川本かんとくの言わんばことは、ちゃんと言うバイのトップへ

●1月16日 記録:白木敬大

神様は願い事を聞いてくれるわけではなく、誓い事を聞いてくれる。
神様に「みておいてください」とお願いする。
世の中はそんなに自分に都合よくできていないので、自分が神様に何もしていないと、神様は何もしてくれない。
この世はギブアンドテイクでできていて、この場合ギブの部分には「正直に生きる」ということが当てはまる。
「人が見ていなかったら」という悪魔のささやきをいかに排除できるかが大切だ。
誰しも内面に素晴らしい自分とダメな自分を持っていて、ダメな自分に耳を傾けてはいけない。
正直に、精一杯生きることが素晴らしい自分になっていくコツである。
一般的に人間はこつこつと積み上げていくことが大切だが、勝負の場面ではそれだけでは十分ではない。
毎日、真面目に練習していれば勝てるわけではなく、戦略を練ることも必要だ。
勝負事なので、相手よりも色んな手を打てた人が勝っていける。

自分が変わるためには、自分で変えるしかない。
自分をどのように変えるかという部分をつくっていく。
今は今なので「いつかはあの人に追い付く」と思うことはいいが、その「いつか」という部分をちゃんと決めることが大事になってくる。
差を埋めるために、具体的になにをするかを決め、それを行動に移す。
さらに、それが間違っていないかを考えることも必要になる。
しっかりと詰めていけば勝てる。
簡単なことではないが、自分の可能性は無限大である。
一日一日の練習をどれだけ真面目にやることができるか、というのが分かれ目になる。
ちょっとでも妥協してしまったら終わり。

精一杯できることをやって、最後は神様に見てもらう。


●1月19日土曜日 記録:杉田真彦

今日からセンター試験が始まった。
みんながセンター試験を受けた時はとても緊張したと思う。
しかし、終わってみるとなぜそんなに緊張したのだろうかと思ったと思う。
それは大変なことだと思うからそれがプレッシャーになってしまうのだ。

例えば、地面に書いてある白線の上を歩くことはとても簡単なことだ。
しかし、その白線が高い場所にありふみはずしてしまうと下に落ちてしまう状況では、他のことを考えてしまいそれがプレッシャーとなり簡単に歩くことができない。

ありもしないことを考えてもどうしようもない。
心の持ちようであったり、心構えが大事であったりする。
どうしようもないことをどうしようと思わず、前を向くことが大切だ。


●1月26日(土) 記録:高橋 舞

雪道は交通事故に十分注意すること。
車は急には止まれないので、自分で予防できることはしっかりやろう。(よそ見をして歩かない、助手席はもちろん後部座席もシートベルトを締めるなど。)

(屋根から雪が落ちる音。振り向いた学生が何人かいた)
監督の話は、集中して聴きなさい。
話は聞いたつもりでは駄目で、注意をどこにもっていくかが大事。
しっかり聞こうとしているかどうかが力の差になる。
練習も同じで、いかに心を込めて一生懸命やるかで変わってくる。
先生や先輩から聞いたことが右から左に流れていては自分は何も変わらない。
自分を変えるのは簡単なことではないので、みんなで練習をし、ぶつかりあうことで変えていける。

ほんの些細なことでも手を抜いたら負けだ。
やるべきことに重い軽いはない。
小さなことでも、正確にきちっとやろう。

失敗したら、戻ればいい。
最終的にどうするのかを考えること。

4年間という限られた中で、1日でも手を抜いたら‥‥と考えたら1日1日の積み重ねがいかに大事かがわかる。
しっかり積み重ねてきた者は、自信・勇気を持って試合に望める。
勝ち負けは関係ない。
簡単に勝った者には、ありがたみがわからない。

チームメイトがいるから強くなれる。
嫌なこともあるけれど、自分を育てるため仲間を大切にしよう。
どんな気持ちで練習するのか、気持ち1つで変わってくる。
心を込めて練習するとは何か、自分自身で考えよう。


2月6日(水) 記録:外川 朋美

試験も今週で終わるが、終わりになると気が抜けるものだ。
最初はやる気があり頑張るが最後は安心してやるべきことが疎かになる。
今までも何とかなったからいけるはずだ。と思い失敗する。
最後まで気を抜かない。
やったことには自信を持っていいが、根拠のないことで自信を持たない。
練習も同じ。
過大評価も過小評価もしてはいけない。
やったことだけ自信を持つ。

学生は勉強が一番。
体を休めるときは休めること。
今やることは勉強だ。としっかりと割り切る。

睡眠不足には気をつける。
削っていいところとだめなところを間違わないように区別する。
お金と一緒。
どれも同じ価値ではない。
何が大切で、何が切り捨てられるか。
譲れないものは何なのかを考えること。


●2月9日(土) 記録:中島 俊
(「試験がまだ残っているもの」と聞かれて・・・・すぐにしっかり挙手できなかった) 
何かを聞かれた時、言われた時はしっかりと答えなければならない。
これはできないといけないことである。
1対1で話している時に黙っていてはコミュニケーションにならない。
返事をすることは、人として一番大切なことである。
なので、常に返事をして返事をする癖をつけていく。
聞かれたことに返事が出来ない、引っ込み思案では次に進めない、手を差し伸べてもらえない、人との競争で勝てない。
自分の事だと思わなければいけない。
でないと自分を変えることができない、昨日の自分を越えられない。
変わることで走れる、跳べる、投げられる。

どうなったら、どんな人、どんな性格なら自分を越えられるか考える。
頭で考えるだけでなく行動に移す。
頭は色々な事を考えられる。
頭には宇宙空間も入る。
それよりも一歩の行動の方が素晴らしい。
行動して自分を変える。
行動でしか自分を変えることはできない。
考えても行動できなければ意味がない。
考えて出来ないと後悔する。

行動ですべて解決する。
レポートも同じ。教科書を開き、ペンを持つ。
それで、解決だ。
ずっとしないでいることはストレスになる。

練習ノートを紐解いて練習は何日間やったのか、どのくらい走ったのか、ウェイトは何kg上げたのか。
月、週単位で集める。
やってきたこと、体の変わり、自分の変わりを確かめる。
次のステップへ。自分を変えられる自分を作っていく。


●2月10日 記録:中村邦裕

朝から雪かきご苦労様。今日は、練習が始まる前にみんなで雪かきをして終えることができた。
以前よりも成長できたあかしだ。でも、大変だと思ってやっていてはそこからは何も生まれない。
雪かきは大変とかじゃなくて、これを作る。「すべては当たり前」、この考えができるようになれば人間は強くなる。

以前、卒業生(当時4年生)の一人が授業の合間を縫って一人で雪かきをしていた。
私が声をかけるとその卒業生は、「いいんです、時間が空いてますから。」と言った。
先輩達が伝えたかったことは、一人一人が心掛けること。それを受け継いで何事も大変だと思わないでやる。
練習も強くなるためには、「やって当たり前」。

すべてのことは必要で、無駄なものはない。
「今必要なものは何か」を考え、その一つ一つの行動が自分の夢や希望につながる。
そして自分の生き方や陸上にもいかすことだ。


●2月14日(木) 記録:中山あや

今日はいい天気だ。
この時期は三寒四温。
天気がよく温かい日の練習では自分のエネルギーを出し切って、天気の悪いにはエネルギーを貯める練習をする。
人間は春になると元気になるので、今まで貯めていたものを発揮することができる。
これからの6週間は最後の仕上げになるから、怪我をしない・今までやってきたことを無駄にしないで、自分のエネルギーを貯めて、いい形で終われるように。

ウェートは効果がなければいけない。
練習しているのだから、前よりも上げられるようになっていなくてはいけない。
練習はただやればいいのではない。勉強も同じだ。
成果が出るかどうかが大事だ。

そのためには、ものの考え方を変える必要がある。
何のために筋力をつけたのか。
つけた筋力はトレーニングしなければ意味がない。
練習の中で考えて、きっちりつめて、抜けのないように。
練習を無駄にしない。

補強も何を何セットではなく、自分に必要なものは何かを考えてやる。
自分より早い選手と比べて自分に足りないものは何かを考える。
せっかく周りにトップ選手がいるのだから、お手本として見て、自分に足りないものを足していく。
補強にはいろいろな方法があるから、人に言われたものをやるのではなく、フリーでやればいい。
こうやって、自分を変える。

男子は女子の基準で練習していては駄目だ。
男子と女子とでは身体のつくりが違うのだから、女子と同じことはしない。
女子と違う、男子は男子で強くなれるところを工夫して狙う。
男子は女子のトップよりはるかに強いのだから。
工夫することが大事だ。


●2月23日(土)記録:長沢清佳

春休みは、学生がまとまった時間をとれる。
その時間は、なんとなく過ごすのではなく「何かをしよう!」と決めて本を読むなり、映画を見るなり何か自分のためになることをしたほうがよい。
学生は社会人と違って、トータルで年間20週間の自由時間と、お金を親御さんに与えてもらっている。
だから、陸上はもちろん大切だが、その時間を様々な教養を身につけるために使うことも大切だ。
そのように、学生時代にいろいろなことに興味を持つことは、大会で緊張した時や練習で辛かった時を乗り越えるために必要なことで、全て陸上にプラスに繋がるだろう。
そして、卒業してからもためになるに違いない。

最近やっと暖かくなってきて春らしくなり、シーズンが近づいてきた。
春休みである今から生活において4月のスタートを考えて行動することが大切な時期になってきたし、陸上においても4月から全力で戦えるように「○○をしよう!」と4月を見据えて行動することが大切な時期だ。
だから、この6週間の春休みを無駄にしないでほしい。


2月24日(日)記録:中村 邦裕

常に自分の行うことに対して目的をしっかりと持つ。
なぜやるのだろうか?
例えば雪かきについて言うならば、自分たちのより良い練習環境を作るためにやっている。
そういった苦労ができるのは、どうしてか?
陸上競技が好きだからである。
つまり、なにごとも好きな事のためなら、苦ではないということだ。
「好き」という氣持ちがあってこそ、心からその物事に取り組むことができる。
「好き」という感情は心に大きな影響を与える。
心の持ちようで、すべては決まる。
同じ状況下においてでもポジティブな視点、ネガティブな視点で行動している両者を比較したなら前者の方が断然有利な環境を作ることができる。
同状況下での視点の多様性、そこに勝負の分かれ目がある。


●2月26日(火) 記録:藤井慶介

雨が降ったり、雪が降ったりと自然の力が加わる中で練習環境を整え、練習する。
それによって何を得ることができるのかを考えろ。
条件が悪い中で練習をしておけば、レース本番に天候が悪化しても実力が出せる。
勝つための力になる。「イケる」と気を強く持てるようになり、自信がつく。
また、温かい環境で練習できることに有り難味を感じることができるようになる。
条件の揃いきった場所で練習していても、有り難味を感じる事はない。

練習には「これだけは必ず掴む」といった目標を決めて取り組め。
努力して努力して最後に「結局何も掴めなかった」では馬鹿臭い。
相手はもちろん、自分にも勝つために、この行動が自分の何に繋がっているのか考えろ。
それで躓いたら仲間に頼れ。自分が、相手が辛かったら励ましあえる。
人は一人では弱い。チームがあるから頑張れる。大きな力を出せる。

話は変わるが、交通事故に気をつけろ。
加害者にも被害者にもなるな。
いつでも注意深く、万が一を考えろ。
こんなことで大怪我をしては、あまりにも悲しい。

今は乾燥、強風の季節。火の始末をしっかりすること。
こたつを切る、ガスを切るなど、自分の生活にも気を配れ。


●3月1日(土) 記録者;武藤奈々

暖かいので頑張っていこう。
自分で練習をやっていく時に、2週間くらいで自分がどれくらいになっていたいのかイメージしろ。1週だと、5日しかないので、2週間単位で考える。

腹筋などの補強でも、負荷をあげようとしろ。
男子は、上半身が女子の2倍、下半身が3割くらい強いのだから、女子がやれるようなのでは、意味がない。
女子は、トップ選手がいるのだから、それを見習ってやればいい。男子に追いつけばいい。
いろいろな意味でいい見本にすればいい。

JISSで立ち幅跳びをやっていた。ラグビーの選手が3メートル20跳んでいたが、測定者は、「まあまあかな」と言っていた。君たちは、3メートルさえ大変なのに・・・・
上には上がいるということを忘れないでトレーニングしなければならない。

弱いところを強くすればいい。自分に足りないところを探して、強くする。
ウエイトもどれくらいのイメージができているか。自分の体を変えていかなければならない。自分の目標が達成できるように。

東北インカレまであと10週、あっという間にくる。3,4月は大切だからしっかりやる。エネルギー系では、使い切る練習なのか、貯める練習なのか、理解してやる。練習の狙いを考えて取り組む。ケガをしたものも、貯めの練習を理解してやる。どれくらいの強度なのか理解する。


●3月2日(日) 記録:渡辺なつみ

天気もだんだん春らしくなってきて、暖かくなってきた。
三寒四温を繰り返して、だんだん暖かくなっていく。まだ、寒い日もあるので、体調管理をしっかり行うこと。
暖かくなってきているからと言って、気を許さない!天気がだんだん良くなっていくように、体もどんどん良くなっていく。
練習の強度も増していってるので、あ!と思う前に、ケアをしっかり行うこと。
福島大学には、いろんな治療器具があるから、しっかり使うこと。
ひとりひとりが使い方や効果をしっかり把握して、怪我をしている、していないに関わらず、メ宝の持ち腐れモとならないように、有効的に使うこと。
『つむじ風くん』もあるのだから、しっかりと使うこと。

雉子波は、磁気シャワーベッドを試合に持っていくほど活用していた。
そのおかげで選手寿命が延びたと言っていた。今は、磁気シャワーベッドはほとんど使われていない。もっと使えるものは有効的に使うこと!
いろんなことをして、怪我をしたのなら、「大丈夫??」と心配してもらえるが、日頃から何もしていない人が怪我をしたら、それは当然のことである。
マッサージ等、日頃からの少しずつの積み重ねが、1ヶ月後、半年後に大きな違いとなってあらわれる。
日々どれだけ小さなことをやるか、これが成功の鍵となる。一足飛び、劇的な変化はない。
だからこそ、毎日少しずつ積み重ねていく。
もうシーズンは近づいてきているので、怪我をしてしまったら間に合わない。
しかし、故障してしまった者は仕方ないから、今はとにかく慌てずに、しっかりと治すこと。
故障が治っても、いきなりみんなと同じように練習はしないで、遅れを取りながらでもいいから、できることを見つけて徐々にやっていく(ex.坂を使った練習など)

これから10日間くらい、川本は世界室内のため、不在になるが、日々の練習をきっちり行うこと。
日常生活にも、十分注意し、万が一事故等起こってしまった場合は、時差など気にせずに必ずすぐに報告すること!


●3月25日(火)卒部式

4年生卒業おめでとう。心からお祝いをいう。
みんなが1年からの思い出など、いろいろなことを話す度に「あの時に怒ったな」「こんなこともあったな」と思い出すことがたくさんあった。

まずは最後まで続けることが大切だ。
君たちは4年間やり続けたからこそここに立てたんだ。君たちはマラソンでいえば完走したのと同じである。
400Mで言えば、400M走ろうとして200Mで終わってしまえば意味がない。
私が1番嬉しかったのは、君たちみんながチーム・仲間が大切だと言ったことだ。
足が遅い、速いにかかわらず4年間続け4年になったときにチームの事、仲間に支えられた事をわかるようになれたら素晴らしい。
もし過ごせたとしたらとても幸せだが、これから先こんな濃い時間を過ごせることは少ないだろう。
君たちが学生の間辛いと思っていた事は、社会に出ればプールに波が立って口に水が入ってしまうくらい小さな事だ。
家庭を持ちたいとか、結婚して子供を授かってその子供をしっかり育てていくとか、小さな事でもいい、何でもいいから自分の叶えたい夢や希望を持って過ごすことが大切だ。
たまに「先生は棺桶に入るとき何を持っていきますか?」と聞かれることがあるのだが、「明日への希望」と答えている。常に明日への希望を持って生きて行ってほしい。
こんなに濃密な時間を過ごした仲間は、久々に会ったとしてもすぐに以前のような仲に戻れると思うが、卒業後は互いに気にしあって連絡を取り合うことが大切だ。
これからはひとりで生きていかなければならない。
「支店長になりたい」など目標を持つことは大切だがそのための基礎が必要だ。
まず3年間はないも考えず、しっかり仕事を覚えろ!!
3年で仕事を覚えれば4年になったときはキチンと新入社員に教えれるようになるだろう。
1つの事を一生懸命やればそれ相応の結果が返ってくる。
しかし周りからの評価というものがあるのだから、人の2割増しで仕事をしろ。
車を100台売れと言われたら120台売れ。100%やっても当たり前だと評価される。
だから、どうしたら2割増しで仕事をできるかを考えろ。それは、人間観察が大切だ。人がどう動いているのか見ろ。
これからは「自分が」の「が」や「おれが」の「が」の我を捨て、誰かのために「誰かのおかげ」での「げ」で頑張りなさい。「げ」は字でいえば「下」という字をあてる。だから謙虚に生きることも大切だ。
今、25歳になったらどうしたいのかを考え、25歳になったら30歳になったら何をしたいかを考えろ。でも人生はそう上手くはいかない。上手くいかないからこそ楽しいのだ。人生は自分で決めるものだから、人生が上手くいったかどうかは自分で決めるものだ。
後悔しないよいうに自分の人生を進んでいきなさい。

 川本かんとくの言わんばことは、ちゃんと言うバイのトップへ