●9月23日
 これから1週間ほど空けることになるが、しっかり練習をして、来週の個人選で一応の結果を出すように。納得のいく結果が出るように頑張っていこう。

●9月14日(火)
 教育学部の学生は、それぞれ試験が終わってほっとしているところかもしれないが、普段からの勉強する姿勢を忘れてはいけない。普段から読書などをして、自分を高めていくことが大切だ。
 福島でスターウォーズ展がやっているが、いった者はいるか?
スターウォーズ展が近くでやっているのにだれも行っていない。
学生は文化のかおりを身につけなければいけない。
ここの場所は日本の混明と呼ばれているので、何もない。
普通学生は、文化の中心にすんでいて、文化をクリエイトしていくのだが、お前らは何も作っていない。
テレビを見たりすることは文化をクリエイトしていない。
街中に住んでいないから文化をつくることができない。
スターウォーズ展のようなものが近くにきたら見に行くことも大切だ。
いろんなことをして自分の力をつけていきなさい。
しばらくは授業もないので本などを読んだりして自分を高めることに努めていきなさい。

●9月4日(土)鈴木亮多
 22大は全員で行かないが、それぞれ自分でしっかりやるように。
国公立の大会で、同じような競技力の選手がやる。だからたくさん練習した者が勝つ。
そこでしっかりやって、今自分たちがどのくらいかを見てくる。
そこでできなければ、東北や他の大会でもできない。
22大といってあまく見ないで、しっかりやっていくこと。
他の大学は、打倒福島と思っている。軽い気持ちでいくと負ける。
軽い気持ちでやらないで、試合だからきちっ、きちっとやっていく。
オリンピックの日本野球がいい例で、明日から試合が始まるのに、他の競技の応援に行っていた。
それでは勝てない。
100mのクロフォードも準決勝で、フィニッシュ前に手をたたいていた。だから決勝では勝てなかった。
慢心したら勝負事はそれで負ける。
君たちにそういう気持ちがあるから言っているわけではないが、そういう気持ちがあったら負ける。
 去年22大で総合優勝したが、勝ったのは去年。
勝ったのは去年の話で、4年が強くてしっかりしていたから、今年はどうなの。
みんなが福大を敵にしている。
オリンピックのレスリングでも、みんなが浜口を敵にしていた。
その結果、負けていった。
最近福大は敵役で、みんなが敵にしている。
だからそれぞれしっかりと夏にやったことを出して、強い気持ちでやっていく。
勝っていないのにこれこれがだめでしたとは言うな。
自己記録を出していくこと。自分の力を出し切る。自己記録も出せないで、力を出し切ったは無い。
 フリーで練習しているが、今ひとつ気持ちが欠けている。
試験があるからとかは、言い訳にならない。
今の練習環境は先輩たちのおかげだということを思い出す。
10年後の後輩のために何かしてやろうという何かを持つ。
去年までの成績は関係なく、今年の4年がどう戦えるか。もうちょっとしゃきっとする。
女子が抜けた、男子が抜けたで、4番、5番でしたじゃだめだ。そんなチームから人は育たない。
何があろうと、無かろうと自分でしっかりやっていく。
 練習ではしっかりやっていく姿勢が見えない。
調整のフリーって何なの。ということを一人ずつが考える。
みんなと同じことをやるためのフリーじゃない。そんなんじゃ調整にならない。
流れはこうだけど、そこから外れてもいい。
まとまってやるな。弱いからまとまってくる。
同じ練習をして安心するな。
一人ずつがきちんとやれば、いい練習ができる。
今までやってきたものを考え、先輩に聞きながら、一人ずつの練習が勢いのあるものにしていく。
この練習でここまでいくんだという気持ちを持つ。
今はみんなでぼやっとしている。
それで勝てるか。
絶対に朱に染まるな。間違っていてもかまわない。
正しい練習をホニャっとやるよりは、少々間違っても、強い気持ちでしっかりやるほうがいい。
もう少し練習の一つ一つに力を込めてピリっとした気持ちでやる。
一つ一つ気合を込め、何となくこなさない。
そういうことがすごく大切。
そうやってねらっている大会に向けてモチベーションを高めていく。

●8月31日(火) 熊谷 史子
今日久々に全員集合した。
教育学部の生徒は前期試験をがんばること。また、試合も近い日にあるのでがんばれ。
 この前のミニ国体だけ先生は見ることができた。
一人で練習をするとなかなか追い込めない。
一人で練習するとやった気はするのだが、実はそうではない。
最後の最後まで自分を追い込みきれないと、なかなか結果は出ないので、
追い込んでしっかりやっていこう。

●8月12日 高橋麻琴
 これから始まるフリーの期間中はしっかり練習すること。フリーは休みではない。
普段出来ない家の手伝いなども進んでやるようにしなさい。
母校も練習をやっているところ、やっていないところあると思うが、
自分からグランドを借りてでも練習をしろ。
フリーの二週間を休んだら、今までの練習が無駄になってしまう。
毎年フリー明けの練習を見ると、休ませなければ良かったと思うことがある。
だからフリーの間もきっちりやりなさい。
練習も流れを考えて、試合に出る人はしっかりコンディショニングをし、
これしかないという試合にあわせて練習をしなさい。
そして、試合にあわせるところ、頑張るところ、抜くところのメリハリをつけろ。
 高校に練習をしにいく時は、高校の先生に挨拶をすること。
当たり前だが、自分一人でここまで育ったわけではない。
自分の教え子を気にならない先生はいない。
色々な先生のおかげでここまで大きくなれたことを忘れるな。
高校で練習をする時、後輩の高校生に無理して教えることはない。
一緒に練習して頑張ることが一番の指導になるのである。
この前の中高合宿で、下級生は自分を出し切れていなかった。高校生にも負けていた。
例えば、宮城県の柴田高校はどんどん自分を出していた。
上にいきたかったら、大きな声、返事、挨拶をしろ。
今まではそれで通用してきたかもしれないけど、これからはそうではない。
挨拶一つで今まで何をしてきたかわかる。お前たちは全然出来ていない。
ほったらかしている上級生はもっとだめである。
今までと同じでいいと思っている者は勝てない。
出来ていないから何度も言っているのだ。
一人ずつが自分を表にだせないチームは上にはいけない。
「頑張ります」にその気持ちが見えない。
高校に行って、「福島大に入ってあんな先輩になりたい」と後輩に思われるようになるかどうかだ。
下級生のように何もいえないようでは、ここに来たいと思ってもらえなくなる。
一人でも多くの後輩がここに来たくなるような練習をして来い。
一人一人が身をもって見せて来い。
ひまわりを見ても分かる。種は一緒で同じように育てても、あれだけ差が出る。
みんなも同じで、芽が出ないのは何かが足りないのだ。
咲くべき時に水がなかったら咲けない。
同じ才能があったら、あとは自分でつかんでうまくやっていけるかどうかである。
 家でも親に感謝しなさい。
そのありがたみが分かったら「形」で表せ。これは一人暮らしをしていれば分かるはずだ。
川本は大学時代、親に何が出来るかと考えた時、初めに父の車磨きをした。
「いつも悪いな」と思ったら何かやりなさい。高校の時と変わらないのではだめだ。
大学にいったら成長したなと、親に思わせるチャンスなのである。
親に甘えるのも大切なことだが、自立したところも見せなさい。
また、高校の同級生に会って、友達の暮らしをうらやましく感じることもあるかもしれないが、
自分が選んだことは何なのかを考えなさい。
そして、それぞれがここの看板を背負っていることを忘れないようにしなさい。

●7月29日 合宿2日目夜ミーティング  長島夏子
 キャプテンからあったように、それぞれなぜ合宿に来ているかを考えないといけない。
特に下級生はわかっていないと思う。
ひとつは勝つために必要なこと。強くないと勝っていけない。
正しい方法でいろんなことをつぶしていかないと勝っていけない。
相手が考えないようなことを考えた人だけが勝っていける。
うちの大学は水もある、氷もある。
水はぬるいものを飲むより冷たいものを飲むほうが良い。
良い水のほうがもっといい。
だから浄水器も使っている。特殊な水になるから買っている。
今はそんなものがないところに来ている。
しかし、冷たい水が良い、暑い夏に備えて。
勝負の世界だから準備ができたところだけが勝っていく。
なぜドリルだけになったかわかっていない。

 戦国時代だとして、福大がどこかと戦う。
今日は氷一人当たり3〜5粒、10粒はない。
別のチームは一人氷のう10個ずつ、20個ずつ用意していたら、うちは負ける。
午後やった練習を午前中氷のない状態でやったらおわっている。
1年生がわからないのは仕方ない。そういう状態で戦っていないから。
敵よりしっかりした準備があれば勝てる、それが勝負の世界。

なぜ4年が怒られたのか、考えたはずだ。
インカレの話をしたときシートのことを話した。
上級生がきちんとチェックしていく。
できないなら、水くみから。
上級生は、水くみに代わる何かをしないといけない。
1年は水くみ、掃除などをしている。
できなかったら、同じことをすればよい。
2年ができていないなら、1年と同じことをしなさい。
何もしなくていいわけではない。
一番簡単な水くみから始める。
今日4年が怒られた。
では、3年、2年は?、1年は物を運べばいい。
1年は荷物運びで往復している。
じゃあ、その間2,3年は何をしている?
やれなかったら荷物を持て。荷物は持たない、別のことは考えない。
だから一発目の練習がこうだ。
4年だけの問題ではない。2,3年で荷物運びに代わる何か。
屈辱である。
ドリルだけなんか、わざわざ北海道に来てやる練習ではない。
一人ずつがもう少しきちんと考えていかないといけない。
勝っていくために必要なものすべてを潰して、王道を歩いていく。
人が考えないことをやっていく、それは人が考えることは全てやっていくという意味。
 今年全日本インカレでたくさん点数を取ったが、来年は?
男子は今年点を取ったが、来年は?そういう心構えで練習をしているのか。
フェリーで来ただけ。
昨日は、なそうと思ったが1日待った。
しかし、気付かなかった。
なぜ昨日ミーティングがなかったか、考えないといけない。
「なぜ」から始まる。「何」があるかいつも考えないといけない。
それぞれに機会は与えている。すぐ答えは出る。
正しくないかもしれないが一人が言い出せば10人、20人は考える。
それをまた誰かが言えば、チーム全員に広がる。
勝負事は人が考えることは全部やる、人が考えないことをやっていく。
たった4,5日では強くなれない。
「船に乗るのも経験」これを真に受けてはだめ。
そこに来るまで、何人がバスの中で目を覚まして北海道という大地を見れたか。
寝てたら失格。なぜ船なのか、なぜそのあとバスなのか、なぜ明日富良野に行くのか。
シニアたちの千歳からの会話を聞かせたい。みんな景色に声を上げていた。
寝ていてはもったいない。
日本中を旅しているがいろいろ見える。
見聞広める。一瞬、一瞬が自分たちの競技力を高めるためにやっている。
日高山脈、帯広平野を見たか。
それを見て自分を変えていく。寝ていたらわからない。ひとつずつが自分を変えていく。
変わらないと強くならない。体・心全てを変えていく。
普通に走って強くはなれない。高校、大学も練習はそんなに変わらない。心が変わっていく。
だから合宿もやっていく。大変だが、一人ずつが考えて自分のものにしていく。
 吉田からお中元が来て、その中に手紙が入っていた。「ドリルの1歩目からできなかった私がオリンッピクを狙えるところまで行きました。」ドリルの1歩目ができるまで3時間かかった。
吉田が変わったから、そこまでいくことができた。
日本の陸上界で、吉田真希子を知らない人はいない。
一歩を上げた瞬間、「だめ」と言われ永遠と繰り返し三時間後に「いいんじゃない」と言われた。
雉子波が「良かったね、真希子。これでお昼食べれるね。」と言った。
 人が何かを見ているとき、山や夕日を見た人、見なかった人。すべてある日突然変わる。
山でも登っているときは、足元や少し前しか見えない。また振り返ってすぐ後ろしか見えない。
でも頂上まで行けば360度見える。
吉田は6年かかって日本一になった。
他力本願という仏教の言葉があるが、他力が必要なのは最後の最後。
自分で修行をしていって、最後にお師匠様にひきあげてもらう。
次の仏陀になるために一人だけ引き上げてもらえる。
これだけいて、引っ張るに値した人。現代は自分でしっかり上がっていく。自分がまずやっていく。
そこまでやったら、引き上げてもらえる。
 うちは強いチームと言われるが、20年かかった。
先生の車1台で、全国大会に行けた。1番最初に来たとき円盤投げで4位に入った。
4,5年後1,2人入賞した。全国の地方大の先生はたくさんいる。
うちの小川先生や杉浦先生のように若くしてみんな入ってくる。
最初はすごい頑張るが、だんだん頑張れなくなる。
そうすると、他力も自力もなくなる。
その話をして信じたのが、岩手大の清水先生。勝つまでやるということ。
それからコーチとして最後まであきらめないでやれば力はついていく、人がやらないことを考えていく。
水汲みに変わる何かを考えていく。さっき工藤にビールを頼んで、持ってきてくれた。自分で行けばいいのに行かせる。その代わり工藤に何か与える。
下級生に何ができるかを考える。1年経って、2年になったが何もできない。どうしたら、荷物を持たなくてよくなるか考える。できなかったら、荷物を持つしかない。
厳しい現実。
だから4年は怒られる。厳しいが世の中はそうだ。
それぞれ、この世界で生きていくのだから、厳しい。
もっと上で勝っていくにはどうしたらよいか、それぞれが考える。
インターハイチャンピオンが、学生チャンピオンなるには、学生チャンピオンが日本一になるには、日本一になれば次はアジアで考える。
何か足りないから、負けていく。うちのチームからオリンピック選手が出なかった。
何が足りないか、先生は考えていく。
ただ練習すればよいのではない。やれと言われて、できなかったら見放す。
すぐできなくてもいいから、繰り返しやっていく。その中で競技力、人間性、最後は人間力を伸ばしていく。人生は無駄がないので、今日の出来事も無駄ではない。
それをどういかすか。したたかに生きていかないと、いけない。
ただ、思った通りには、いきていけない。
オリンピックでメダルを取りたいと思って、すぐ取れた。これのどこが面白い。
思ったとおりに、全てことが運んだら、つまらないことはない。
 失敗したときや、だめだったときが変われるヒントがある。そのとき、それをどういかすか。
人生の神様がいて、考えさせる。考えてみる。
怪我したら。なぜ怪我をしたのか。怪我をしないと、わからないこともある。
 運は最初からない。技術もない。
今のトップの選手は、いろいろなエピソードがある。それを聞き、自分がやろうとした人だけ、上にいける。雉子波も最初の一歩を何時間も繰り返した。
答えはない。
自分で感じないと、教えてもわかんない。
わからないものには、教えない。それは自分でわかること。
細かく言って、できるようになって何がある。すべて言って、速くなって何がある。
それは言われることをやっただけで、自分じゃない。先生の操り人形でしかない。
そんなんで、日本一になっても面白くない。
自分で変わっていく。それを一人ずつがもっと考えていく。
福大で先生に何かしてもらって、強くなると思っていて、強くなるわけがない。
ここにいるだけでは、強くなれない。行動それができていればいい。それができていない。
一事が万事。
それだけで、伸びていく。勝負事だから、自分と勝負していく。チャレンジしていく。
人間だから失敗、間違いもたくさんある。つまずいて、転んでどうするか。
うまくいかないことは、たくさんある。
泣くのか、帰るのか。苦しいことは他の人生でもある。
人として生まれたからには、世の中に役立つ人間になっていく。
君たちは、人より優れた才能を持っている。
高校時代、自分たちより遅い人は山ほどいただろう。
これにかけては、素晴らしい才能だ。
 陸上という形のあるもの。絶対逃げていかない。
辛いが逃げないでチャレンジする。
昔の修行僧が滝に打たれながら考えたように、もう少し一人ずつが考える。
水汲みの代わりになるのは、何なのか。1年も来年は水汲みはできない。

●7月27日(火)大原一成
 暑いけれど倒れないように。
合宿で帯広に行くけれど、心のゆるみやちょっとした油断で事故がないように。
一人でなくみんなで移動していくので目に付く。
だから気を配って。
集団だからいいってことはない。
よく修学旅行で一列に並ばせるよね。道をふさいでしまっている。
それを教員が注意していない。
その高校全部がたいした教育していないと見られてしまう。
一事が万事。
福大の看板を背負っている意識を持って。
世間に迷惑かけずに逆にいいことできないか考えて。
フェリーでいくけど、いい経験だ。
眠れないかもしれないけれど、一つの思い出になる。

●7月24日(土) 相澤美奈
おとといのドリル練習を、下級生だけでなく上級生も練習をちゃんと理解して、その上で自分で変えていけ。
なんとなくやるな。何ヶ月、何年たってもできていない。
いろはのいなので、できていないと次にいけない。
いくらエネルギーができていても、質がないので走れない。
スタートダッシュなどの、目先のしゃれた練習をやっても変わらない。
注意されたところは自分で変えていかなくては。
できるようになるまでやれ。変わらなくてはだめだ。
タイムが出なかったら何にもならない。君たちはただドリルをやっているだけだ。
もう少ししっかり捉えろ。普通の練習をしていたら普通でしかない。
変わっていけば強くなれる。話を聞いているだけでなく、やるかどうかだ。
変える努力をしなくては。
ポイントは何なのか、何のためのレストなのか、どのくらい追わなくてはならないのか、
頭に入れて理解して、しっかりやっていこう。
君たちには強くなる意識はあると思うが、やり方を考えろ。
変わらなかったらアドバイスの仕様がない。
なんでも順番があるので、与えられた課題をしっかりやっていって次にいく。
しっかりステップを踏んでいって、完全にできるように。
今は本来はドリルなどの練習をしている時期ではない。
しかし、これが今のチームの力なのだ。
それぞれ、上級生、下級生の求められる度合いの課題がある。
でも、できていない。
その辺りがチームとして陸上競技への取り組み方が、ここ数ヶ月甘かったのではないか。
このままでは伸びていかないので、もう1回、練習に対する考え方を変えていこう。

●7月20日(火) 北村加奈子

 まず、実家は大丈夫なのか?特に日本海側。実家や同じ地区に何かあったら帰ったらいい。しばらくは大会もないし、大きな大会を控えているわけでもないので、ボランティアに行きたいという者がいたら行ってみたらいい,大いにかまわない。練習も大切だけど、人のためになることをやることはいいことだ。手伝いたいという気持ちを持つ。実際にはなかなかできないけど、心の隅に持っておく。助け合いの気持ち。いつ自分に何が起こるかわからない。やれる時にはやってあげる。助けたいなぁという気持ちを忘れない。
 ところで、そろそろ梅雨明け。暑くなるとお兄ちゃんの季節。今は試験中だからいいけど、本格的に夏休みに入ると、この辺は学生がいなくなる。特に女子は注意するとこ。アパートやマンションに一人って言うのは厄介。戸締りをしっかりして、2階でも安心しない。窓を破って入ってくるから。すぐに逃げろ、とは言うけど、その時になったら逃げられない。窓の振動で音が鳴るような装置が売っているから、できるのであれば購入して取り付けるなりの、防犯対策をするように。軽く考えない、どこにでもあることだから。
今は小学生が小学生を殺してしまう時代、なんだか日本は間違っているけど、自分がそういう目にあわないとは言い切れない。特に女子の学生は注意すること、以前にあったから言うわけで。1つは、叫んだら、近所に住んでいた部員が駆けつけて、逃げていったが、もう1つは、本人はトイレに隠れていて、家の中はというと荒らされてしまった。警察に言ったのだが取り合ってくれなかった。仲間内のことだろうと、信じてくれない。
気をつけなさいと言っても難しいのだが、可能な限りの防犯対策をするように。ドアを開けるときも1度後ろを確認すること。部屋に入るときに一緒に、っていうのが1番多いから。練習の後も暗いときは1人で帰らない。女子は男子に「悪いけど…」と言って送ってもらうなどする。万が一の対策をするように。いつも気にかけることなのだけど、夏は特に。くれぐれも注意して、生活を送るように。

●7月17日(土) 畑 善子
しっかり勉強しよう。夏休みを無駄にしてはいけない。本を読んだり、何らかの能力を上げたりしよう。夏休みは長いが、何もしなかったらあっという間に終わってしまう。有効につかおう。私の年代で40代なら、30代の力が今生かされている。22歳で卒業して、30歳で力を出せるようにしておこう。若いうちはかってでも苦労しなさい。先の自分へ投資しよう。ただ走るのが速くなった・遠くに投げれるようになった。ということだけで終わることのないように。口だけでは簡単に言えるし、思うことも簡単。そして、やめようと思うことでも簡単なのだ。やらなければ返ってこない。自分で考え、行動したことがすべて自分に返ってくることを忘れないように。

●7月5日(月)全日本インカレミーティング 舘山 以智朗・阿部 壮真
 今回の全日本インカレを通して、皆に学んでほしい、考えてほしい。
いつも言うけど、吉田が強くなったのはなぜか、よく思い出してほしい。
とりあえず川本の考えている事は全部知っておくこと。HPや陸マガに載っていることはすべて把握しておく。これだけ部員がいれば、全員には目が届かない。
今回のインカレでは自己新がほとんど出なかった。インカレ前、最後の1週間練習を見られなかった。見られないからリレーのオーダーも中々組めなかった。
部員が4,5人だったら、1人1人をずっと見ることが出来てパフォーマンスも上がっていくが、これだけ多いとそれも難しい。
まず川本の考えを理解する。1番の理解者になる。
近付いてこないと理解することは出来ない。近いと怒られたり文句を言われたりするけど、それは仕方がない。遠ければ何も言わない。何もなしで変わらないか、近付いて怒られて変わるか。
勝つ方法を学んで、実践していく。1つ1つ、水をすくうように丁寧に。
吉田はずっと怒られ褒められ成長していった。身近にいい例がいるじゃないか。特に短長の人はアドバイスや何かをしてもらえばいい。他のブロックも、雉子波や宮田や茂木など、手本となる選手がいる。そして、教えてもらったことはすぐに出来るようにならなければ意味がない。ブロッククリアランスが出来なければ1歩目を教えられない。雉子波はブロッククリアランスだけで合宿の1日目を終えたことがある。
何を話すか、どこで見るか、どこで応援するか。すべての結果に原因があるように、すべてのことには理由がある。
今回、雉子波は3日間東京に来てくれた。彼女の力が勝つためには必要だから来てくれと言った。
場所取りには川本が行った。信じられないだろう。必要だから行ったんだ。あの場所はなんとなく取ったんじゃない、理由がある。それくらい場所取りは大切なんだ。
雨が降るかもしれないから、念のためテントのフレームを持っていけと言った。今回は暑かったが。暑かったから、風通しがいい所を考えて、風が抜けていく所を取った。風がどっちに曲がるかも考えて、いつも当たったらきついから両方取った。シートを敷くのも、ただ敷くだけじゃない。ありとあらゆる事を考える。陣地内で荷物を置く場所すら考える。
皆が監督のつもりでそういう細かい事を考えられるようになれば、風が吹いてくる。強くなっていく。勝負事というのは、色々な事を考えられた人が勝つ。
なぜ先生がそれをやるのか。他の人には任せられないから。
なぜ先生がそれをやらないのか。他の人に任せていいから。
任せられる事と任せられない事、1年がやる事4年がやらなくてはいけない事、チーム内でもそういう事はある。「漏れたら負け」全日本インカレはちょっとのミス、気の緩みで負けていく。
佐藤は勝ちたかったら前に行かなければいけなかった。前に行ってその結果8位だったのなら、それでいい。でも前につけなかった。どこかに怖い気持ちがあって、突っ込んでいけなかった。なぜ春季サーキットに1人で行ってこいと言われたか、その謎が解けていれば日本一だった。しかし、負けなきゃわからない事がある。これを勉強にして変わっていけばチャンスはある。
こうして聞いて、君たちも頭ではわかっている。でも身に付いてはいない。少しずつ事象をためていって、「こうやればいいんだな」と学んでいく。
うちは基本的にはスプリントでやっていこうというコンセプトで、総合優勝を狙っているわけではない。そりゃあ勝ったら嬉しいが、もしそこで1番得意な四継で負けて優勝しても何にもならない。残念だったのは、持っていかなくてもいい校歌のカセットテープを持っていったこと。勝った後の事を考えていたら勝てない。それが「漏れ」で、8点の差はそこだったのかもしれない。
「勝ちたい」と思う事は大切だが、結果を考えてはいけない。「勝ちたい」という事は、「今」何をどうしたらいいのか考えて、実践する事。そういうのをきっちりしないと、どこかで「漏れ」が出る。
今回、ナショナルのリレーのタイムが悪く、オリンピックへの望みがなくなった。なぜか。理由は色々あったと思うが、勝つための準備が出来なかったのだろう。1人選手がスパイクを紛失した。その選手は換えのスパイクを持っていなかった。この事には前例があって、そのときに「着る物は買えるけどスパイクは買えないから2足持ってこい」と言った。「自分は大丈夫」と思っていたらだめ。
昔、三段跳びのオリンピック選手で、スパイクを8足持っていく人がいた。その人は心配性で、1跳毎に壊れるかもしれないと思って6足、さらに練習で壊れるかもしれないと思って2足準備していた。これを一笑に伏すのは簡単だが、この気の使い方が大事なんだ。
メーカーからスパイクが提供されるからありがたみがない。これが、中学生がお小遣いを貯めて買ったスパイクだったら、いつも手入れをして、状態がわかるだろう。そういう所が、勝つために全て手を打っているか、という事。人生すべてそうやっていけとは言わないが、せめて陸上くらいはそのくらい神経を使ってやろう。これは競技力の上下は関係ない。川本は当然の事だと思う。まして全日本インカレは日本中から大勢の人が勝ちたいと思って来ている。その中で勝っていくのだから。
一生懸命そういうことをやっても勝てない事もある。でも、そういう人にはいつか巡ってくる。一生懸命やった人は、何が足りなかったかを自分でしっかり見付けられ、足していける。例えば、4年生は、1年毎にプラスしてきて今こういう事が出来るんだよ、と言えるように過ごしてこなくてはいけない。
負けるのにも負け方がある。明日につながる負け方をしなかったら何も足せない。
雉子波が宮田に、コーチとしてアドバイスをした。
コーチは、自分のチームを勝たせる事を考える。福大の四継は日本中が強いと思っている。皆に敵視されている。チャレンジャーになったら、強い大学がいたらそこを目指すのは当たり前の事。しかし、自分はコーチとして考えている完璧な試合を目指す。完璧じゃなかったら勝っても意味がない。
宮田が、福島出身の他の大学の選手に話し掛けられて答える。その瞬間、相手の選手は福大を身近に感じてしまう。
日本選手権、北風さんが予選11秒6で良かったのだが、決勝は11秒9だった。なぜか。他の選手が話さなくなった。話す内容も世界選手権の事だけ。そうやって格の違いをわざと見せ付けた。ユニフォームも同じ事で、しっかり着る。ブランドというのはすごい大切。相手に身近に感じられると、相手は気持ちが楽になる。敵に塩を送るのと一緒。これが勝負なんだ。
だから、コーチとしては、話し掛けられて挨拶ぐらいはしてもいいけど、その後はしっかり一線を引く。コーチは自分の選手のプラスになる事をする。相手を蹴落とすんじゃなくて。こういう事をきちっとやっているというのを出していく。雉子波はそれをわかっているから、ずっと日本のトップにいられた。
逆の場合、そこでいくら強そうに見えても、怖がる必要はない。同じ人間なのだから、影に怯えることはない。全日本インカレや他の所で戦っていくというのは、そういう事をしっかりやっていくという事。戦うステージの中で、自分で工夫していく。先の事はどうでもいい。今を考える。先を考えて、間違った事、いらない事を取り除くのは必要。こだわりすぎず、間違った事はやらない。セオリーに反したら勝てない。それを先輩に聞く。自分1人のこだわりではなく、勝つための王道を行け。弱いときは奇襲作戦も必要だが、強い者は変わらない。
正しい理由、実質があるこだわりを持つこと。そういう事をさせられた場合は、「しめた。試されている」と思うようにする。そうして身に付けていけば勝ち運が付いてくる。
失敗もある。失敗したら、その後どうするのかを考える。小さな事を少しずつ行い、しっかり身に付け、同じ失敗を繰り返さない。それが積み重なって勝っていける。運、不運は誰にも必ずある。運が悪いときは、そこからどう上がっていくか考える。慌てることはない。
正しい努力、正しくない努力がある。正しくない努力をいくらしても成長しない。目標は1人1人ある。大小関係ない。それぞれの所で精一杯やっていくこと。
3日間応援した者も、「次は自分だ」と思って、自分のステージを戦っていく。難しい事にチャレンジしていく。難しいからこそ価値がある。簡単な事にチャレンジしても仕方がない。
こういう事を部員全員が考えていけたら強くなる。全日本インカレから学んだ事がたくさんあるはずだ。
よそはよそ、うちはうち。うちはこのやり方で強くなってきた。これから秋に向かい、その前に国体予選、地区選手権がある。個人になってしまうが、結果、順位、出場権、自分が納得のいく結果に到達出来るよう頑張っていこう。