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2月1日(日) 記録:熊野 隼人

朝からの雪かき御苦労。
ただ何のための雪かきか、なんで雪かきやっているのか、それをきちんと考えてやらなければならない。
今日は昨日みたいに雪が降っているわけではない、太陽も出ているので、外で練習をするためにトラックの雪かきをしている、雪を除けても、トラックが水浸しではダメだ。自分たちが走るレーンを、まず完璧に使える状態にすることが第一。
ここで練習するために必要なことは何か、よく考えなさい。
練習をするためには、何が必要か、何を優先すべきか、練習が終わってからできることをしていても意味がない。
限られた時間で、どこに力をいれるべきかを考えてできれば、やったことが無駄になることはない。
チーム全体で何をするか、自分は何をするか、それぞれ役割がある。
1年生は、福島のこの環境で雪かきをするのは初めてなので、わからないこともあるだろう。そのために上級生がいるわけで、1年生より考えることができるはずだ。
すべては陸上競技のため、自分を強くするために練習をしている、そのことを忘れてはならない。


2月9日(月)   記録者 小林 利匡
最近は、気温が暖かくなり自然の変化も見られるようになった。選手もまた冬季トレーニングを日々積むことで成長することができる。しかし、練習で良い動きをするためには、冬季でためたものを上手に出さなければならない。そのために、一本一本集中して練習に取り組み、この練習はエネルギーをためる練習か、それとも技術重視の練習なのか、目的をよく理解することが大切なのである。そしてそこから、何をすべきかを考えるのである。
体操の富田選手は、高校生の頃から世界を見据え、どうしたら自分は世界へいくことができるか、何をすべきか、明確なビジョンを持っていた。そのための練習だということを意識しなければ強くはなれないのである。
11月から今日まで冬季トレーニングを積んできたが、中には継続して練習が出来なかった者もいると思う。だがその時は、遅れを取り戻そうとして急に練習に参加せずに、自分に合わせた練習をしたほうが良い。例えば、川は常に流れているがそのまま流されてしまえばどんどん下流へいってしまう。上流を目指すには、流れに逆らってのぼるしかないが、順調に先へのぼっていった者に追いつくことはできない。上流にいけばいくほど進むのは困難なのだから。こうならないためにも、怪我をせず土台をしっかりと固める必要があるのである。普段からケアをしコンディショニングに自覚をもつこと、そしてもしトレーナーさんのようにケアについて詳しい人がいるのであれば、アドバイスをもらうのも良い。積極的に関わることで、自分で考え、正しい方法を身につけることができるからだ。
陸上競技はごまかしのきかない競技であるから、一日一日の練習を大切にしなければならないのである。


● 2月11日(水) 記録;千葉緑

昨日中国で大きな火災があった。
それぞれ火の始末を気をつけるように。
自分の生活を正すことは大切だ。しっかり食事をとることが自分の体をつくる。
使ったものは食べたものでしか補えない。

東北インカレまであと6週しかない。
変わらなかったら速くならない。
自分で自分を変えることをしなければ、グラウンドに来ただけでは何も変わらない。
体は一日二日では変えられるものではない。
数か月もかかるものである。
だからこそこの春休みを有効に使いなさい。テレビに向かってピコピコするのではなく、本を読んだり、勉強したり、免許を取るのもいい。学生としてやるべきことをしてこの春休みを無駄にしないように。
授業では決められたことを受けなければいけないが、それをどれだけ自分のものにしていくかが大事である。
毎日コツコツと積み重ねた人と、そうでない人とでは当然差が出てくる。
それは練習でも同じである。
何のためにここへ来たのか、何をしに来たのか、もう一度初心を思い出し、4年生になったときを思い描きこれからやっていきなさい。


2月12日(木) 記録:中軽米愛美

グラウンドに雪が残っている。
雪の立場を考えると、雪だって消えたくはないだろう。
雪は、たくさん集まっているもの、林があって影になっているものが残る。
この影になってくれている物に対しての、「おかげさまです。」という気持ち。
「おかげさま」の気持ちには、いろんな人があって自分があるという関係のなかに、何かが必ずある。
その何かが、相手に対する感謝の気持ちであり、表わすことが大切である。
15年前、今のような、トラックを作りたいと言ったが、「東大にはないのに、福大にあるというのは、おかしい。」と言われた。
しかし、先輩達の頑張りがあって、今のようなトラックになっている。
みんなは、先輩達への「おかげさまです。」という気持ちを、トラックを掃除することで表している。
先日、文科省の人達が来てくださった。
文科省で、来てくださった方たちに会おう、と大学の代表として行ったとしても、川本は廊下のパイプ椅子に座って長く待つが、下で働く人に対応していただくことになる。
身分がこれだけ違う人たちが、一晩泊って様子を見に来てくださる、ということへの感謝の気持ち。
影になってくれる、風よけになってくれる人たちがいる。
教わってないからできない、ではなく、自分で感じてやれるかだ。
100書くよりは、1つの「感謝」という言葉を覚える。
感謝しているから、人は動く。
例えば、川本が「コーヒーを淹れてほしい。」と頼んだ。
相手は「いいですよ。」と快く引き受ける。このことに対して川本は感謝をし、相手へ何かしてあげようという気持ちになる。
これが、「お互いさま」ということだ。
「ありがとうございました。」という口はいらない。しかし、あたりまえだとは思ってはいけない。
人として正しく、感謝の気持ちを表していくことが大切だ。それはやったらわかる。

学びが足りないと思い、今の状態に満足しないことで、人として成長していく。
本を読む、語らいをすることで自分を磨く。
誰かから批判を受け、強くなることで自分を磨く。
今の自分と違うことを学びながら、人として立派に成長し、大きなところでは世の中の傘に、小さなところでは家庭の傘になれるように、今は大変だけど、雨から守れるようになっていきなさい。
そのために、楽なことをやっても強くはならない。辛いことを乗り越えなさい。
また、倒れている人に手を差し伸べお互いに助け合っていきなさい。
それは、友達同士お互いに干渉しあって生きていくということだ。
社会に出たら、自分の力で乗り越えていかなければならないことも、この4年間は、仲間がいるのだから、今は仲間と助け合っていきなさい。


●2月14日(土)  記録者:中村優平
体を変えて技術を変えること。
ものの考え方を変えないと自分が変わらない。
がんばることだ。朝ジョギングをしたり、朝起きてカーテンを開けることでもよい。具体的な行動をすることだ。自分の心を変えると行動が変わる。
ウエイトを何のためにするのか?自分の体を変えるためである。70%の重さで10回あがるのに、60%の重さで10回やるのは効果がない。
全力で400m走るペースで、100mごとを12秒で走ることは効果はあるが、200mまで12秒で走り、そこで終わるのは効果はない。
量と強度の兼ね合いが必要である。自分を追い込まないと力にならない。体が悲鳴を上げてもやる。妥協しないことである。でも、ケガには気をつけること。
3ヶ月たったが、3ヶ月会ってない人に、体が変わった、と言われないと無駄になる。自分の体を自分で変えるのは心1つである。
わからないことがあるのならOLに聞け。わかった振りをしない。ウソをしていてもしょうがない。聞くのなら、知らない人より知っている人、できる人に聞いて、理解してやれ。1回1回無駄にするな。何となくやるのはダメだ。全ては自分のためだ。正しい方法を見つけてやることだ。
インカレに向けて仕上げること。ここできちんとできないとこの3ヶ月が無駄になる。これからは量、強度があがる。当然、負荷も上がる。ケガが怖くなるのでしっかりとケアをすること。
ほったらかしにするのはダメだ。体に悪いことを毎日しているので、体を痛めている。体を痛めているので、何もしていない人と食事が一緒ではダメだ。
自分の体をどう変えるか考えることだ。
そしたら、幸せが出てくる。全ては日々の努力、行動である。
ケガをしている人は、1日も早く帰って来い。でも、あわてるな。


●2月27日(金) 記録:松井

先日大学入試の二次試験があったが、受験生は例年通り一生懸命だった。
推薦入試、一般入試、前期、後期などは関係なく、自分が目指す所に向かって必死に頑張っていた。
人生にはうまくいかないこともあり、今回の福島大学の受験も倍率が約6倍でとても厳しいものだった。
大学入試に落ちることは人生において失敗だと思われるかもしれないが、その先の人生で転じて良いことがある可能性もある。
また反対に、受験に合格してもその先で失敗する可能性もある。
大事なことは、自分が今目標としている所に向かって頑張ることだ。
言い訳をせず、自分はここに何をしに来たのか、何をしたらよいのかを考えて、自分を変えていかなければならない。
 例えば自分がけがをしたときに、ただ隠れて泣いて過ごすのか、それとも先を見据えてできる限りの練習をするのかによって、その後の自分が良い方向に変われるかどうかが決まる。
その時の努力は必ず誰かが見ていて、それは周りにいる人かもしれないし神様かもしれない。
そして、自分が良い方向に変われたか悪い方向に変われたかを決めるのは、常に世間である。
 受験の日に忘れものをしても、大会直前にけがをしても、一生懸命になって必死でやり通すことが大切だ。
人は、出来事がないと変われない。自分が変わらないと何も変わらない。
 人と比べるのではなく、自分が受験生だった時と比べてどう変わったか、あるいは1年前の自分と比べてどう変わったかを考えて、これからの自分を変えていこう。


●3月1日(日) 記録:松岡 悠生

だんだん暖かくなってきて、花粉が舞う季節になった。アレルギーがある人は、花粉症で練習に集中できないことがないようにすること。

それに関連して、薬の服用には十分注意すること。禁止薬物は絶対摂取してはいけない。うっかり飲んでしまったでは済まされない。ドーピングの検査をされるトップアスリートだけが気をつければいいわけではなく、全員が自覚を持たなければならない。検査の有無ではなく、普段から気をつけることが大切。普段からやっていないことはできない。だから、ドーピングに関する正しい知識を身につけること。WADAのホームページを見るなどして、今日中に目を通しておくように。監督の言ったことは必ずやること。本当は一人一人に話したいが、できないから、こうして集合のときに話している。自分に言われていると思って聞くこと。

ルールブックにも目を通しておくこと。野球やサッカーは、小・中学校で読んでいる。ルールブックを読んだことがないのは、陸上競技の人だけではないか。我々は、一定のルールの中で競技をしている。その正しいルールを理解しよう。

自分のしたことには自己責任がある。しかし、福島大学の名前を背負っているから、全体の責任にもなる。ドーピングに関しても、やってしまったら自分だけの責任では済まされないことになる。やっていいことと悪いことを理解し、自覚をもって行動すること。

小さなことができなければ、大きなこともできない。ドーピングに関しても、ルールに関しても、勉強して知識を身につけなければ実践できない。全ての大元は、強くなるためということを忘れないこと。

去年の11月から練習を頑張ってきたが、3月で失敗すると、5月の東北インカレに臨む上でうまく仕上げられなくなる。この1ヵ月が勝負だ。冬季で積み上げたものが無駄にならないように、しっかりやっていこう。3月が充実したものになるように、目標に向かって自分を変えていこう。今の状態から変わらなければ、強くなっていかない。変わるためには、時間をかけて大変なことをしなければならない。この1ヵ月必死にやって、4月の頭の記録会からいい結果が出せるように頑張っていこう。


●3月5日(木) 記録:三澤 智昭
11月の頭から、3年生と次のキャプテンや幹部についての話し合いを行ってきた。
しかし、3年生の考える部の方針と先生の考える部の方針には、ずれがあり話し合いが進まなかった。
福島大学の陸上競技部には、様々な高校から人が集まってくるため、陸上に対する様々な考えがあるが、先生には部員の力を4年間という限られた期間で、力を引き出すための考え方がある。だから、その考え方を理解し、同じ方針にならなければいけない。先生の考えを理解しているのは、卒業生なので分からなければ相談して勉強しなければならなかったが、3年生はできなかった。

期間内に間に合わせることも大切。例えば、試合の日に遅れてきて残された時間が、20分しかない場合は20分で何としても間に合わせなければいけない。期間を過ぎたものに対して、「はい、いいです。」と言うわけがない。
「自分たちでやろうという」という考え方も、許されない。世の中には世の中の道理というものがあり、自分たちの理屈というのは許されるわけがない。

「勝つためには何をすべきか」と考えたとき、先生の考える練習をやらなければいけないと考えるのが普通。12月、1月と全日本大学女子駅伝、都道府県駅伝、沖縄合宿などがあり、それまでには解決しようと考えるのが普通なのに、3年生はそれもできなかった。

わざわざ、卒業生に教えてもらったことを、自分たちの判断で却下もした。人の経験には差があり、その経験の差というものは大きなもの。それを無視するというのは、世の中の道理に反しているということ。

また、「馬鹿丁寧」なところもある。何でもかんでも言葉の頭に「お」を付ければ良いというわけじゃない。

幹部交代は納会に合わせるものではなく、学年によって遅かったり、早かったりもする。
しかし、今はもう3月。東北インカレは2ヶ月後。時間もなくなってきたので、これからは2年生がチームを引っ張っていくことにする。3年生は練習に混ざってもよいが、チームの運営には口を出すな。2年生は大変だとは思うが、もう少しで新入生も入ってくるので、腹をくくってチーム作りをやっていくように。

2年生は11日まで数日ミーティングを重ねて話をまとめるように。わからないところがある場合は、卒業生に聞いて自分たちの力にしていき、みんなでチームを良くしていくことが大切。


●3月27日 記録:村上雪菜

4年生が卒業して、学年がひとつ上がった。
それと同時に責任も大きくなる。1年生は2年生に、2年生は3年生に、3年生は4年生になる。ただひとつ学年が上がったのではなく、倍のものを積み上げていけ。2年生は2個分、3年生は4個分、4年生は6個分というように。1個分なら誰にでも出来ることだ。

卒部式で、ごみの話をした卒業生がいた。その卒業生は、友達がごみを拾う姿を見て、初めてそのごみに気づいた。それまでは見えていなかった。ごみを見える自分になっていきなさい。
1年生では気づけなかったことも、2年生で気づけるようになりなさい。2年生が気づかなかったことは3年生が、4年生が、多くのことを見ることができる人間になりなさい。
いろいろなものが落ちているはずだ。
例えば、1年生が水くみや掃除をする。それをすれば仕事になった。
しかし、自分でよく考えてみれば、もっともっと仕事があるはずだ。

自分で考えて気づく。多くのことが見えるようになれば、4年生のように立派な話ができる人間になるだろう。