川本かんとくの

    言わんばことは、ちゃんと言うバイ 2012年10〜12月

●10月2日(火) 記録者:糸原綾

 4年生はそろそろ終わりなので卒論から逃げないこと。まだ試合がある人とそうでない人がいるのでお互いに気をつかいあうように。日本選手権リレーもあるので頑張ってほしい。
先日の個人選手権で田村と中田は全国駅伝の東北選抜に選ばれた。次の選考レースで走って良い走りをしたら本番に選ばれる可能性もあるので、頑張ってほしい。
今年の東北選抜は過去最高と言われるメンバーが揃っているので、そこに選ばれたことは大変名誉なこと。2人は14日まできっちりやることをやって、最善を尽くそう。

誰しも手を抜けば、肝心要のときに結果は出ない。それぞれが今やれることに最善を尽くすこと。少し気楽に練習に取り組めるのはこの期間だけ。違う種目のトレーニングにも挑戦して、色々やってみて自分の力をつけていこう。
また、日本ジュニアに出る1年生も頑張ろう。1年間福島大学で練習してきたのだから、大学生らしい競技をしよう。高校生に負けるなよ。それぞれが力を出すことが大切だ。

授業が始まったのでしっかりやろう。食事も雑にならないように。体調にも関わる。自分の身体は食べたもので作られる。いくらしっかりトレーニングをしても最後の食事の部分を雑にすれば無駄になる。もったいないことをするな。

もうひとつ、学生たちには川本の遺伝子研究に協力してもらいたい。通常、遺伝子検査はパテントで抑えられており、勝手には行えないが、『スポーツスタイル』という企業に協力してもらっている。遺伝子検査ははっきりしているものではないので、それを明らかにしようとしている。みんなのもって生まれたものに合ったトレーニングを行うために、スニップ(多型)を調べる。これはみんな、インターネットで検索してみるといい。また、データが手に入るが、それだけに左右されてはいけない。なぜなら遺伝子は環境によって変わるという、メチル化が起こるから。例として一卵性双生児があるが、二人が別々の環境で暮らせば顔も体も変わってくる。だから、データによって太りにくい体質というのは出るが、太らないわけではない。
今回の遺伝子研究はACTN3(筋肉の構造に関わる遺伝子)、ACE(全身持久力に関わる遺伝子)、UCP2(運動のエネルギー効率に関係する)に関して調べる。ACTN3のタイプにはRR RX XX の3タイプがあり、R遺伝子から作られるタンパク質のαアクチニン3は速筋線維に存在し、筋肉がスポーツなどで速く、強く収縮するときに安定させる役割がある。R遺伝子が欠損しているXXタイプは持久的運動に適した身体の動きがある。
ACE遺伝子からは血管が広がりやすいか広がりにくいかが分かる。君たちのデータから特定されることはないので安心してください。
得意不得意が分かると言ってもこれは『文系理系』の違いみたいなもので、どちらか得意だからそれだけをやればいいというものではない。不得意だからどうにかすることを考える、不得意だからやるということもある。
最終的にはそれぞれの特徴で決まる。どうしたら自分は強くなるのか考えて、分からなかったら知ってる人にきいて、そうなんだと分かると面白くなるはずだ。今後取り組むコントロールテストも今回のデータも、面白がるとよい。何となくやればそのままだが、面白がる人は伸びるだろう。検査もただではないので、ラッキーだと思おう。


●10月9日(火) 記録者:白木駿佑

 この前の餅並べだが、見事ギネスに認定された。みんな喜んでいるみたいだ。
このようにギネス記録をつくったり、世界一になるには企画力が大切だ。
そこに見る目があるか、探せるか。オンリーワンになるにはそうしたことが必要だ。
みんながやっているのは(陸上競技)は幼少期、小学校からやっている種目である。
しっかり頑張りなさい。何かを見つけて、しっかりとした目標を持って頑張りなさい。
また、何事も面白がってやりなさい。「あーやろう」、「こーやろう」とか考えながら。
またタイムや試合のデータなどをどう使うか。
さぁ頑張っていこう。


●10月16日(火) 記録者:石田采与

前期が始まって2週間、勉強モードになったか?

冬はきちんとした生活をしよう。
勉強も練習も。
火曜日、木曜日は練習が遅くなるがテキパキやることをやってすぐに帰る。
食事をしっかり取る。
食事でみんなの体調が変わる。

体重コントロールもしなければいけない。
やっていることとパフォーマンスを合致させる。
そうできるような自分に変わっていく。

トップアスリートや岩手大学の藤沢さんを見てみろ。
藤沢さんの足はすごい。
久保倉さんとトントンぐらいだ。
女子でこんな人はいない。
もちろん彼女はすごい努力をしている。
みんなも自分でそうなれるように、最終的にあんな体を作れるように努力する。
結果を考えて行動する。

体重が重い人は練習が足りないだけ、食べる以上に練習すればいい。
何も食べないのはいけない。
食べて、ちゃんとした体になるように練習する。
月曜日と金曜日は休みにしているけど、足りないと思ったら練習していい。
別に休む必要はない。

冬は強い負荷で練習する。
それを自分の力にできなかったらもったいない。
パフォーマンスに結び付くように、どうすればいいか考える。
自分でやっていくための原動力は目標を持つこと。
一人一人しっかり目標を持ってやっていこう。


●10月17日(水)記録者:伊藤彩

木球のじゃまにならないように。
同じところを使えば芝は生えてこない。内側ばっかり走るんじゃなくて、いろんな場所があるんだから他のところもまんべんなく使うように。

これからはイベントなんかがたくさんあるので、積極的に関わっていこう。何事も経験。少しずつ考えを変えていく。大学生らしい考え方、大人の考え方をしていこう。世の中に通用していけるように・・・。


●10月21日(日)  記録者:霜触智紀

昨日はふくしまリレーズご苦労様。
 軽い気持ちや遊び半分でトレーニングはするものではない。そういうものがあるとケガにつながってしまう。ケガが無いように練習していきなさい。
 やることすべてがトレーニングだ。陸上競技を覚えること。
陸上競技の中で、いろんなことをし、いろんなところを使う。でも、遊べということではない。ほかの種目などをすることでからだの全体的なトレーニングを行っていきなさい。
 すべては自分の種目のため。短距離だったら、最終的には速く走ることだろう。ここにつなげるためにいろいろなことをしていくこと。
 様々なことに取り組む中で、何かしらの発見なしに終わってしまったら意味がないぞ。
また、これからイベントが続く。こういったことに携わるのは何かの役に立つはずだ。全部を何かの役に立てるよう、そういうことも頑張っていこう。


●10月30日(火) 記録者:古里彩加

日本選手権リレーでは、やっとタイムが出たという感じ。夏から1秒ちょっと縮んだかな?もう少し伸びても良かった。練習しているからね。
どこに行きたいかを明確に。チームで1秒、2秒、3秒・・・。縮めるにはどんな練習が必要か。陸上はすぐに結果に出るので分かりやすい競技。
全ては実践。やっていけば自分のものになる。目標を立て、ステップを踏んでいけばできる。分かってはいるができないというのは分からないのと同じ。行きたくないだけ。
例えば東京に行くには新幹線に乗る。乗れば連れて行ってくれる。乗るのには手ぶらでは駄目で料金を準備する。難しいことではない。
1日1000円で100日働いたら10万円貯まる。もし700円の仕事だったら貯まらない。ただなんとなくグラウンドに来て、なんとなくの練習で強くなるほど甘くない。ちゃんと練習すれば行けるが努力しなければ行けない、そういうレベル。
いろんなイベント、記録会、機器を使った正確な計時。全て皆のために行っていること。成果を見る。ただ出るのではない。自分のために1年間何をやってきたか?高いところに皆行きたいだろうから、先生も二瓶先生も君たちのことを思って考えている。大変だったらやめればいい。別に同好会で週1〜2回楽しくやっててもいい。人生の中で青春を考えたとき、1番良いことだと思う。辛いだろう。逃げ出すのは簡単。でもつまらない。何も残らない。やるなら高い目標持って、やるなら日本一目指して、やるなら努力をする。
佐藤真有は現役を退いた。手本となる人が多いうちにいろいろ吸収した方が良い。こういうようにやれば日の丸がつけられるんだということが分かる。せっかく同じ場所で練習している。いろいろなことを聞かないと損。プラスになっていく。
大変だけど夢のために努力する。出来なかったら時間や努力の無駄。練習時間を被災地復興のためのボランティアに費やした方が良いだろう。しかし将来国のため役に立つ人材になるため陸上をやっているというのもある。高い目標を掲げて、気持ちを強く持って取り組むこと。
週末のイベントも無駄にはならないと思う。何かしら掴んで欲しい。その中で自分を見つめ直して、イベントに責任をもって一騎当千の働きをする。具体的役割には何のためやるのか目的を明確に持って、力を出せるようにする。面白かっただけで終わってはいけない。また、どれくらいできるのか自分を試す。出来なかったら成長すればいい。どうやったら仕事を全うできるのか、プラスアルファのことができるのか。普通のことをやったら当たり前でしかない。凄いね、って思わせるには人と違うことをする。わざわざ大学に来て勉強して陸上までしているのだから。“普通”では日本一になることはできない。同じだけ仕事していては駄目。先に行くこと。何においても遅かったら駄目。気づくこと。練習の中で力を培う。OGの人たちも仕事ができる人たちである。なぜか?変えようと思うから変わる。それでいいやと思ったら終わり。全ては自分のため。どうしたら力が出せるか。11月3日はももりんダッシュ、4日はクロスカントリー。大変だとは思うが無駄にならないように、自信にするため1つずつやっていこう。全てのことを自信に変えて頑張っていこう。


●11月3日(土) 記録者:伊藤彩

イベントは自分たちのもの。自分たちが主役。1日この商店街を良くするも悪くするも君たち次第。この場所を1日借りるんだから、それなりの大きな気持ちで。しっかりとした気持ちを持て。
はっきり言ってこの前のふくしまリレーズはダメだった。リレーズでかいた恥を絶対に取り戻そう。今回は頑張れ。何のためにやってきたか。良いイベントにしていこう。ひとりが欠けてもダメ。やれば何かが生まれる。相手がいるということも忘れずに。来てくれた人が楽しかったなと思えるように。陸上部の人たちを見て気持ち良かったよ!と言われるように。頑張っていこう!

<ももりんが終わって>

ご苦労さん。良いイベントができた。でも最後まできちっとやろう。ジャージも着ているので最後まで名札を付けているということを忘れずに。自分たちがチームを良くしていく、という意識を持って。何か世の中に返していくことは大切。みんなは国のお金、税金で大学に来ている。世の中、人のため。世の中に貢献しているし、もらってもいる。我々は世の中を良くしていこう。今日は1日ご苦労さん。明日も続くけど、頑張ろう。


●11月8日(木)記録者:斎藤衿香

ずっとイベントが続いたけど、ご苦労様。最後は良かったと思う。
四年生はこれまでずっとご苦労だった。11月になってシーズンも終わったからキャプテンを新しく指名する。新キャプテンは高橋梨穂。副キャプテンは西ノ明。これでチームを引っ張っていく
。西ノ明は副キャプテンだけど、男子のキャプテンとしてやっていく。前から言っていたが、二瓶先生が女子をみて、菊田先生が男子をみるようになる。練習の指導は一緒だから集まるけど、男女別になる。どっかの高校みたいにはっきりとは分けない。
男女で目標が少し違う。練習でちょっと強い男子が強い女子に勝つと、男子はそれで落ち着いてしまう。男子の中で切磋琢磨して東北で勝ち上がる。女子は日本で勝っていく。
最近はちょっと目標が低くなってきた。それは男子も。もうちょっと高くしていく。
大変だと思わない。大切なのは、当たり前だと思い、どう当たり前化できるかということ。
例えば、松橋に400Mを100本やれと言ったとする。その瞬間、松橋の頭の中で無理だと思う。その間、お前らはコーチの立場になって考えてみるようにする。無理って答えを出す前にどうしたらいいか考えるようにする。考えもしないで無理とは言わない。
日本一になることを無理だと思わないで、どうしたらなれるのか方法を考える。逆に考えないで日本一になるのは無理だ。
どうしたらやれるか、そのためには目標をもってどうしたらいけるか、実際に見ていく。
OLたちを見て無理だと思うか、追い付けると思うのか、どう思うのか。

今回、ブロック長は決めない。それぞれのところで自分が伸びていく。タイムを測って欲しかったら、人のタイムを測ってあげる。そうすれば自分がタイムを測って欲しいときに、測ってあげようかとなる。
1年生がやるとかではなく、誰かが人のためにやる。役割があれば、自分がやらなくても来てくれるが、今度からは自分が出さなければ返ってはこない。
助けて欲しかったら助ける、これを忘れるな。
タイムの計測は人数が少ないので大変になるが、男子は男子、女子は女子で測り合う。
長距離の練習が20本あったら、全部は測れないけど、空いているときに何本か測ってあげる。
工夫して助け合う。
ブロックではなく、チームメイトで助け合っていろんなことをしていく。細分化してしまって、自分のことや自分のブロックのことしか考えなくなっていた。
それぞれのコーチを中心に考えていって、力をつけて、上にあがる。

あと、もう1つ。20年以上前の話になる。茨城大、埼玉大、群馬大などの関東の地方大学で、関東の国立大学の対校戦があった。翌年、福島も関東に近いから入れてよと言って、入れてもらった。10大学でやっていて、行っていきなり男子が総合優勝した。当時は穐本先生たちの年で、非常に強かった。東北インカレで総合優勝はできなかったけど、ほとんどの種目で勝っていた。
対校戦はどんどん広がっていって、北は東北大、南は三重大、全部で22大学となった。
22大学国公立対校戦という。先日来てくれた駒田がキャプテンだった。
4年前までは参加していたが脱退した。理由は、関東の大学が自分たちの都合の良いようにやりだしたから。うちがこの日にやりますと言ったら、この日は関東が困るからやれないと言ってきたため、別の日に動いた。でも、その日は東北で学生選手権があるためやれない。そしたら、場所を変えてやりだした。
翌年はまた出ることができなかった。2年連続で勝手なことをされたので、じゃあやめますと言った。
4年後、もう1回やらない?と言われてやることにした。
なので、秋に対校戦が1つ増えます。
22大学みんなの目標であった福島大がいないのは寂しい。なので、もう1回やりましょうと若い先生にも言われた。
頭を下げてもう一度混ぜてもらう。地方の公立大はみんなと同じくらい。東北インカレよりは参加人数は多いが、今まではずっと勝っていた。
勉強しながらやっているのはみんなと同じだから、そういう人たちと一緒にやれる場はみんなにとっても良いかなと思った。
日程も調整しないといけないし、金銭的にも大変かもしれないが、力を試す場が増えた。プログラムを後で見せるようにする。大会記録を見ると、けっこううちの大学が載っている。

昨日の9種は全部終ったか?9種目ではきりが悪い。混成は10種目だ。寒くても暗くてもできるのは、外周しか残ってない。今日は外周1周トライアル。必要なのは順位だからタイムはいらない。二瓶先生はポイントを二倍にしようと言ったけど、そういうことはしない。医大の体育の授業で野球をしていて、10対1のところで時間がきた。最後の1点を20倍にして行ったら、本当に1点をとり、10対21で勝った。人って倍と言われると頑張れる。
だが、これは倍にはしない。頑張っていい点をとる。最後の1本だ。
11月は東日本女子駅伝とふくしま駅伝の2つの補助員がある。なかなか大変だが、しっかり頑張っていこう。
これも、ちょっとした社会貢献だと思う。
もう少しで冬季練が始まるから、食事をきちんとまんべんなく食べること。体をつくって、来シーズンに備えよう。11、12月は第一期で、基礎となる体をつくる。駅伝とかがあれ人はそっちでしっかり頑張っていこう。


●11月17日(土) 記録者:山下愛美

伸びていく選手は、素直な選手。でも今までのみんなの育ちもある。
素直は、人を受け入れる。
子どもは受け入れることができない。我が出てしまうから。子どもは、人のことを考えない、我慢しない、できない、泣くことしかできない。
素直と言ったら、素直である。嫌なものは嫌という。
吉田は、「先生、これおいしいですよ」と持ってきてくれる。先生は「おいしいよ」と言う。相手のことを考えているから、思っているから、美味しくなくてもおいしいよと言う。

小学校、中学校、高校で社会性、品格を身につける。大学、社会は明らかに違う。
聞く力をいれていく。自分のためにやってくれている。
お互いに他人を思いやる気持ちが出てくる。それが他人なら何も思わない。
先生は社会性の強い人間だから、これはまずいと思ったことには教えてあげる。それが他人でも。普通の人は言わないよ。関係ないから。
言われた人がそれを素直に受け入れられることができるか。
耳が痛くなるようなアドバイスをどう受け入れるか。二瓶先生は女子に痩せなさいという。
菊田先生はこれできたか、と聞く。ちゃんとできたか。
1つ高いところに行かせるためにやっている。
受け止める力、素直な心が大事。自
分のために言ってくれているのだろうと思うかどうか。
「でも…」という選手は伸びない。口きいてもらえない。それは無関心だから。
プロの集団ではないからあげてあげなくてもいい。こうしたら絶対あがっていけることを教えている。上がっていきたいと考えている人がいるかどうか。自分がどう自分の心を開いていけるか。
1度言ってできない子には口を聞かない。良かれと思っていったことを自分はいいやはダメ。
勘違いしてはいけない。コーチは育てていく義務はない。雛鳥のように口をあけていてもダメ。
言われたことができたら、次のアドバイスがある。
九九の掛け算だって覚えないと次にいけない。次に行きたかったらクリアをする。
無理といった瞬間に伸びは止まる。
何にも考えないで、できないは伸びない。どうしたらできる、やれるだろうと考える。
2ヶ月で10キロ痩せて下さいと医者に言われ、無理といった瞬間かわらない。
やらないと糖尿病になるとわかっている。どうしたら10キロ落ちるかなと考える。
一生苦しむことになる。自分でどうとらえるか。やるのは自分、そこにいくのも自分。
アドバイスくれる。私はこうなの、幼稚園生と一緒。
二瓶先生は女子を教えている。菊田先生は男子を教えている。
10人より9人を教えるのが楽。9人より8人。1人はすごく楽。
言うことを聞けない学生は消えても構わないからと先生は言ってある。
遊びではない、必死にやっている。それには最短ルートがある。
素直な自分をどう作っていくか。幼稚園生はエゴの塊。
きほちゃん(二瓶コーチの娘:幼稚園生)はすごく成長した。
前は嫌なものは嫌と言っていたが、最近は嫌なことでも、はいと言えるようになった。
お兄ちゃんのるかくんはもっと成長している。
エゴを自分の中で人として完成した人間になる。
勝つということを目標にしてやっている。子どもは違う素直な心。全ては自分のため。
成長できる。そのために力をつけている。
いろいろなことを成長できなければならない。川本が言っていることを身につけて素直な心。
自分のこと、自分のためだと思え。自分が見えたらいいが見えない。
人から言ってもらったことをありがたいと思え。自分をいかに変えていくか。発展途上の途中だ。自分がおかしいと思っていなくても周りからみたらおかしく見える。それを正されたときどうなのか。
競技力をあげること、必要なものがある。
いろいろなものを身につける。自分の目標のところへ行ってほしい。
2人のコーチに言っていることは、嫌いな人には教えなくていい。
2人とも小学校の先生だから、子どもだから仕方ないんですよと言って教えてあげる。
例えば、宿題。青木のことが好きだから青木には見せる。でも吉田のことは嫌いだから見せない。自分が教えたくなるように相手を変える。言ったことができない子には教えなくていい。嫌な奴でも仕事だからと思えばいい。小学校の先生はストレスが溜まる。教育的配慮。全ては君たちがどうかわっていくか。無理だと思った瞬間だめ。次のステップにいけない。
〇〇やろう、やっていこう。すべて上にいかせるため。人と同じはだめ。変わるから上にいける。青木だってもうちょっと変わると世界へ行ける。その手伝いを監督やコーチがしている。変わっていける。自分が変わることを怖がらない。違う世界へ行きたいなら変われ。笑顔を絶やさない、自分が好きなことをやっているのだから。


●11月20日(火) 記録者:伊藤彩

さっきウエイトでシャフトの回るところの六角レンチで止めるところが外れていた。
ネジはあったんだけど、ネジは自然に落ちるわけないんだよね。
誰かの時に落ちているはず。なので、落ちたのに知らん顔をした人がいる。
それは、まあいっかぐらいでも、知らないでやったら大惨事になる。
ストーンと抜けるから。
壊れてますと紙を貼ったり学生課に届けたりするべきだったろうし。
たまたま、北野さんのところで分かったから良かったけど。
物を大切にすること、まあいっかにしないこと。
しっかりと報告すること。そこらへん徹底しよう。

もう一つ。物を大切にしよう。ここにあるものは先生のものだと思って。
大学のものか先生のものを使わせている。
治療器もその辺にあるものじゃない。当たり前じゃない。
君たちのものではない。パワープレートもそう。
使わせてもらっているという気持ちを持ってほしい。丁寧に扱う。
他の部活と比べてみてくれ。
平気で白いハードル出すけど、あれは菊田先生の授業用。
もう少し物事を考えて、その辺に公共物としてあるんじゃないよ。
本来は何にも無いもの。
特にメインに使っている人たち。ほこりがあったら拭くとか、掃除したりとか。
もう少し、先生のものと思って。
トラックだったら学生の権利だから使えるけど、そうじゃないものもあるということ。
借りていたらどうしたらいいか分かるじゃないか。
金谷川小学校にテントを借りたら、手土産の一つを持って返すのがふつう。
そういうことを毎回毎回やれって言っているわけじゃないけれど、それに見合ったことをやってくれ。
水ひとつだってそう。部で買ったわけではないので。その辺を意識して扱いが雑にならないように。
ちゃんと出来なかったら使うな。基本は同好会と思ってくれたら良いよ。
それだけ道具を大切にしてほしい。馬鹿丁寧にすることはないけど物を大切にしてほしい。
先生のものを全部借りているという気持ちで。
全部が先生のものというわけじゃないけど。
パワープレートもいっぱい傷がついていると思う。それを何も言わないってないと思う。
もうそんなに変えるものではないということを認識して。
平気すぎる。自分のもの以外に対して。怒られるかもしれない。
でも黙っておくことはないと思う。ずっと買えないものばかりだ。
そこのハンマー用囲いなんて30年も代えてない。
これからの30年も買えないと思う。
ここにあるもの全部買い替えることはできない。それぞれ丁寧に扱うこと。
ここ数年そういうところに欠けている 。
危険を予見して準備するとか。
誰のものか分からない、人のものだと思ってるから雑になる。そうならないように。先
生のものと思ってたら丁寧に扱わないか。一人ずつが気を付けること。
壊さないようにするためには?考えよう。
もうそんなに買えるものではないということを認識して。


●11月27日(火)

Upのやり方を今日から変える。
Upをしたあと各自ですぐにインターバルを1800m走るような気持ちでやってみよう。
最初はjogのようなペースでも構わないので。
さっと本練習に入れるようにしよう。

それと、二瓶コーチから全体的に男子がSWCTを行う時に手を抜いているといっていた。
技術的に言われるのは仕方ない。
それを今度は頑張りが足りないといわれるのは恥ずかしいことだぞ?
東北高校の野球場には、「同志亡き者はされ」という看板がある。

お前たちは練習する価値なんてないぞ、
やる気のない奴は同好会に入ればいいんだよ。
こんな姿を見たらOBたちが泣いてるぞ?
いつからそんな弱い集団になった?
ファイトの声掛けもそう。
本当にきつ過ぎて手を抜いている学生に対してファイトっていうんだよ。

そんなやつ邪魔だから来なくていい。
やれない奴はでていけ。
そんな奴のために時間を使っているんじゃないぞ。
自分を超えなきゃ相手を超えることはできない。
でも、仲間同士で手を抜いているじゃないか。

叱らなきゃお前たちはできないのか?
何のために練習に来ているんだ。
ムチで打たれて、火の輪をくぐるような練習が楽しいか?
そんなこと二瓶コーチも菊田コーチも本当は言いたくないんだよ。

同好会の学生には失礼かもしれないけど。

もっとしっかりやろうや。

3年生しっかりしようや。
チームをちゃんと引っ張って行けよ。
頑張る気持ちとやる気は一緒だ。
やる気のない奴はこの部から去れ。

言い訳のいうやつはいなくていい。
1年生が引っ張っていったっていいんだぞ?
弱い先輩たちなんか越えて行け。

どうすれば上に行くことができるか考えろ。
やる気のない奴は立ち去れ。それはそれで構わない。

もうこんなこと言わせるな。
以上、今日も練習頑張っていこう。


11月28日(水) 記録者:霜触智紀

寒くなってきた。無駄に早く集まって、ぼーっとした時間を過ごさないこと。
いつ始まるのかは、聞けばいいだろう。
君たちはやることはたくさんある。いつの間にかこうなってしまった。早くに集まって、円になって立ってることないだろう!それはおかしいぞ。
準備することはたくさんある。先生が来てから集まって、で十分だ。
練習前にもすることはあるはずだ。女子は二瓶先生にやれと言われていることがある。男子も自分たちで考えてやればいい。

しっかりやっていこう。

12月4日(火)記録者:新山昌悟

ノロウイルスがはやる時期が来た。
ノロウイルスにかからないために免疫を高めないといけない。
手洗いやうがいをしてしっかり対策をしなさい。
それから,インフルエンザの予防接種も受けておくといい。
予防をしておくことに越したことはない。
こういったものは99.9%は大丈夫なんだ。
だが,残りの0.1%のちょっとした心の隙からかかってしまうものだ。
誰だって病気や怪我はしたくない。出来るだけ心の隙を作らないようにしなさい。
 今,男女別で練習をしているけど,もっと助け合っていきなさい。
ある高校では,マネージャーは選手が寒い中練習しているときに中にいていいなと思われるので,先生がそう思われないために一生懸命仕事をしなさいと言って仕事を与えていた。
うちの選手でも怪我をしている人がいると思うが,治療は練習時間じゃなくても出来るだろう。
温かいところにいて治療するのが当たりまえになってないか。
練習の時間は,お互いのために助け合いながらやるんだ。
今,4年生が来てタイムをとってくれてるけど,それにいつまでも甘えてるんじゃない,そのことになんで気が付かないんだ。
タイムは自分たちでとっていく,当たりまえのことだろ。
それから,もっとお互いに親密になっていかないと駄目だ,そう出来ないなら来なくていいぞ。
仲間として頑張っていけ。以上練習頑張っていこう。


●12月6日(木) 記録者:川崎翔子

最近カゼが流行っているが、生活リズムをしっかり整えカゼを引かないようにしなさい。
食べ物がすべてだ。ただやみくもに食事をすればいいというわけではない。
どう食べるかが大事。
カゼを引けば練習を休むことになり、体はあっという間に衰えてしまう。
食べ物だけでなく手洗いうがい、早寝早起き、自分でできる事はちゃんとやりなさい。
色々な事の積み重ね。そういう事を当たり前にできる選手になりなさい。
そのことが自分の目標に、すべてに繋がっていく。


●12月11日(火) 記録者:鈴木真悟

 寒くなったので、風邪を引かないようにしろ。インフルエンザの予防接種など自分でできることをやりなさい。
話は変わるが報告、連絡、相談をちゃんとすること。頼まれたことは丸投げにしないで責任をもってちゃんとやりなさい。仕事を頼まれた人に聞いて、確かめて、その人にできましたと報告するのは小学生でもできることだ。君たちができないから言っているが、言われたことはちゃんとやって報告しなさい。頼まれたこと以外のことは必ず相談しなさい。ごみ拾いくらいのことは確認しなくていいぞ。たとえば、グラウンドのコンセントが中に入っていることがある。閉めているのには理由がある。勝手に出したりしないで責任の持てる人に相談しなさい。それから相談する時は誰が責任を持てる人か考えなさい。また、相談するときは先に相談しなさい。事後報告は無しにしよう。先生は先に決めて進めているものはやらせない。それに長引くものは途中経過を報告するようにしなさい。それが身につかないと駄目だし、そういう能力が無いから怒られる。とにかく人の手を煩わせたら報告をしなさい。どんな小さなことでもちゃんと報告しなさい。考えて勝手にやらないで相談しなさい。意見を川本先生や二瓶先生に聞きなさい。責任を持てないのだからちゃんと手順を踏みなさい。
それから外部との連絡を取るときには特に注意しなさい。外部に連絡する前にインターネットで検索したり、先生に聞いてみればわかることかどうか考えなさい。なぜかと言うと人が1人動くのはお金やコストがかかるからだ。外部に電話したり、人がどこかから来てくれるというコストのかかることを減らすようにしよう。とにかく報告、連絡、相談はたいせつなことだから徹底してほったらかしにしないようにしなさい。
そう言えば前もなにかが壊れていた。それはちゃんと報告しないと駄目。第2体育館のバイクなども壊れているが、あれは自分の物じゃないからほったらかしにされているんだ。報告すれば直るし、迷惑がかからないだろう。ここにあるものは自分たちのものじゃなくて先生のものだと思えば物の大切さがわかるだろう。壊したらちゃんと報告しろ。また、壊されているのを知っていて黙っていたら同罪だ。学校のいじめも黙っていたら同罪になるだろう。君たちは公共のものを使っているという意識が低い。シャフト1本にしてももう買えないのだから公共心を持って欲しい。でも壊したら買わなきゃいけない。お金はないがどうにかして買わなければならないんだ。だからしっかり報告しなさい。そういった力をちゃんとつけなさい。大部分の人はできていない。ちゃんとできる人にならないと就職などもできないぞ。
また、違う話になるが先週グラウンドで盗難があった。以前もあったので貴重品などは自分でしっかり管理して欲しい。次に盗難が起きたら警察に入って貰おうと思っている。知っていると思うが大学は三者自治があり、手続きを踏まないと警察に入って貰うことができない。次は捜査してもらうつもりだが、お互いに気をつけながら練習も頑張ろう。
 何度も言うが、道徳心を持ち報告、連絡、相談ができるようになりなさい。それが君たちの力を高めていく。君たちのことがどうでもよかったらこんなことは言わない。就職活動も一発で受かってほしい。先生は世の中の道理を言っているだけだ。今のまま変わることができなかったら企業も採用してくれない。だが変わったら採用もされるし、社会に通用する人間なれる。以上練習頑張っていこう


●12月13日(木)  記録者:山本千裕

今日の授業中に再来年の日本選手権が福島県で開催されることが決定した。
本当は国立競技場でやるべきことであり、もしくは横浜や長居に相当する競技場でなければ正直行きたくない。
日本選手権は陸上をやっている人ならそこは目指すべきところであろう。
だが、日本陸連に福島でやらせてほしいと志願した。だが、この志願は地震の被害がなければ誰もが疑問に思う。自分たちは練習を普通にできていてもまだ被害の影響を受け大変だと思われているので、頑張っている姿をぜひ皆に見てほしいという願いからこういう機会を設けていただいた。1,2年生の学生たちは現役大学生として福島大学のユニフォームを着て一人でも多く活躍してほしい。補助員や切符切りではなく、しっかりとスタートラインに立ってほしい。福島でやるからこそ頑張るのか、どうせ無理だとあきらめるのか、そこは自分たち次第。やってやろうと思ったその時に自分が一体何ができるかを考える。
 あづま競技場はオーロラビジョンがなく、その設置には5〜10億の資金が必要になる。16万人もの人が避難している中でそんな大金を使うわけにはいかない。オーロラビジョンを借りるだけでも2000〜3000万ほどかかるため、そんなもったいないこともできない。電灯も1本1〜2億かかる。だけれども、やろうと思って1歩踏み出せば出来ないことはない。競技力も同じで、難しいけどやるのかやらないかである。できないなら、何度も言うように同好会で楽しむ程度にやればいい。楽しい青春は苦しいけど、可能性を求め、イメージを持って取り組むことで変わってくる。上級生は留年も大学院も有効だろう。卒業してから1,2年頑張ってみるのもありではないだろうか。
 日本中の人が福島で開催することを認めてくれた。何もない競技場だけれども、サブトラックの広さはどこにも劣らない広さを持っている。開催にあたり、反対をしないで陸上の多くの仲間たちが福島を応援してくれることは普通の時ではありえないことだろう。立派な競技場の新潟も新設されたばかりの長崎も同じように立候補をした。長崎は2階建てで屋根付きのオーロラビジョンも備え付けてある。それなのにもかかわらず福島を応援してくれており、その声援に学生たちは応えるべきである。福島大学の学生が死ぬ気で頑張れば感動するだろう。参加人数はきっとトラックで予選3組くらい、フィールドで20人くらいだがその中で頑張っている姿を見せるべき。そのために大人は資金を集め、よりよい環境を整えるだけ。だから学生たちは「よし、やるぞ!」という気持ちを持って取り組んでほしい。決して簡単ではないが、どこかにいってしまうような学生でも努力をすれば今は必要不可欠な戦力となる。だから人はいくらでも変わることができる。常に目標を持って練習をすることで毎日変わっていくことができ、強くなっていく。5〜10年前の先輩たちもできなかったことを成し遂げた先輩方も多く居る。だから常に強い気持ちを持って取り組んでいって欲しい。


●12月18日(火) 記録者:阿部綾香

もっと頭を使え。今日はこんなに風が吹いているんだ。どうして色々なものを使おうとしないんだ。知恵を使え。風が強い日、雨が降っている日、テントの張り方は違うだろう。もっと考えろ。せっかく新しく持ってきたものも使わない。こんなに大勢の人数がいるのだから、誰か一人は気づくはずだ。大勢の中に埋没していてはいけない。何回も言うように、普通の人になっていては勝てない。チャンピオンはたった一人しかいない。自分だったらどうするだろう?考えれば分かるはずだ。今のままだったら先には進めないぞ。


●12月20日(木) 記録者:渡辺裕人

女子合宿が始まるので今年はもう男子の練習を見る機会がない。しっかり頑張れ。合宿に行かないこちらに残る学生は、22日に仙台で行われるイベントに参加すること。新しく東京都知事になられた猪瀬さんの初仕事なので、子供たちと一緒に盛り上げてきなさい。またその会場となるゼビオアリーナは設備がしっかりしていて、まるでアメリカのバスケットボールの試合で使用される会場みたいなところ。日本のスポーツも、ゆくゆくはあの会場を使用し大会などをしたいと考えている。すごくしっかりしている会場なので、見学のつもりで行ってきなさい。
 話は変わるが、もう少しで冬休みにはいる。そこで冬休みに帰省したときに、親御さんに「成長したな」と思われるようにしなさい。また、余裕があったら出身の中学校や高校に顔を出して挨拶をしてくるのも良いだろう。その中で「今、こういうことをして頑張っています」などの報告をすれば、先生方も「報告に来てくれるとか、かわいいな」と思ってくれる。逆に何もしなければ何もないまま終わってしまう。君たちはもう大人なので、自分が何かをしなければ周りは何も与えてくれない。それは、自立していく中でわかることでもある。ただし、自分が何かをしたとき周りから直接的に何かが返ってくると思ってはいけない。そういうものは回りまわって最終的に自分に返ってくるものである。なので、一番縁が深い先生方に挨拶に行けないようじゃいけない。そういうことのできる人が得をする。
 また冬休みには、ボランティアなどに参加するのも良いだろう。どんなことにも陰日向なく活動できる人が素晴らしい。今も震災で大変つらい思いをしているのに、ボランティアをして周りをサポートしている人もいるし、それを継続している人もいる。しかし逆に忘れてしまった人もいる。忘れてしまった人をとやかく言う必要はないが、しかし我々は継続している人たちを認識しなければいけないし、一緒に活動していこうと思わなければいけない。なので、休みの1日くらいボランティアに時間をあてるのも良いし、実家に帰って親御さんの手伝いをするでも良い。そうやって、自分の力を外のために使ってほしい。そうすることで世の中の誰かが、そうしている人のことを勝たせたいと思う。一生懸命考え最善の方法を尽くして頑張れば必ず日の目を見ると先生は信じている。ただしそれを判断するのは周りなので、自分で頑張っていると満足してはいけない。
 最後に、もうすぐ2012年が終わり2013年が始まる。今年これだけ努力したからこれだけの結果が出たというのがわかると、来年どれだけ努力すれば自分の目標にとどくかが分かるので、2012年が終わるがどうだったか、2013年が始まるがどうしたいか、ということを明確に反省し目標を立てるように。年の節目もそうだが、節目が大切。竹は節目があるから伸びていくように人も同じ。1・2年生もそうだが、特に3・4年生は人生の節目をむかえている。そのとき、自分にどのくらいの力があるかは世の中に試されるのでしっかり頑張っていこう。


12月24日(月) 合宿2日目  記入者:山本千裕

 昨日は二瓶先生からいい話があったそうだね。福島大学も最初はそんなにすごいところではなかった。地方大学だからたまに勝てる、インカレでたまに入賞できる程度だった。先生が来る前は800と400で2人入賞者が出ただけである。インカレの出場者も片手で数えられる程度しかいなかった。
地方の大学は教育学部で教員免許の取得が前提だった。以前の高等師範学校は今の教育大学で、主な学校として東京師範学校、今の筑波大学が挙げられる。昔の大学生は勉強する人は東京教育大学へ、できない人もしくはやらない人は高校の採用試験を受けても一発では合格できない。だから地方の大学の講師になったといっても過言ではない。だから国立大学の陸上は強くない・・・?昔の国立大学は陸上と県のことを少しやって終わり、なんとなくそれでいいという考えを持っていた。地方大学はそんなもん、だから競技力が低い。その中でもやろうと思えばできることもある。
 二瓶先生の同期で国体で8位の学生が福大へ入学しインカレでは3位になった。穐本先生は先生の教え子で初めての全国チャンピオン。松野は100mインカレ5番。というように結果を残していくことで大学の名前も売れてくる。吉田は一般受験で、池田もアポなしで受験した。木田は先生が勧誘した第1号の選手。当時推薦では2〜3人しかとることができなかったが、青木の時代から10人程度取れることになった。しかし先生は10人だとどうしても雑になってしまうので6人で十分であると断った。
 吉田は自分の中でしっかりやっていこうという気持ちがあった。全中では6位、インハイではだめで国体も2回ともだめだった。福大へ来てからも練習がきつすぎて二瓶先生にやりたくないと弱音を吐いたこともあった。でも二瓶先生から必要なことだからやるべきと言われ頑張った。すると3か月後の日本選手権は800mで入賞を果たした。また大学を卒業した後には日本記録も樹立した。全天候が1レーンしかなかったグラウンドで強くなってきた。久保倉でさえ、何回逃げ出したかわからないくらい強くなるためのことをやってきた。100MHで勝てないから400MHをやると国体で5,6番になった。でも坂水や木田や高橋がいる中で練習についていけないことがあった。
今の学生たちはそのように頑張ってきた事実を知らない。才能があるのに努力が足りない。高校までの努力で一般と戦っていけるわけがない。努力しないで勝った人は強くない。また、選手を育てられるコーチではない。人の努力を見もしないで大変だと思っている、自分の才能を自分でつぶしてしまっている、そんなもったいないことはあるか。トップアスリートの努力を真似すればいいだけの話。
丹野だって高校チャンピオンであっても大学の合宿にはついていくことが出来なかった。自らの努力で先輩たちに追いつき追い越してきた。先輩たちが成し得てきたことの努力も見ない、大変さも聞かない、それなのに諦めるなんて思うこと自体が間違っている。人それぞれが努力したからできた話で最初からできた人なんて居ない。それをわからないで諦めている自分たちはバカとしか言いようがない。勝つ理由がわからなかったら調べればいい。やろうと思いもしないで出来るわけがない。「うらやましい」と思っている人に幸せは来るはずがないし、妬みや嫉みを持っていて幸せになれるはずがない。ドラマを見ていてもそれくらいわかるはずだ。幸せになりたいと思ったら自分の力で夢に向かって努力し続けるしかない。今できることをのばし、できないことを少しずつのばしていくと自分で上に上がっていける。そのためには素直な心がなければ絶対にのびていかない。先生が二瓶先生と今でも一緒に居れるのは変な気持ちがないからであって、エゴを表に出していたって付き合っていけない。エゴを持っていたとしても出すかどうか、出さないで清らかな心を出し続けるか。もし君たちの親だったらシンデレラのように育ってほしいと考えている。子供だからなんでもやってあげていいと思うし、エゴもありだと思う。しかし、大人になってもそれを出していては捨てられていくだけ。お互いに協力してやっていくだけ。上級生と下級生の荷物の出し入れだってそう。学年の関係を越えてみんなで協力すればいい。嫌なところがあっても、オブラートに包みこんで伝えるべき。
 「人を助けると自分に返ってくる」と言うようにOGの練習のようにみんなで助け合ってやっていこうという気持ちはないのか。助け合ことで幸せが生まれるから助け合うことを大切にしている。考えてみてほしいのは人にはそれぞれ能力を持っているということ。全カレのマイルの予選だけのために冬から短長に混ざって練習していた小野寺の話がある。病気、けが、太ったことなど数多くのことを自分の力でしっかりと越え這い上がった。当時の四継とマイルは5人だけで勝ち上がった。池田は四継だけ、吉田はマイルだけ、あとの3人は重複していた。今みたいにタイムテーブルに余裕がないからそんな簡単に選手を使うことが出来ない。だから100mの選手だった小野寺をマイルで使うとし、春も夏もマイルの予選1本のために練習を積み重ねた。
渡辺は100mを走った後でも「いつでもマイルいけます」と公言していた。普通は100の選手がそんなことできるはずない。二瓶先生の時代にはトラック7種目で70点をとり、全カレでトラック優勝を成し遂げた。これは特別でもなんでもなく、学生たちの意識が高かったからできたことである。だから学生たちも頑張ってほしい。才能はみんな持っているからそれが遠いと思わずにやってほしい。
 二瓶先生が日本記録を作ったレースで3位に廣田が入った。廣田は高校の時に国体で下位入賞の選手。それでも頑張り次第でどうにでもなる。今の学生にはその気になってないように感じるし、遠いとか違うとかという固定観念を持っている。インカレチャンピオンは普通でインカレチャンピオンで日の丸をつけている人は市川さんしか居ない。結局学生は一般の方に手も足も出なく誰も追いつくことが出来ない。学生たちは小銭入れの中にいるようなものだから勝負することができている。本当は合宿もOGと一緒にするべきだけれども今の君たちにはその力がないから一緒にやることもできない。男子がSWTCをできないからいつまで経ってウエイトをやらせてもらえないのは、いつ見ても出来ていないから。
1つの問題を抱えても解決できなかったらいつまでも出来ないままにしないで解決策を見つける。考え方を変えなければそれはできない。オリンピック選手の真似をすべてできたら苦労はしない。そうなった途中をもっと知ってもっといろんなことを利用するべきで、本当にそうなりたいと思うならやるべき。学生はOGのプレッシャーに負けている。木田も吉田に付いていこうとして、引っ張ってもらおうとして、追いつき追い越している。久保倉も丹野も青木もついていこうとして連れてってもらった。歳も離れていれば足手まといになるけれど一緒にやりたいなら頑張ってついていこうとしよう。OGは教えるのが義務ではないから声はかける、でもそこから声をかけてついてくるか、こないかはそれぞれ。
次に可愛がってもらえる理由を考える。どうしたらタダでいろんなことを教えてもらえるのか、学んでいけるのか。例えばそれは秘伝のタレと同じで「ウチの店は醤油を入れているよ」とせっかく教えてもらっているのに「私はソースを入れるの」と意見を受け入れなければもう教えてもらえなくなるし、タレも完成しない。努力だけでは足りないプラスαの秘密をわからなければ教えてもらえるような行動をしなければならない。努力はするけれど努力だけでは足りないものもある。
他力本願という言葉があるが、これは最後に悟りを開くときに師匠から引っ張ってもらって悟りを開くということ。そうでなかったら悟りは開くことが出来ず、自分の力だけでは上に行くことはなかなか出来ない。
実力主義の時代の中でも高卒でどんどん出世している人も居て、その銀行員が言っていた3か条は1、引き 2、運 3、実力と言われている。努力していることは前提で自分でやれることをやっていかなければならない。
 その中で何かを掴んだから成功できたのが二瓶先生。インターハイにも行けなかった選手が日本記録を樹立した。いっぱい泣いたし、いっぱい努力もしたし、人には見せない努力もした。雪の中、勤務が終わってから一人グラウンドに出て電気一つの中練習をする。川本はFAXでメニューを送るだけだから特にどうこうと言うわけではない。でも実際それだけでは無理なことがある。吉田池田もこのことをしっかりと教えてもらっていたが今ではそれが途絶えてしまっている。だから先生もまた復活することを期待している。二瓶先生やOGがいつまでも居るわけではないから教えてもらえるような行動をしていく。
 二瓶先生も大学1年生の時は先生に「お茶」と言われ淹れたはいいが、それを自分で飲んだ。昔に起こった出来事をいつか笑って過ごせるように変わっていければいい。そのために上手く先輩を使っていく。二瓶先生も吉田とは7つ違い、青木は今の学生と4つ違い、歳とか関係なしに聞きに行かない君たちが悪い。行けば何かヒントがあるかもしれない。自ら行くことで引っ張っていってもらえるかもしれないのだからもっともっと利用するべき。吉田と学生の違いは今村とるか君くらい、3年生ときほちゃんくらいの差があるが、もっと近い人をターゲットにしていろんなことを学んでいってほしい。努力の先には他力本願、もっと聞くことを大切にして作り上げてきたことをしっかりとやる。
 青木はインターハイのとき100MHで14”1くらいで走っていた選手。でも大学3年生の時には世界選手権にも出場し、4年生ではオリンピックにも出場した。そうなったのには理由もあるし、秘密もある。吉田が7年かかったことを久保倉が4年でやり、さらに青木は3年でそれを成遂げた。そのあと続かなかったことが残念であるが、最初から速かった選手も努力をしてこなかった人なんてどこにもいない。泣いてない人もいない。越えていくために何かをやらなければならない。決心してからは泣いてはいけない。二瓶先生は97年の世界選手権に出場し、国体のリレーで優勝をプレゼントすると言っていたが、走っている途中に肉離れ。そこで辞めればいいものの、約束をしたからと言って最後まで走りぬいて3位になった。しかし、筋肉が切れていたので1年半走ることができなかった。いろんな病院に行ったけれど全然駄目だった。小学校の先生をやりながら大学で練習もして文句も弱音もたくさん吐いてきたが、ある程度のところでしっかりと覚悟ができてくる。ずっと泣いている人には幸せは来ない。幸せになっていく女はドラマを見ていてもすぐにわかる。突然かいきなりかわからないけれど早くみんなにもそういう気持ちになってもらいたい。今のままでは覚悟を持ってやらなければ楽しんでやってみようという気持ちがなければ上にはあがっていけない。OGによさを引き出してもらう。来年のインカレで大暴れできるように。そんな気持ちをみんなが持っていることができたら全カレですぐに70点くらいは取れるだろう。9月の1,2週目に向かって春と夏の合宿もしっかりとやっていこう。
 小野寺の話で、結果論になってしまうが当時から57くらいで走っていて大会当日に55くらいで走れていたらもしかしたら決勝に行けたかもしれない、だから春までに、この冬に何が必要なのかをしっかりと明確にするべき。ウエイトでただ4tあげているだけではないのか。10RMと8RMと6RMの意味をしっかりと考える。
 今の女子学生が中学男子のレベルくらいになれば強くなれる。女子だからとかブレーキをかけずにやっていこう。女を捨てるくらいの気持ちで本気で練習していこう。ある時は出してある時は捨てて、テントとかの重たい仕事は男子に任せて・・・もっと頭を使っていこう。やるときは女子を捨てて中学男子に向かって努力しよう。ウエイトの中身も妥協しないで取り組んでぎりぎりまで追い込む。つぶれるかもしれない恐怖もあるがどんどんチャレンジしていく。TCの男子と一緒に走ったり、先輩を利用したり、決して遠いと思わないで全カレで福大の名を轟かせよう。戻ることはできないから新しいものを作り上げていく。歴代の先輩方は今の学生が恵まれているのがわかるからこそもっとハングリーさがほしい。木田とかOGが望んでいることだから昭和の人のようにもっともっとストイックに頑張っていこう。