川本かんとくの

    言わんばことは、ちゃんと言うバイ 2013年4〜6月

●4月2日(火) 記録:渡部美来

新学期の練習が始まった。学年が1つ上がる。いいシーズンにしていく。4月になった。今まで活動を制限していたが、今まで通りに使っていい。しかし今まで通りでは駄目だ。
責任を持つ。又貸ししない。責任を持てないならやらない。自分のもの以外を壊したら、その後どうするか。公共のものだ。ここは大人の社会だ。無責任なことはしない。小学校ではないんだ。自分の物と他人の物とを明確にする。全部先生の物だと思っていい。片づけや掃除は、あたりまえだ。綺麗に拭く、汚れを取ることはあたりまえなんだ。こういうふうにしなくてはいけないと考えるのではなく、あたりまえ。借りたものをどう返すか考える。貸して汚いまま返されたら嫌だろう?人の物を雑にしない。みんなならバイトやお小遣いで買うように、全部簡単には買えないんだ。ハンマーの囲いは35年間使ってきている。今回日本選手権が福島で行われる事で、変えられるかもしれない。全部そうやってやってるんだ。みんなで大切に扱おう。雑に使うのはやめる。トラックも10年経ったが、回収できない。あと5年経っても無理だ。薄れてしまっているところもある。公認になるかわからない。ジョグは外側を使うなど、人の物をどう扱うか考えていこう。


●4月6日 土曜日  記録:角田拓也

新入生のみなさん、ようこそ福島大学陸上競技部へ。しっかりと頑張って納得のいく四年間にしなさい。上級生たちも面倒見てしっかりと色々なことを教えてあげるように。ほったらかしにしないこと。
明日は先生がいないのでフリーにする。明日雨や風が強かったら練習休みで天気が大丈夫だったら練習するというようにするのは、WBCのときの監督の盗塁できるときにしろ!ということと一緒だろう。曖昧にするのは良くないから明日は練習休み。風で物が飛んできたりしてつまらないことで怪我することが一番よくない。ただし晴れたら来なさい。とにかく事故の無いようにしなさい。
新入生は先輩の言うことをよく聞きなさい。履修のこととかもそうだ。シラバスを見ても実際の講義のことはわからないから先輩にどういう講義がいいのか聞きなさい。面白そうな名前の講義をとっても全然違うことだってある。しっかりミスの無いように履修届けをしなさい。後でと思って後回しにすると忘れてしまうから早くやりなさい。うまく自分のやりたいことをやりしっかり勉強していくように。


●4月12日 記録者:新山昌悟

明日から10日いないので、二瓶コーチや菊田コーチの話を聞いて、しっかりやっていけ。記録会もあるので、そこで記録をだせるように頑張っていけ。
4月で自分の気持ちもふわふわしてしまうから、しっかり落ち着いて。この時期、やはり怪我が多いので十分注意して。一年生は焦らずにゆっくりと慣れていけばいい。先輩の事をこういう人なんだとすぐに決めつけないで、一度そういう風に思ってしまうと、そう見てしまうから。同じ学年で色々出し合って、いいものを作っていけ。
クラス替えが嫌いな人は、新しい環境に慣れるのに時間がかかる。クラス替えが好きな人は、素の自分をだしてくれるから安心していいぞ。そういうのも人によってそれぞれ違うけれども、その中で人は育つんだ。新たな環境で学年も上がったから、脱皮して、自分を変えていく。恐れてはいけない。人の本音はぶつからないと分からないので濃い付き合いをしていけ。
医大の先生が、医大はいろんな地方から人が集まって来て、その人たちが福島にどのくらい定着するのかについて話をしていた。昔医大にも寮があって、そこに住んでいた人たちは福島に残る割合が高かった。やはり、つながりが濃かったんだと思う。たくさん交わっていけば、それぞれ吸収することが出来る。特に一年生は、少しずつでいいので濃い付き合いをしていきなさい。上級生は優しく見守る。以上、頑張っていこう。


●5月11日(土) 記入者:山本千裕

インカレが近くなってきて練習量が少なくなっているのだから練習が終わったらさっさと帰りなさい。インカレに出ない人たちはこういうときにしっかりと頑張りなさい。だからお互いもっと気を遣いながらやっていきなさい。出ない人たちは次に向けてしっかりやってウサギとカメではないけれどしっかりやろう。
インカレに出る人たちは練習量が少ない時に頑張らなくていい。大会前になると足りないものばかりが見えてきて不安になってたくさんやりたくなるのだが、今までやってきているのだから自分の足りている部分だけをしっかり見る。足らないものをみるのは最初のうちに見て必要な日数をかけてしっかりやっていく。
今やることはやってきたことをしっかりと見つめて一週間後に力を出し切ることだけを考える。そのためにケアをちゃんとしてよくなるためにどうするか、疲れることは何もしない。
それに練習量が減ってきているのに食事を普通の量にしていたらすぐ太るのだから500gでも減らす努力をしっかりしよう。
わからなかったら勝っている人にどんどん聞いていけ。自分の考えは浅はかな知恵。現役20年の選手がここに居るのだから聞いてみなさい。今の1年生が1994年生まれで吉田がここに来たのが1995年4月だからもう大先輩だ。
インカレ選手じゃない人はここが頑張りどころで次に向けてしっかり頑張っていけ。準備のしない人にはチャンスはめぐってこない。ワンチャンスをしっかり自分のものにできるかどうか。
木田が1年生の時にパッとしなくてでも11月のレディース陸上で54秒台で走ってナショナル合宿にも呼ばれて日本代表にも選ばれるようになった。
準備はすごく大切で勝手に腐っていくのは簡単。
草も同じで水も太陽も同じなのに成長するやつと成長しないやつでは全然違う。だから1度のつまずきでめげないで同じように明日は来るのだから勝つことを目標にして頑張っていきなさい。
スケジュールはバラバラだけれどインカレという機会で自分を高めていけ。インカレに出られない人たちもインカレ以外で自分を高めていきなさい。すべての機会は自分を育てる。お互い助け合って高め合って一人ずつがここでやってよかったと思えるように花を咲かせてほしい。


5月12日(日) 記録者:渡部美来

最近ずっと思っているが、気を使って生きていけ。他人の事を考える。それが社会性になる。家の中では、特に小さい子は気を使わずに好きなように過ごすが、小学校で自分勝手ではいけないことを習う。
例えば給食当番では、自分の好きなものを好きなだけ取るのではなくみんな同じように配分する。そうやって勉強していく。相手を不快にさせない事を日本では特に大切にしている。
震災でもそうだった。目配りをしろ。見ようとしないから見えないんだ。
昨日大瀬にも言ったが、大瀬はSDをやろうとしている学生の目の前を通過していった。目にははいっているが、見ようとする気持ちがないんだ。
車が来たら通らないだろ。車が来ているかは見なくてはわからないから、見て来ていなかったら行く。来ていたら行かない。大勢で練習しているのだから、邪魔にならないか考える。
昨日、インカレに出場する子は調整し、その他の子はしっかり練習するように言った。インカレに出場する人には責任がある。出れない人もいるんだ。折り返しをやっていたチームに言ったが、わざわざホームでやる必要ないだろう。インカレチームに使わせてあげようって思わないのか。見ればわかるだろ。自分で考える力を持て。
小さいころからしっかり物事の本質を見て、何をしなくちゃいけないのか考えろ。他人を気持ちよくしてあげるんだ。そうすれば自分も気持ちよくしてもらえる。信夫ヶ丘競技場で練習しているときによそのチーム同士が気を使い合えないのは仕方がないけど、チーム同士だぞ。聞けばわかることだ。融通し合え。一緒のタイミングになってしまったらどちらかが譲り合わなくちゃいけないだろ。お互い考え合う。譲り合う。今は緊急じゃないから譲ってあげようと思うだろ。一人ずつがお互いのことを考えるんだ。
芽はあるんだから、伸ばせ。見なくては何もわからない。
昨日の練習を見ていて、全体的に何だかなーと思った。あれじゃ日本一は生まれない。今は日本一はいないけど、また日本一にならなくてはいけないんだ。勝っていくためには、どうしたらいいのか。インカレに出ない人は何をしなくちゃいけないのか。もう勝負事はとっくの昔から始まっている。
上級生はもっとインカレに対しての思いを明確にしないといけない。ぼやーとみんなが同等に「今日の練習良かったね」では駄目だ。四年生は勝ちたくないのか?男子は全員入賞じゃないのか?いつになったらわかるのかと思っていたが、わからないから言っている。ぎりぎりじゃなくちゃ勝てないんだ。もっと本当に勝負をしに行け。あと一週間で男子は終わりだぞ。男子の目標は東北インカレ全員入賞だってわかっているのか?インカレに出ない上級生は試合に出る後輩の面倒を見てあげているのか?見ていないだろ。先生には見ているように見えない。節穴じゃないが、見えないから言っている。
自分たちが決めたことに、必死さを出してみろ。自分たちで決めたんだろ?そういうのがあれば気楽に考えている女子ももっとしっかりやるだろ。今どこにいるのか、選手って何なのか、大勢の人数がいる訳ではないが選手になったら特別な思いがあるだろう。大きな大学で50人中から選ばれた選手はユニホームを抱いたまま一週間眠る人もいる。
決意を持て。その辺の記録会に出るんじゃないんだ。ふんどしの紐を絞めろ。女子の日本選手権に出たいと思う人は前日軽く練習したぐらいで勝て。
昨年の投擲3人は50点簡単に取ってきた。去年より少なかったら、何なのってなるだろ。女子は上で活躍するんだ。じゃあ東北インカレはどうするのか、言われなくてもわかるだろう?そういう雰囲気が無い。
4年生は先生が今まで東北インカレ一週間前にこんな話をしたことがあったかわかるだろう。寝ぼけている。とてもインカレ前とは思えない。それで力を出せるのか?やることはもっともっとしっかりやれ。これが最後だ。
下手したら男子は男子練習自由って書かれて終わりだ。インカレに本当に大切なものは、チームが一つになって何が何でもそこに向かう気持ちだ。このままではインカレがつまらないものになってしまう。
1年生のインカレは1回しかない。学生にとってインカレは特別だろ。もう少しいろんな事を見るんだ。感性だ。心に刻むことが君たちを成長させる。
心は一つ。どんな心、腹でインカレに臨むのかで全部決まっているんだ。怪我や張りがある選手も一週間で何とかしろ。
昨日丹野が今日は学生が一人もいないので津田さんが暇だと言っていた。本当か?絶対にここが痛いとかそこが痛いって言うなよ。絶好調じゃなければユニホームを脱げ。ジャージも脱げ。絶好調で臨むために監督としてやれることをやっている。安田さんも来てくれている。心配の無いように、インカレで力が出せるように、やることはしっかりやれ。頑張ろう。


●5月17日(金)東北インカレ 記録者:市川裕貴

 まず男子についてだが、残念である。全員入賞は初日で果たせなかった。100mの予選で落ちても、リレーがあるって人もいるが、初日で終わっている人もいる。男子はそれを心に刻め。初日でお前らのインカレは終わりだ。今更あぁでした、こうでした、と言っても勝負事だから、個人で頑張るといってもインカレはチームだから自分だけが頑張ればいいってことじゃない。これから何人優勝者が出ても、お前たちのインカレはもう終わり、消化試合だ。自己新じゃだめだ、決勝に残るのが重要だ。結果報告でもっと言うことはないのか。すみませんでしたとか、残念ですとか、ないのか。お前らの決意はそんなものか。
だから掴みたいものが掴めないんだ。いつまでたっても4〜6位でいるんだ。決勝に残れないで、何人が泣いた。お前らの約束はそんなものか。悔しくないのか。死ぬほどほしいと思ってないだろう。思っていたらもっと練習するんだよ。簡単なことじゃないんだよ。死ぬほど狙ってないだろう。女子もそうだ、ここで勝てなくて日本インカレ勝てるわけがないだろう。男子も女子もいったい何を考えているのだ。勝負事なのだから、勝つか負けるかなんだよ。負けておめおめしているだけじゃないか。なぜかって本気でほしくないからだろう。4番は3番に負けているが、その間に日本中にはいっぱいいる。隣のやつに勝てないやつが、日本インカレで勝てるわけがない。競って負ける福大なんて見たくないんだよ。なんだ、今日の試合は何をしにここにきている。そんな屁みたいな勝負で、今まで日本で戦うという伝統を作ってきた先輩たちが泣いているぞ。女子は見えない日本中の人と戦うんだろ?自分たちで言ったろ?男子も全員入賞するって言ったろ?言ったんだったらやれよ。どのくらい大変なことか知れよ。その気持ちが足りないからポロポロ負けていくんじゃないのか?
こんなに取りこぼす福大も久しぶりだよ。隣と競って負けたら、弱いってことだよ。今日自己新が出たと言った竹谷も6回目で逆転されているんだよ。よかった?よくないんだよ。片方は前に出て、自分は出られない。負けじゃん。前に出ても抜かれたらよくないんだよ。
ただし、練習でやれてないことは出来ない。齋藤は今日のレースで前半突っ込んでいった。タイムどうこうじゃなくて、武石、川崎、齋藤の差を考えると齋藤は武石よりだって誰でもわかる。でも今日は川崎よりだった。なぜそうなった?バカみたいに突っ込んだからだろう。そんな練習はしていない。突っ込みたかったら突っ込むことを練習すればいい。それが無駄だってわかるから。わかってやっていたらバカだぞ。これくらいはなきゃダメだって勝負事なんだからわかるだろ。しっかりと明確なものを持ってそれに向かって頑張っていくんだよ。目標を数字化しろと言っているだろう。100mならいくつのタイム出さなきゃならないかわかるだろ。お前らはそんなタイム出なくても4月の頭とかに帰っていたろ。先生が研究室に戻って、帰るころに残って練習していたやついねえもん。そりゃ勝てないって。目標作ったらちゃんと達成しろよ。練習しなきゃ達成できないよ。口に出したことに対して自分で責任もってやろうよ。ホラなら誰でも吹けるよ。大きなことを言えって言っているわけじゃない。言ったことに裏付けをしろ。それを自身にやっていけ。今日はそれが足りなかった。どれくらいやったかを見つめて、それを出せるように。
一生懸命やっているのはわかっている。でもそれが最善だったか?2〜4週間前の練習は最善だった?そうじゃなきゃ朝から応援している人たちがばかばかしいじゃないか。負けて帰ってくるな。自分の持っているものを全部出してこい。出し切って納得のできる負け方をしてこい。ユニフォームに対する誇りを何か月も前から持ってなきゃダメ。ガチンコの対抗戦はこれだけだぜ。もっとしっかりとした気持ちを持って、明日、明後日やってけ。女子もこんなんじゃ国立競技場に笑われるよ。力出せる気がしないよ。王者の風格があるだろう。日本を代表するチームだっていう自負があるだろう。堂々として、すげえな福大はって言われるようにさ。勝つ、負けるじゃなくて、負けっぷりも素晴らしいと思われるようにさ。女子は日本で勝たなきゃだめだ。もっとしっかりとした強さの出る試合を特に女子はやる。グランディの屋根は伊達正宗の兜の形をしているんだよ。そんなかんじでさカチッと気持ちを引き締めてさ、まだ気温が低いから関東みたいに記録が出ないのは仕方ない。けれども肝の据わった戦いをしてこい。スタートラインに、ピッチに立つ感じ、オーラ、強さが出る感じで、国立で戦う気持ちがあればできる。バタバタした戦いをするな。もう少し落ち着いてしっかりとした試合をしろ。
男子はもう一回死にもの狂いになれ。切るか切られるかだぞ。無駄死にはするな。鈴木が決勝に行けなかった。でも自己新だった。まだマシだ。おめおめとした負け方をするな。負けたらまた力をつければいいけど、おめおめ負けていたらなんにもならないぞ。みんな勝ちたいと思っている。それに負けないように2、3日目頑張れよ。


●5月19日(日)東北インカレ最終日 記入者:山本千裕

 3日間お疲れ様。補助員になって裏方で頑張ってくれた学生ありがとう。そのおかげで選手はしっかり力を出せていたはずだ。
でも関東や関西と違って東北は楽なんだよ。競ってないから。男子のマイルも4~5チームで競っていたけど3分14秒ではつまらない。3分一桁で走るチームはたくさんあるからみんなの中でそれに賭けている。でもこっちは一夜漬けの練習で特に女子は勝てるくらい。
今回は全体的にのんびりしていた。男子の目標はこれでインカレが終わったから終わり。80点台では勝てない。岩手大学の約半分しか取れていない。そこでどうするかをしっかり考えていきなさい。女子は全国で戦うのにこのままで本当に大丈夫か?こんなに優勝の少ない東北インカレは今までにない。このままではただ東北で強いチームになってしまう。全国で勝っていけるようなチームには思えない。男子はこれからもっと力をつけてその中に厳しさもつけていけ。点数が女子の3分の1くらいだから女子の3~4倍くらい頑張っていかないとだめ。練習しかないのだからこれから頑張っていきなさい。


●5月21日 火曜日  記録:角田拓也

ニュースで金沢星稜大学で起きたやり投げ事故を見たが、投げたやりに刺さってしまった。股関節から入り後ろまで貫通してしまった。血管、神経は幸いにも大丈夫だったが、みんなは刺さった時に自分で抜かないこと。まず刺さらないようにするべきだが。普段生活していて何かが刺さるということがあり得るだろう。何か刺さった時はそのままにしておくこと。
やり投げの話に戻るがやりは横から抜くこと。それから飛んでいるやりは正面から見るな。正面からではやりが見えなくなるだろう。横から見るようにしなさい。
投げる人は凶器を投げているということを自覚しなさい。砲丸も円盤も頭に当たったら終わりだ。投げるときは声をかけてから周りをよく見ること。周りはそれに対して返事をすること。円盤もネットを抜けてしまう可能性があるし、囲いも傷んでいるから風や地震で倒れることがあるかもしれない。投擲に関してはお互いに気を付けてやりなさい。小学生が来ている時は絶対に投げないこと。学生はわかるかもしれないが小学生の中にはわからない子もいる。
事故が起きてからでは遅い。事故が起きたらお互いに嫌だろう。未然に防ぐことが大切だ。投擲に関わらず周りへの目配りをするように。


●5月28日(火) 記録者:渡部美来

福島高専の木次谷先生だ。年齢は36歳で吉田の同期だ。大学から大学院へ行き、棒高跳びで5m21cmの記録を持っている。環境は今みたいに整っていなかったから棒高のマットの埃を吸い込みすぎて病気になったこともあった。しかし、5m21cmはたいしたものだ。環境が整っていなくても、やれるということだ。
みんなは恵まれている。国立大学で全天候のトラックがある大学はそんなに無い。もう1度使いこなしているか考えてみよう。何でもあるわけではない。先輩たちが埃まみれになって頑張ってくれたおかげだ。10年目は内側のタータンができた。20年目は6レーン分のトラックができた。30年経った今、何もできない。それは、弱いから。誰も支援しようと思わない。お前たちも頑張って後輩たちに残せ。
木次谷先生はときどき忙しい中来てくれる。棒高以外にも、いろいろ吸収しよう。


●5月29日(水) 記録者:新山昌悟

 今日なんかはいつもと違ってとても風が強い。君たちがテントを立てるのを二瓶先生と見ていたんだけど、あまりに出来ないので、こうしろ、ああしろと指示を出したんだけども、いつもと違う時の対応というものをしっかりしていけ。先生は、教えてない訳じゃない。ちゃんと教えている。考えるということを教えているはずだ。一回一回、指示されてやっても、それは次につながらない。だから、もっと考えて行動していけ。いつも自分が主役だと思って、工夫していく。こうしたらいいんじゃないかというのを自分で工夫するんだ。それから、周りをみて、必要だなと思ったところに自分が行く。何かを待って立っていることのないように、考えて行動する。先生、休んでいて大丈夫ですよ、僕たちで出来ますから。というくらいじゃないと駄目だぞ、このくらいは。なぁ、一人一人がもっと工夫していけ。
 それで、今日は風が強いので、十分に気を付けて練習しなさい。何が飛んでくるかも分からないから。でも、こういう試合もあると思うのでしっかりやっていけ。追い風、向かい風どっちがいいのかも考えてやれ。ただ風が強すぎるので、追い風だとスピードが出すぎるかもしれない。そういうことも考えながら、それぞれ工夫して練習していく。


●6月1日(土) 記録:角田拓也

最初に、土・日と六魂祭がある。東北の復興のために東北の祭りが集まっている。一昨年は仙台、その翌年は盛岡、そして今年は福島で復興のために開催される。みんな練習後に祭りにふらっと参加してきなさい。本当は練習を休みにして六魂祭のボランティアをやろうと思い、何かボランティアできないか?と聞いたのだが「いえいえ、学生さんは練習していてください。」と言われた。やはり我々にできることというのは陸上競技しかないのである。イベントをやったりボランティアをしたりすることもあるが我々が復興のためにできることは陸上しかない。そのためにはもっと外に出ていかなければならない
。残念ながら福島大学からは日本選手権に二人しか出ることができない。震災後は悪い情報しか外に出ていかない。東北でも普通に暮らせる、震災の影響があってもやっていけるのだ、ということを外に伝えるためにも陸上でもっと上のレベルまでいかなければならない。それが我々にできることである。だから練習をやった後は祭りに参加して盛り上がっていきなさい。やはり祭りというものは若者がいったほうが盛り上がるだろう。
2つ目に練習のことだ。この間男子に言ったのだが、レストの時間をしっかり言わなければならない練習とそうでない練習の区別をしっかりしなさい。60秒レストの時はしっかりと時間を言ったほうがいいが30分レストのときに「15秒前です」などというのはおかしいだろう。だいたい30分になる頃に「それではいきましょう」って行けばいい。もうスタートの準備ができているのに「何秒前です」などという必要はない。それなら早くスタートしなさい。1年生は入部したばかりで考えることができない。それを上級生が教えてあげなければならない。上級生が教えることができないのは1年生のときに考えようとしなかったからだ。今日の練習はどんな練習なのか、目的は何なのか、レストはしっかりとらなければならないのか、もっと一つ一つ考えて行動していきなさい。


●6月4日(火) 記録者:市川裕貴

これから記録会とか県選などの大会が増えていく時期になっていく。それらは対校戦と違って個人で戦っていく感じが強くなっていくので、団体で戦うというのが薄れていくけれども、それぞれが自分の目標に向かっていって、その中で「あいつが頑張っているから自分も頑張ろう」となるような姿を見せるのも、個人で頑張ることで、チームのためになる。
陸上は個人種目もあるから、そういった面で誤魔化せる部分もあるけれども、ピストルを自分で鳴らしてウォッチでタイムをとることは一人では絶対出来ないし、器具も個人では買って揃えるのは大変である。Myスタブロ、My踏み切り板を持ってもいいけれども、高いだろう。陸上部だから競技場を優先して使わせてもらっているからみんなで綺麗につかう。個人で器具を準備して練習はそうそう出来ないし、1人で辛い練習には耐えられない。
そこら辺を歩いている人たちは60秒走を走って辛そうな姿を見ても、なんであんなに辛そうなのにやっているのだろうと思うだけなんだよ。頑張っているのがわかるからみんなファイトと声をかける。個々で目指すところもあるけれども、そこに向かっていって、チームのために自分が出来ることをやっていこう。福大は対校戦に力をいれているので、男子は23大学対校戦で、女子も全国で戦うためにどうしたらいいか、記録会とかをうまく使って、自分の目標を叶えるために向かっていって、対校戦ではチームで戦えるよう頑張っていきなさい。


●6月7日(木)  記入者:山本千裕

これから日本選手権に出発する。本当は10から20人くらい連れて行きたかった。もちろん出るだけではなくてそこで戦ってほしい。前にいた先輩たちは日本選手権にちゃんと出て勝っていたし、オリンピックにも行っている。難しいと思わないで意識を高く持って練習をしてほしい。大きな夢を持つことが大事。他大学よりもそう思って練習しなくてはだめ。ひな鳥みたいに口を開けて待っていないで自分からやって自分の中で作り上げていってほしい。
 そしてちゃんとした学生になりなさい。他の運動部だが、大教室の授業で、出席の代筆をしいている学生がいた。出席を成績に加味する先生に対して不正行為をしていることになる。それをやったらもう終わりだと思え。試験中にカンニングする人はいないだろう。軽い気持ちでやってはだめ。頼まれても決してやらないように。やったら本当に終わり。頼んだ方も頼まれた方もだめ。だめなものはだめ。出席が足りないのは自分の責任。遅刻ももちろんだめ。何か事情があるなら仕方ないけれど、でも代筆はしたらだめ。1回休んだだけで単位がなくなるわけではない。それでも不安ならオフィスアワーを使ったり、友達のノートを見るとか方法はいくらでもある。でもノートを見るだけでわかるようでは教授はいらないのだから。フェアプレーでしっかりやること。この部活に居る時だけではなくて普段の生活でもしっかりやっていけるように。両親にこんな報告するのは恥ずかしいこと。勉学態度ももう1回見直していくように。


●6月13日 記録者:市川裕貴

ピストルが調子悪くて、鳴らなかったり暴発したりしていたが、どう見たって壊れているじゃないか。それを大部分の人が知っていたはずなのに放っておいている。何で直さない?誰がやったらいいと思う?誰が悪いって言ったら、壊れているのを知っていた全員が悪い。
「先生、ピストルが調子悪いです」と一言言えば、先生が分解してみて直してみるかとか、買うしかないなとか判断できるだろう。群衆心理というものがあって、誰かがものを落とした時に、回りに人が1〜2人だと拾ってあげるが、回りに人がたくさんいるときになったときには知らんぷりをするというものだ。普通の人であったらそうしてしまう。でもみんなにはそうならないように先生は一度教えているはずだ。「ピストルが壊れたときはこうするように」といちいちは教えなくてもわかるだろう。自分のスマフォの電源が入らなくなったら放っておかないだろう。誰かが直してくれるじゃダメなんだよ。
何にも教えてもらってなかったら、それは出来ないし、しょうがないだろう。でもそうじゃなく、教えているんだよ。
そんなことをしているとここ一番というときに幸せがこないんだよ。こんなピストルで練習して日本チャンピオンが生まれると思うか?道具を直したりするのは一人が全部やったら大変だし、そこで助け合うのがチームであり仲間だろう。もっとお互い様という気持ちをもっていけ。みんながチャンピオンを欲しているなかで我々は少しずつ自分の能力や才能を引き出さないといけないんだよ。こんな風にピストルを放っておいたりしない学生やチームには幸せがくるんだよ。そのために耳がいたくなるくらいに先生は言っている。
小さなことだけれども自分が主体的になって頑張っていくことを意識して頑張っていこう。


●6月18日(火) 記録:鈴木真悟

 北日本インカレはそれぞれの目標を持って臨み、頑張ったと思う。全カレには基本的に記録を切った人がでるが、地方の活性化の意味を込めてA・B・Cという枠が北日本、西日本などにある。今回はそれを目指して頑張ったのだと思う。何としてでも出るという大切そういう意味では吉田と山本のような姿勢も大切。
それで、残念にも2位が多かった。今回は4つもあった。先生は実際に見ていないからどうこう言えないが、もっと少なくてもよかったんじゃないか?なにも4人も2位になることないだろ。1番2人で、もう1人くらいいてもよかっただろ。
惜しい人が4人もいたことをどう考える?力をつけた?それとも勝負に負けた?先生は負けると思っていなかった。
勝負事だから運というものはある。なぜそれが向かなかった?普段から運が向くような、競ったら勝てるようなことをしなさい。君らは普通の陸上部の学生に比べたら大分地域に貢献している。でも、なぜか今ひとつなのはなぜだ?それぞれがしっかりやっていきなさい。なにかが君たちの中にたりない。チームとしてよくならない限りは駄目だ。
一時はみんな勝っていた。6打数2安打じゃなくて4安打5安打の時もあった。
挨拶、返事、報告、連絡、相談などまだものたりないものがある。イベントなどでお利口さんぶらなくて良い。そこでよくできても本当のところが変わっていかないと駄目。なんとなくやっていてもついている時はある。でもそんなのは一瞬だ。
2番が4人で残念でしたじゃなくてどうするか考えなさい。1と2じゃ天と地の差だ。紙一重の表にみんながこれるようにしよう。
そのために言われたことはちゃんとやって大人に相談して勝手にやらないようにしなさい。白木が言ったように、今度は標準を切るように頑張りなさい。Bが3人の種目はAを切れるように頑張りなさい。それがチームだ。
1人じゃなんにもできないだろ。お互い様だってことに気付きなさい。世の中ギブアンドテイクだぞ。チームとして良い風が吹くように、勝負運がついてくるように頑張りなさい。
次の個人戦ではうまく回っていけるようにしなさい。チームの力ってあるはずだ。
先生は秋田までインターハイを見に行ってきたけどどこがつよいかなんとなくわかる。勢い、流れとかはチームみんなが作り出すものだと思う。例えばみんなで練習の時に「よし、行きましょう!」とか言って励ましあいながら自分の力を引き出せるようにしなさい。一緒に走ってくれる人がいるから自分の力が引き出せるんだ。


●6月26日(水)  記入者:山本千裕

 まずは空きコマの時間に競技場の掃除ありがとう。自分たちが使うところだからきれいにするのは当たり前。でも月曜日と金曜日に使っているはずの行陸は何もやっていない。使うのであればしっかりときれいにしてほしい。これがギブ&テイクだから自分たちが使うところはしっかりきれいにしよう。ただ使うだけ使って知らんぷりはどうかと思う。そういう人間にはならないで行動の基を考えて行動していこう。
 個人戦ではやっといい結果が出たかなと思う。一頃は優勝も多かったし、ほとんどの学生が決勝に行っていることが多かった。実際は練習を積めた人間だけが結果を残したと思う。継続は力なりということはまさにこういうこと。休んだら今まで頑張ってきたものはすべてなくなる。実習で4週間居なくて練習できなかったら冬に頑張ってきたことはすべてゼロになる。力のある3年生が予選落ちしたのもそれ。突発的な怪我は仕方ないけれど少しの痛みから無理をしてけがにつながるようなことをするのはもったいない。そうならないようにしっかりと治すことに専念してほしい。
要するに痛くないところ例えばアキレス腱は痛いけどそれ以外は大丈夫だからそこ以外をしっかりとトレーニングすればよい。
軽くやって強くなれるならみんなそれでやる。でも軽くやって勝てないのをわかっているからOGはしっかり練習する。だからどんなことをやっているかしっかりと見ることが大切。久保倉がけがをしたとき津田さんにタオルギャザーをやるように言われほかの人たちが練習している間ずっとそれをやっていた。でも同じことを言われた武石は少しやってやめてしまった。それがあったから見習ってやるようになったから今入賞できるようになっている。
自分が怪我しているときに自分の中でしっかりとどうするか考える。きっちりやってトレーニングを続けていける体にしていく。今までやってきたものをどんどん貯めていくのは難しいけれど無くなるときは一瞬でなくなる。
周りをよく見て焦っても仕方ない。怪我をしないように自分のケアをしっかりする。痛くなったらすぐに津田さんに相談をする。傷口が浅いうちにしっかりと相談をして自分のことを綿密にしっかりと話をしよう。津田さんは厳しくするけれどそれも学生たちを大人と扱っているから叱ってくれる。自分でどうなのか言える口があるのだから利用していかなければだめ。
例えば川崎は初めての全国大会で入賞した。入ってきたころは「へ」みたいな選手だった。でも自分の力を伸ばすのもつぶすのも自分次第。目標に向けてあがっていくだけ。先生もOGも余裕のあるところから見ているからアドバイスができる。だから川崎が決勝のスタートラインに立った時はうれしかった。やっぱり予選落ちしている選手を見るのは残念。みんなで喜びたい。
だから日々の努力をしっかりやっていく。お手本がたくさんあるから見習っていけ。足りないものは何なのか、その足りないものを理解してアドバイスもしっかりもらって利用していく。
男子も負けないように。23大学対校で期待されているから少しずつ力をつけていってほしい。練習に対して決して楽をしない。君たちにとって必要なこと。1本ずつ心を込めてできた人間が目標を達成できる。津田さんに変わったね、と言われるくらいにならなくてはだめ。思い付きではなくてどうなりたいか自分を変えていく。変わっていくから記録も伸びていく。3週間で効果が出るかチャレンジしてみればいい。全カレはすぐにやってくる。この間は雪が降っていたのに…秋の大会までもあっという間だからしっかりしたものが出せるように1人ずつ力を出してけがしている人はしっかりと治して治ったら全力で走れるようにトレーニングしておくこと。


●6月27日(木) 記録:鈴木真悟

火曜日のスパイクの件だが、みんなに行動表を出してもらったと思う。二瓶先生と確認した結果、みんなの中にはいないことがわかった。ほっとした。これでお互い嫌な気持ちをせずに練習することができる。外部の人間がやったことがわかったので、貴重品の管理をもう一度しっかりやろう。
話は変わるが、1年生が器械運動の時間に外靴のまま体育館に上がっているという話を聞いた。二度とするな。陸上部がグラウンドを大事にしているのと同じくらい体育館の人はそこを大事にしている。
スポーツマン以前の問題だ。スポーツマンシップからは程遠いことだぞ。そんなのグラウンドをウンコ踏んだまま歩くようなものだぞ。非常に情けない。普段自分たちがやっていることを置き換えればいいだけじゃないか。見せかけのフェアプレーになるな。今回のことは1年生だからってことにしておこう。いままでの教育が悪かったのだと思う。二度とするな。
それから女子更衣室についてだが、治療で使うのはわかる。でも男子がぷらぷらするな。他にやることがあるはずだろ。ここは治療院じゃない。練習時間に治療しないで空き時間を見つけてやれ。リハビリも辛いのは分かるけど、中でペチャペチャしているな。普通に練習している人からしたら楽に見える。辛そうに見えるくらいやれ。先生も怪我をした時には死ぬほど補強した。その時は二度と怪我なんかするものかと思った。みんなもそのくらいの気持ちでやって、楽でいいなと思われないように。
グラウンドで情熱を出し合って上手にできるようにしろ。一事が万事じゃないが、自分がどうするかを考えるように。繰り返すが、道具、貴重品の管理、なんとなく置きっぱなしにしないこと。お金もみんなが出しているのだから無駄遣いしないように。ものも大事に使っていけ。壊したら連絡するように。後の人のことを考えたら連絡するだろ。しっかりした大人になるようにやっていきなさい。