできているだろうか。
具体的に考えて行動してほしい。
試験のない学生は陸上競技だけに集中できるからいいが、試験のある学生は勉強も忘れない。
だが生活リズムを崩しては意味がないので早寝早起きも怠らない。
時間を有効に使って頑張っていこう。


● 7月29日(日)  記録:長内孝悦

 

まずは、熱中症に気をつけること。気候はどう変わるか分からない。
しっかり自分で考えて気をつけること。
雨が降った後に気温が上がり、水が蒸発し、湿度が高くなって危険な状況になることはみんなの今までの理科の力で分かるはずだ。

知っていることを実践に活かすにはどうしたら良いかということを絶えず考える癖をつける。
今までみんなは知識を入れるのが良しとされる教育を受けてきた。
それもすごく大切なことだが、これからはいかに知っていることを使って考えられるかが求められる。

いつでも考える癖をつけよう。


●8月10日(土) 記録:小山和人

 

グラウンドに広がる芝生を見渡してほしい。すごいと思わないか。肥料をまいただけで、あっという間に変わった。芝は栄養があればよく育つ。
君たちの体も同じように食べ物で栄養をとり、それで変わっていく。
だから、もう少し考えて食べるものを選ぼう。
今までは、実家で親が考えてくれていただろう。今は自分で考えなければならない。楽をしてしまうことが多いだろう。親が愛情をもって、ご飯を作ってくれたのと同じように、自分自身に対しても愛情をもって食べるものを選んでいこう。

話は変わるが、明日は福島大学のオープンキャンパスがある。この競技場は大学に入ってすぐのところにあり、多くの人が見るだろう。他の大学とも比べられるだろう。自分たちの使っている競技場だから、自慢できるような綺麗な競技場を高校生に見せられるようにしよう。


●8月27日(火) 記録:島倉直広

 今日でこの陸上部の長い休みは終わったが、学校全体の夏休みはまだ続いていく。
小学生のころ自由研究をしたと思うが、この期間を機に陸上競技の技術を学び、磨いていってほしい。
スポーツ科の人はそのことについて多くのことを学んでいるのだから、それを駆使し、結果を求めていく。

大学の芝生についてだが、以前は芝生ではなく雑草だらけであった。
震災の時にここの線量が少し高くなったので、表土を取って除染をした。その後、放射能の被害を受けたとして、ここに国の税金で芝を敷き詰めてきれいにしてもらった。震災の影響で東日本は大きな被害を受け、いまだに自分の家に帰れない人もいる。
そのような人たちの思いもここには含まれていると思う。
そのため私たちは、多くの人の気持ちが含まれたこの競技場をきれいにする義務がある。
せめて震災のことを忘れずに、重く受け止めて、一人ひとりが考えて行動していけるようにしよう。


●8月29日(木)  記録:高橋瑞希

 

みんなはどうしようもないことを考えてないか。
自分が出来ることだけを考えればいいのに、出来ないことを考えていないか。
まずは自分の中でやれることを考えよう。
特に今ケガをしている人は、ケガしたことを考えていても意味がない。ケガをしたとき、どうすれば自分にとってプラスになるのかを考えよう。
例えばケアをしたり、ケガをしていない健康なところを鍛えたりしよう。
ただし、ケガをする前と同じ強度でトレーニングするように。
そして、ケガが回復したときに役に立つものにしよう 。
時が解決するものもあるが、自分で解決できることを考えてみる。
人は2割アップしたら喜ばれる。メニューのほかに+αを自分で付け足して、一つ上を目指そう。
しかし、2割の努力をしても2割アップしていなければ意味がない。
知識と経験があるコーチに頼って、自分のものにしよう。
ただし、自分がやると決めたことは最後までやりきること。
コーチやトレーナーに教わったことは、自分のため、コーチなどから沢山のことを引き出すために、責任をもってちゃんとやりきるように。


●8月31日(土)  記録:杉山巴羅

 

朝から草取りご苦労様。こうやって草取りをやることは大切だ。
自分たちが使うところを奇麗にするということを忘れない。
根っこを取ることは手でしか出来ない。放っていたら、当然また出てきてしまう。
出てきたらまた取ればいいという話ではないことはこの前も話したと思う。
奇麗にすることの重要性。
心の問題だ。我々が出来ることは何なのかを考える。
今回、先生の故郷の佐賀で自然災害が起き、大変な状況だ。その時に何ができるのか。
今すぐには何も出来ない。ボランティアをしようと思い、行動に移せる人と移せない人がいる。
移すことが大切。何かしら起こさなければ、形にならない。すぐに行動を起こすことが大切。
思うだけは何にもならないから、すぐにやってみよう。
グラウンドを奇麗にしたいと思ったら、黙って草を抜けばいい。
思う人と行動を起こす人は、天と地ほどの差がある。
実際の行動に移すことが、自分を変えていく唯一の方法。
自分を変えていくためには、具体的な行動が必要。
強い思いもなくてはならないが、先生は行動のほうが先だと思う。
簡単なことだ、1歩前に出ればいい。何も難しいことはない。
周りの目は気にせず、自分のことは自分で決めていけばいい。


9月4日(水)   記録:福本健斗

 

普段からそれぞれ、自分の役割を意識して行動するようにしよう。
例えば、テントやタープをたてる時は、上級生が指示を出しテキパキと動いていく。
そして、ただ立っているだけの人がいないようにしよう。
全員でやるべきことなのかそうでないのかを見極めよう。
全員が必要でない時は、余った人が練習道具の準備をするなど臨機応変に対応しよう。
また、グランドの草むしりは夏になると大変ではあるが、本当に練習前にやるべきことなのか。
草むしりは練習後でも出来るが、練習前のストレッチや準備は練習前しかできないことだ。
練習をメインに考えて行動しよう。
他の場面でも、その時々で優先すべき事は何なのかを考えて行動しよう。

 


●9月8日(日) 記録:谷中田健太

今日長内が自転車に乗っていて、車に当て逃げされる交通事故にあった。交通事故には気をつけよう。歩行者は右を歩き、車両は左側を走行する。特に自転車は左側を走行しない人も多い。法律を遵守するようにしよう。川本の近所の高校生は自転車で右側を走っていたりするが、自転車も車両の1つなので左側を走らなければならない。他にもイヤホンをしながら自転車に乗ったり、スマートフォンを触りながら自転車に乗ったりもしない。交通ルールに限らず、ルールは必ず守る。自分くらいは良いかな、これくらいは良いかな、というのは一切ない。そのためにまずルールを知ることが大切。ルールを知ることの大切さは君たちがアスリートである以上ドーピングについても同様。みんな3日以内に各自確認しておこう。それぞれがアスリートとして、見て、納得する。分からなかったら分かる人に聞く。先程も言ったが、自分は良いだろう、というのは一切ない。そういうところでいい加減な人は信用を無くし、何をしても上手くいかない。そういったところまできちんとやって信用のある人になっていこう。


●9月17日(火) 記録:吉村衣未

 

日本インカレが終わって帰ってきたが今日は皆に伝えたいことがある。
800mで2人が入賞した。凄いことだが少し昔、ちょっと前までは普通のことだった。個人種目では多くの選手が決勝に残り、4継では10連覇、マイルでは8連覇を成し遂げてきた。
しかしだんだんこれが当たり前ではなくなってきた。原因はチームにある。
当時4継とマイルは5人のメンバーで走っていた。3人が両方に出場している。
また、個人種目でも入賞していた。リレーのために個人種目を棄権させることはしない。
リレーは何かを犠牲にして走るものではない。走れる人がいるのにリレーを棄権することもしない。
勝ち負けではなく参加することに意味がある。
何が言いたいかというと、リレーは短距離種目の人だけが走るものではない。他種目の人が走ることもある。
福島大学でも400mの選手が駅伝に出場したこともある。
しかし選手は嫌とは言わない。チームのためだから走れる。もちろん誰を走らせるかはその選手の努力であったり、走力やチームに対しての思いであったりといろいろなところを見て決めている。
しかし、今回マイルを棄権した。
800mとマイルの日程が被っていることは知っていた。
800mの選手がマイルに出場し、その結果800mの結果が7位8位になっても構わない。
かつての先輩はそのような状況でもやってのけてきた。
今回、2人が決勝に残ったから棄権した訳ではない。
チーム全体でやっていこうという気持ちが無かったからだ。
口では頑張ると、言ってきたが本当にチームとして戦う姿勢があったか。
このチームになって時間が経ってきたが、人のおかげで成り立っているということを理解しているか、昨年までの反省はどこへいったのか。そういう力がないからマイルは辞めた。
出場した人が悪い訳ではない。全員に問題がある。マイルを棄権した理由はこういうことだ。
誤解しないように。
今のチームは「自分さえ良ければ良い」そんな考えがあるからこういう結果になってしまった。
これで一丸となっていると思わないように。
30数年の監督歴で1番残念だ。
「自分が」という気持ちは大切だ。けれどやはりチームを大事にしていこう。
個人でやるなら別のところでやれば良い。
陸上部員としてやるならしっかりやる。
何のためにコーチの方々が来てくださっているか。みんなを育てるためだ。
変わらなかったら無駄。もう少し、仲間とは、人と人の付き合い、人のためにやること、お互いの気持ちを考えてみる。
今回の日本インカレでは教え子が朝早くから夜遅くまで送り迎えや荷物運びをしてくれた。
ただ福島大学の卒業生と言うだけでやってくれた。
これはきっと陸上部時代にお互い思い合ってきた経験をしてきたからだ。
ただ部活動するだけにしない。
個人戦でもFor the teamが大切。対校戦でどんな動きができるか、人数は大勢いたのに日本インカレではできなかった。
何度も言うが、800mの選手を勝たせるために棄権したわけではない。
チームの誇りを捨てた訳ではない。
このようなことが2度とないように。あったらもう解散した方が良い。
このようなことをみんなで受け止める。
なぜ棄権したのか、なぜこんなチームになってしまったのか、もう一度1人ずつが考えてほしい。

 


●9月19日(木) 記録:芦野純哉

 

皆には挨拶について考えてほしい事がある。
練習が始まる前に、皆は川本やコーチ達と挨拶をするが、学年順に並んで挨拶をすることはおかしくないだろうか。
挨拶に長幼の序は関係ない。各学年や各ブロックなどによって異なった役割や仕事がある。
仕事が終わった者から並んで挨拶をすれば良い。
目上の人に向けて、目下の人から挨拶をすることは当たり前のことだ。
立場のフラットと上下の考え方を区別しよう。主体性を大切にして、自ら積極的に挨拶をしよう。


●9月25日(水) 記録:及川貴史

 

今回の国公立対校戦では女子は思っていたより高い点を取れた、男子も点数は取れていた。だが、男女ともに何か一つ足りない。
女子で言えば、なぜ今回の結果を全カレで出せなかったのか。
男子で言えば、もっと記録を残せたはずだった。そこには、気後れがあったのだと思う。
自分の実力は変わっていないのに自分を過小評価してしまっている。
形や周りに左右され、相手にビビってしまっている自分がいる。
それは、君たちに覚悟がないからだと思う。
相手を見下さなければ強くあれないのは残念だ。
どんな状況でも堂々とし、勝つべき人は勝ち、それが厳しい人でも強い相手に向かっていく。
あんなに練習を頑張っているのに力を発揮できないのはもったいない。
では、覚悟をもつにはどうすればよいか。
それは「やろう」と思えばいいだけである。だが、そのスイッチは人それぞれだとは思うから、今までの人生の成功体験を見つめなおし、あるべき姿を一人一人考えてほしい。

また、選手が力を発揮するためにチームとしてできることは何だったのか、チーム一丸とはどういったことか考えてほしい。
チームとは水を張った桶のようなものだ。上から1年生、2年生、3年生、4年生で区分され、それぞれ担う体積は違っていく。
チームに穴が開くと水がこぼれていく。
1年生なら上のほうだからそこまで水はこぼれないが、上級生なら水が無くなるまでこぼれてしまうだろう。
上級生がチームの輪を乱すというのはそういうことだ。
今の福島大学はピラミッド型でチームの統制をしている。1年生に洗濯や掃除などの雑用が多いのは、上の学年がもっと大事な仕事をするためである。
だが、上の学年が仕事をしないのであれば、全学年平等でもかまわない。
チームが集団として機能しなくなれば、みんなが好き勝手に動いて生産性が無くなる。
個人を優先させたいのであれば部をやめてもらってかまわないと思っている 。
強い選手だからといって自分中心で動いていいわけではない。
互助の精神を持って生活していこう。チームとして機能するために、自分の思考・行動がチームのためのベクトルに向かっているかそれぞれが考えよう。

君たちの先輩が勝てていたのには理由がある。今君たちが勝てないことにも理由がある。
それはどこかに甘えがあり、考えが足らないからである。
昔は今と能力にほとんど違いはない。
でも男子は4年でちゃんと全カレに出ていくし、女子は1年から活躍している。
君たちに欠けているのは意欲。
自分の目指す舞台をもっと具体的にイメージして日々の練習に取り組んでほしい。


●9月28日(土) 記録:長内孝悦

 

草は生えてくる。言われないとやらないということをやめよう。
愛する気持ち、ここで育っていくという気持ちがあればやると思う。
昔は土のトラックだったので、練習前と練習後にレーキで整備をしていた。
今は全天候型のトラックなのでしなく、てよくなったのだから草むしりくらいはしよう。
先生やコーチが草をむしっている姿を見たのならやるべきである。

それはやはり気持ちだと思う。言われてからやってもそれは気持ちではない。
それでは心は育たない。
以前、草刈機で草刈りをしたが、それで刈りきれなかった草を抜くのが君達なのではないか。
心の雑草と言うが、君達の心には「まぁいいか」という雑草が生えっぱなしではないか。

27大学対校戦が終わってから、心構えだったり、チームとしてなどの話をしたと思うが、その時に「草をむしろう」ということも言わなければダメだったのか。

この陸上競技場は大学の中でもかなり大きい敷地である。そこを優先して使わせていただいているのだから、手入れするのは当たり前ではないか。
感謝する心、グラウンドを愛する心、自分たちの練習環境を整える心などあるはずだと思うが、みんなの心はどこにあるんだ。きれいに出来ないのであれば他の部に貸したりなど、それなりの措置をする。

みんなで気をつけて声をかけてやればいいだけの話だ。このような感じで勝ちましょうとか言っても無理だ。
仮に強くなったとしてもなんの価値もない。

監督のこのような考えについて来れない人はいなくていい。

先生は他の学校に行った際、体育施設がきれいに手入れされているか見る。
今日、学会でたくさん来た先生方も見たはずだ。

やるからには日本一のグラウンドにしよう。
これも言われてやることではない。みんなが考えてやることだ。少しみんなには考えて欲しい。