2009年6月の日記

●6月1日(月) 早くもクールビズ

早いもので、もう6月。
この前、箱根駅伝で盛り上がったような・・・・・
でも、4月にロスに行ったのは、遠い前のような気もします。

9:30県庁に。
今日は、いつものスポーツ関係の部署ではなく、商工労働部です。
打合せが、ひとつ。
6月1日なので、県庁では、早くも?クールビズ。
すっかり忘れていました。
川本は、ノーネクタイのシャツとジャケットでした。
クールビズというより、ただネクタイが面倒なだけです・・・・・

終わって、大学の先のG&Gサイエンスに報告とお願い事を。
G&Gサイエンスは、遺伝子の研究でお世話になっている会社です。
川本にとって、いまだにブラックボックスのDNAについて、ふか〜い造形がある会社です。
15分ほど大学に。

机の上の仕事をやっていたら、15時。
ゼミの開始です。
論文を書く(書かせる)作業って、本当に大変ですね。

17:30からゴールドプロジェクトのみなさんとブレインストーミング。
今日のテーマは「この研究プロジクトが、なぜ、福島大か?」
2時間大いに盛り上がりました。


●6月2日(火)収録

9:30 ラジオ福島のスタジオ。
3回分の収録です。
川本監督とっておきの話が2題、日本選手権に向けて1題。
10分ほど打合せをして、そのまま本番。
1回分は6分30秒ほど。
タイマーをチラチラ眺めながら、話を進めます。
結構、時計は早く進みます?
「6分を過ぎたら、そろそろまとめに入って下さい」
とは、言われていますが・・・・・
これが、難しい。
相方の深野アナは、絶妙なタイミングで、まとめていきます。
さすがプロですね。
ふくしまのみなさん、毎週火曜日朝8:20から聞いてね。

終わって、大学に出勤。
OLたちは、午前中に練習。
本練習を10分ほど待ってもらって、練習を見ることができました。
今日は、もうダメ!というくらい暑かった!

13時過ぎに研究室。
4コマ目はスプリント。
今日のテーマは、腕振り。かっこいい腕振りに変身。

夕方から練習。
吉田元係長さんからレコパのスペシャルパンの差し入れがありました。
抜群のおいしさでした。
ごちそうさまでした。


●6月3日(水) 屋台村

1コマ目:人間を科学するB。
今日は、250名のクラスです。
「スポーツ科学をトレーニングに活かす」がテーマ。

2コマ目、コーチング論。
今日も絶好調でした。
うちの大学は4年前から大部分の学生は3年生で教育実習に行っています。
今がその時期。
受講生の半数の学生が、実習に行っています。
せっかく、絶好調な講義なのに受講できないのは、残念だと思います。

お昼休みは、体育の教室会議。

終わった頃にヤマザキのパン登場!!
真弓が大阪グランプリで日本記録を樹立したので、副賞のパンが届きました。
みんな大喜び!
今日は、「パン祭り」
OLたちは、もとより陸上部員も頂きました。
川本の隣の研究室は、渡辺の学生時代の助言教官の安田先生。
ここは、幸せのお裾分け。
川本はちゃっかり「カレーパン」ももらいました。

13:30から練習開始。
今日は比較的涼しく過ごせました。
14時からグランドで、番組の打合せ。
小学生と女子アナ@フジTVの脚を速くする!企画です。
O笠原さんも東京から来てくださって、一緒に打合せ。
広報の専門家が同席してくれると、何かと話しも早いし、盛り上がりも違います。
フジテレビの女子アナと言えば、恭子ちゃん。
ですが、産休中でしたね。
高島アナもめざましTVで馴染みが深いですが・・・・・忙しい?
女子アナの顔写真の一覧表がありました。
「この中から選んでいいの?」
「先生、お店(キャバ●●)とは違います!」
そうですよね。
若手アナが来てくれるとか・・・・・

打合せが終わって、16時から委員会がひとつ。
1時間で終了。

18時過ぎに福島駅西口のコラッセふくしまへ。
福島商工会議所青年部のみなさんと「ももりんダッシュNo.1」の打合せです。
菅野社長も同席してくださいました。

11月開催に向けて、いろんな打合せ。
昨年までの段取りを菅野社長が説明。
我々の知らないところで、いろんな活動が行われいます。
本当に感謝です。
実りある時間でした。
次は場所を代えて、パセオ通りへ。
笹原さん@副会長が以前から誘ってくれていた念願の「屋台村」です。
オープンスペースで大いに盛り上がって、飲みました。
この屋台村、どの屋台からも食べ物を買ってきていい仕組み。
フードコートみたいな感じかな?
こんないいところがあったなんて・・・・・・
小雨の時は、電動で屋根が出てくる仕組みだそうです。
これは、ウインブルドン風かな?
いいところでした。
飲み会は、いろんなアイディアが出てきます。
学生が街にいないという話から、福島駅からモノレールを走らせて、南福島、福島大、県立医大をつなぐ構想がでてきました。
これなら、いいかも?
東北本線は、1時間に1〜2本。いつも書くように新幹線より本数が少ない!
そのため、本当に不便。
で、学生は大学周辺に住んでいます。
大学周辺は、アパートだけで文化が育ちにくい環境です。
これはいいアイディアでした。
昨年の12時間リレーの話になり、そこから6時間耐久リレーの話しに行き着きました。
この夏8月2日に開催!まで決定してしまいました。
これから具体的に話を進めます。
いろんな事があった1日でした。


●6月4日(木) 今日も一日!

1コマ目、総合演習。
途中、ちょっと中座して、倫理委員会で説明。
アスタキサンチンの実験でヒトを対象としているので、委員会に諮りました。

10時25分に大学を出て,県庁に。
G&Gサイエンスの社長さんと、ABさんと県庁西庁舎1階で10:55待ち合わせです。
少し余裕を持って、出ました。
バイパスに出たとたん、事故渋滞!
誰も事故をしたくて、事故している訳ではありませんが、困ったものです。
全然進みません。
やっと事故渋滞を抜け出して、11時過ぎに県庁に到着。
G&Gのお二人の姿がありません。
もう上がったんだ!という事で、ダッシュで、10階まで駆け上がる力は全くなし。
エレベーターで上がっていきました。
G&Gチームも渋滞に巻き込まれ、遅れて到着するとの連絡が入っていました。
今日は、商工労働部で打合せというか、アドバイスをいただきに。
担当の職員の方は、親身になって、相談にのって下さいました。
30分ほどで、終わって、大学に戻りました。

13時から陸上競技の授業。
今日は、走幅跳、踏切準備動作とリードレッグで跳ぼう!
で、しゃがみ跳び、続いてシザース、最後は反り跳び。
跳び分けるのは、学生にとって至難の業。
でも、できないと単位が・・・・・
今日は、学生に携帯持参を指示しました。
携帯電話の動画機能を使って、自分のフォームを撮影してもらい、現実を直視するという企画です。
最初の頃は、カメラマンの腕が悪くて、「ゴメン!脚だけしか映ってない」なんてこともありましたが、後半は、うまく撮れていたようでした。
ただ、うまくいったのは、撮影だけ。

4コマ目、医大に非常勤。
今日は、暑かったのですが、みんな一生懸命、バレー、バスケ、サッカーと頑張っていました。
帰って、朝日新聞福島総局の取材。
記者さんは、妙に身体の大きい方。
元、柔道選手。スポーツに理解のある方です。
前任者は、吉田と一緒に800を走ったことがあるというお嬢さんでした。
この方もスポーツ応援団的に取材をしてくれました。
今度の方も、いい感じ。

午後、同級生が倒れたと知らせが入りました。
心筋梗塞です。
命に別状はなかったので、ひと安心。
ただ、まだ、集中治療室です。
端から見て、ずっと、働きづめの生活でした。
やはり、この歳になると、休養も必要ですね。
自分も健康に気をつけようと、痛感した日でした。
ちなみに体重は72.0kg。まだ痩せません。


●6月5日(金) ラクダに揺られて

1日中、机に。
おかげで、机の上に山積みされていた仕事は片付きました。
でも、4800歩しか歩けませんでした。

今日は津田トレーナーが、大学に。
打ち合わせを兼ねて、食事。
「串アン」に行きました。
あれこれ頼むのが面倒くさいので、お任せにしておくと、
おいしい串揚げが次から次へと出てきます。
揚げ物だけではなく、「先生、ちょっと食べてみて」と出してくれるものが、また、おいしい!
結構、何でも揚げちゃうのが、マスター。
今日は、ウニが揚がっていました。
津田ちゃんは、ダチョウとかワニとか出されていましたが・・・・・
「先生、失敗なんですが・・・・食べてみます?」と出されたのが、これ。
衣を少しはがしてみました。
「ラクダのコブ」です。
ラクダは、小学校の時、宮崎の子どもの国で背中に乗りました。
「すごい脂で、ずっと煮ながら脂を捨てたのですが・・・・・」で、脂を抜きに抜いても、真っ白な脂身がラクダのこぶ。
食感は、まさしく脂です。
味は、本格的な動物の脂。すごく強い香りでした。
今日は得難い体験をしました。
「ラクダの肉は、いけそうなので、今注文しています。楽しみにしてくださいね」
って・・・・・・楽しみにして・・・・・?
さあ、帰ろうかな!と言うときに「先生、今日の白子は美味しいから」
と、極上の白子が登場。
焼酎2杯よけいに行ってしまいました。


●6月6日(土) すっかり忘れていました

午前中、練習。
仙台にレースに行った吉田から電話「先生、強風、雨、低温です」
ということで、レースに出ないで大学に戻り、練習することに。
大学は、霧雨と曇りの繰り返し程度。
気温もそんなに低くなく、風もなし。

800のレースにのために坂水は、田村市(大学から1時間くらい)に。
木田が、ペースメーカーを務めてくれます。
ただ、田村市がある県南地方は、強風注意報。
ちょっと、いやな予感。
その予感があたり、強い風の中、予定通り1周を62秒で入りました。
これが、間違いでした。
タイムは62ですが、ダメージは58〜9秒で入った感じ。
これでは、600で終わり。
で、坂水は2分14秒に沈んでしまいました。
酒田で教育実習中の長沢は、2分10秒でいけたので、来週の個人選手権は楽しみ。
レースを引っ張った木田は「最後まで走ります」と言っていました。
600を1分33秒くらいで通過していると、それなりの記録は出ます。
先日の練習での600も1分31秒くらいで上がっていました。
普通の気象状況だったら、2分7秒くらいでは上がっていたのでしょうが、
「転びそうでした」というくらい、急性疲労!で動かず、全然ダメ。
本当に風に負けてしまいました。

大学の練習は、それぞれのポイント練習。

木田も、戻って来て、今日のやるべきことをやっていました。
12時過ぎに吉田が仙台から帰って来ました。
今日は、400Hのレースに匹敵する練習を!ということで、450を走る予定でしたが、
急に雨が降り出しました。
ちょっと、走るには悪条件過ぎたので、今日の練習はなしにしました。
やはり、ここにきて無理をさせては、いけません。

14時過ぎから、スタキサンチンの有用性に関する実験が始まりました。
今日は、坂水担当の実験。
被験者の頑張りが一番大切な、実験なので、みんなの声援が研究棟に響き渡っていました。

時々、実験を眺めながら、机の上の整理。
1通の封筒が・・・・・小学生陸上県大会実行委員会開催の案内でした。
今日の午後6時30分か福島西口です。
すっかり忘れていました!!よかったあ〜!
でも、今日は午前中練習、午後そのまま実験という気持ちできたので、ジャージです。
一旦、自宅に帰って、着替えて会議に出席という方法もあるのですが、
今日の実験の進行が気になったので、身だしなみは捨てて、できるだけ実験を見守る時間を確保する方をとりました。
教え子達には、「会議や会合は、ジャージではなく、ある程度きちんとした格好をするのが、社会人としての身だしなみだ!」と注意はしているのですが・・・・・
まあ、忘れていたので、仕方ありませんね。

会議は、県大会開催に向けて、2時間みっちり話し合いました。
小学生の大会は、場慣れた先生が引率とは限りません。
計画、打合せは入念に!
ジャージとはいえ、本当に会議に出席できて良かった。


●6月7日(日)

朝から練習。
ポイントを絞った練習ができました。

午後から、実験。
途中に「福島さん11秒24!!」のニュースが!
ついに来ましたね。
20歳で走れるなんて、まだ信じられませんが・・・・・
高橋さんも11秒32。
記録を出した二人と、中村先生、清田先生、本当におめでとうございます。
凄い時代がやってきました。

この時11秒57で走った渡辺の走りは、ニュースで見たのですが、
全然、ダメな走りでした。
この走りで、あのタイムなら、希望が持てます。

このニュースは、研究室で観ました。
日テレの「バンキシャ」で「次は100mで日本記録が・・・」
と、前説がありCM。
これは、録画だ!ということで、慌てて、DVDを起動。
(川本研究室のTVは、ハードディスク内蔵型の前世代なので・・・)
よくあることですが、DVDのチャンネルは違うチャンネル。
そこもニュースで「福島の鮎解禁!」
インタビューに答えていたのが、何と「串アン」のマスター。
おととい、ラクダのコブを揚げていたマスターです。
大の釣り好きですが・・・・ここにいたとは!
楽しそうにインタビューに答えていました。
ついつい、チャンネルはそのままで、見入ってしまいました。
「先生、始まりますよ」と吉田
おっと、見とれている場合ではありません。
で、レースを観ることができました。
今日、串アンに行くと、きっと「今日釣ってきた鮎です」と塩焼きが出るんだろうなあ!

実験が終わるのを待って、帰宅。
被験者のサッカー部員は、凄く頑張ってくれました。感謝


●6月8日(月) 東京へ

午前中、原稿書きと書類作成。
ギリギリ、セーフでした。

13:18の新幹線で東京へ。
めずらしく弁当を買う余裕がありました。

15時に東京駅で津田ちゃんと待ち合わせて、八重洲口にあるプロティアジャパンに。
AKBさんとM田さんにパワープレートの効果的な使い方を2時間半ほどみっちり伝授してもらいました。

終わって、津田ちゃんと今後の展開について打合せ。

赤坂に行き、夏に出版予定の本の打合せ。
今回は、腕振りについて、熱く語ろうと思います。
今日は、東京泊まり。
ホテルで、歩数計を見たら、9800歩。
10000歩が目の前でした。
で、部屋で200歩ほど足踏みをして10022歩で今日はおしまい。


●6月9日(火)NTC

午前中は、NTCで練習。
NTCは赤坂からは、地下鉄で新宿に出て、湘南ラインで赤羽というのが一番速いルート。
昨日10000歩いったので、今日も!という気持ちが湧いてきました。
JRで行くと、赤羽からは、タクシーになります。
これでは、都会に来た意味がなくなります。
NTCは、地下鉄の本蓮沼駅からも歩いていけます。
大手町で都営三田線に乗り換えれば、本蓮沼駅へ。
丸ノ内線と都営三田線の大手町駅は、同じなのですが・・・・・
これが歩きました。
同じ「大手町」というのは、ウソですね。

NTCの練習でした。
ナショナル合宿に月曜から木田、久保倉、丹野、青木が来ています。
日本選手権も近いし、週末は学生選手権で練習を見ることができないので、今日はどうしても練習が見たかったので、NTCまで来ました。
昨日の2件の打合せは、NTCの練習があったので、このときとばかりに入れてみました。
練習は4人とも、いい感じ。
今日は、来た甲斐がありました。

12時には、赤羽駅からJRに乗らないと、授業に間に合いません。
清田先生に送ってもらいました。
清田先生の巧みな運転で、1本早い電車に乗ることができました。
おかげで、大宮駅で弁当を買う時間ができました。感謝。
弁当を食べたら、福島まで眠っていました。

大学に戻り、14:40からスプリントの授業。
今日もテーマは、腕振り。
腕振りターボ走り(詳しくは、この夏出版予定の本で!)を実感してもらいました。

夕方から練習。
今週末は、日本学生種目別選手権、来週は北日本インカレが控えているので、グランドに活気がありました。
今日は13000歩。東京(車のない生活)は歩きますね。


●6月10日(水)

1コマ目、「人間を科学するA」今日のテーマは「コーチング」
若い学生に結構受けました。
授業としては、前回の「スポーツ科学をトレーニングに活かす」が「らしい」のですが、
コーチングを題材にして、1人の人間としての生き方を話す今日の内容の方が、
学生の心を揺すぶったようです。
最後に出席確認のため感想を書いてもらうのですが、
自分で言うのも何ですが・・・・絶賛の嵐!!
読んでいて、嬉しくなるような内容ばかりです。
講演で話す内容がたくさんあるのですが、若者はこの手の話に飢えているようですね。
感想からは、学生のやる気が、本当に伝わってきました。

2コマ目、コーチング論。
こちらは、本職!将来コーチをやりたい!という学生に講義です。
コーチングに必要な具体的なスキルなどは、いっしょにやっている白石先生にお任せしています。
川本は専ら実際のコーチングに必要な心構えを話しています。
講義というより、コーチング論を説くという感じです。
これは、川本的には好きな講義です。

お昼は、実験。
外部からお手伝いをお願いしました。
また、杉浦先生にもお手伝いしてもらって、実験でした。

練習は、遅れて参加。
学生達は、それぞれ今週、来週の試合に向けて調整です。
夜は、やり残しの仕事をとにかく終わらせて、おしまい。


● 6月11日(木) 
朝はとりあえず、明日の準備。
準備万端?で大学に。
今日はなぜかたくさんの書類書きがありました。
合間を見て、OLの練習をチェック。
時間がないので、練習を見ては、研究室に。書類を書いてはグランドに。
おっと、陸上競技の受講生のノートチェックを忘れていました。
頑張っている学生は、1回の授業で10ページくらいノートをまとめていることもあります。これは凄い!
また、上手にイラストを描いて、わかりやすさで勝負!という学生もいます。

3コマ目、陸上競技。
走幅跳の助走についての説明と走高跳の正面跳びとベリーロール。
毎年のことですが、正面跳び(はさみ跳び)とまたぎ跳びを混同している学生ばかりです。
まあ、ちゃんと教えてもらっていない!というのが実情でしょう。

4コマ目、医大の非常勤。
今日は雨上がりなので、外種目ができません。
全員で体育館。
今日は、バレー、卓球、バドミントンとネットもの。
90分みんなスポーツで、爽快な汗を流していました。
終わって、学生さんと履修方法について面談。
これが、思いもよらず時間がかかりました。
大学に戻ったときは、17:30。
今日は18:17の新幹線に乗る手はずです。
OLたちが「先生・・・・・」というのを尻目に「じゃあ、来週!」と帰宅。
福島駅にギリギリセーフでした。
ケアに来ていた津田ちゃんと一緒に平塚です。
東京駅から東海道線。
たくさん乗るんですよ。20時も過ぎているし、横浜あたりで座れるかな?と思っていたら、横浜で降りる人は、ごくわずかで、乗り込んでくる人ばっかり。
都会の人は、遠くから通っているんだ!と改めて感心。
でも、毎日往復で2時間も(それ以上?)通勤に使うなんて、時間の無駄のような気もします。
平塚は東京駅から1時間。
今回は、ふつうのビジネスホテルでした。(2年前は、痛い思いをしましたから・・・・)


● 6月12日(金)日本学生種目別選手権
この大会は、平塚競技場で開催されるのですが・・・・
サブグランドがありません。お隣の高校の校庭がサブ代わりです。
雨天走路もあるのですが、2.5レーンで50mあるかな?という程度。競技場に沿って作ってあるので、カーブを描いています。
そこで、全国大会!というのもねえ。
運営費の捻出などいろんなことがあると思います。
が、ねえ・・・・
これで記録出してみろ!というのが、少々乱暴な話。
でも、やれるところがないんでしょうね。
でも、ねえ・・・・・なんだか哀しい気分です。
東京から1時間の在来線というのもネックです。
せめて新幹線が停まるところだったらいいのですが、地方から出てきて、遠征用の大きなバックをもって、在来線に乗るのは大変です。
それでも平塚というのは、たぶん、平塚市が予算をつけてくれているんでしょうね。
地方には、立派な競技場がたくさんあるのですが、予算を計上してくれる自治体はないんですね。

今日は100,400,1500、円盤投げ。
400予選は、武藤、千葉、渡辺。
千葉、渡辺は5月まで練習ができる状態ではありませんでした。
千葉は東北インカレをぶっつけ本番に近い感じで走りましたが、渡辺に至っては、スパイクも履いていませんでした。
みんなが調整する中、渡辺は基本練習。レースに出たい!というので、とりあえず連れてきました。昨年のプレ五輪で北京に行った後くらいからアキレス腱が痛み出して、レースに出るのは、1年ぶりです。よくスタートラインに立てたと思います。らしくない走りでしたが57秒76の2着で予選通過。
武藤と千葉は同組で1着(57秒15)2着(57秒43)で通過。武藤も3年生、ここいらで結果を残したいところです。
準決勝は、3-2+2。千葉が56秒29で3着。4着の選手(56秒84)に競り勝ちました。プラスで通過。渡辺は、スピード練習がまだなので、前半をゆっくり入り、バックストレートから走って56秒78で3着。4着の選手(56秒84)に競り勝ちました。プラスで通過。予選では、ちょっとダメな感じでしたが、1本走ってやっとレース勘が戻ったようでした。3組の武藤は56秒79で1着通過。前半の走りがよくなってきました。課題はラストの直線ですね。

100mは紺野、12秒10で組4着。プラスで準決勝へ。やっと走れる感じがつかめてきました。小澤は12秒66で沈みました。まだ、兆しが出てきません。準決勝は紺野が12秒11の3着。プラスで決勝へ。予選からプラスで冷や冷やでしたが、結構いい走りになってきました。。

1500は、瓜生、古瀬、長沢、予選と決勝が同日にあります。古瀬は明日の5000の刺激になればと思い出しました。てっきり一発決勝と考えていたものですから・・・・・まあ、予選落ちするだろうと甘い?見通し。だったのですが、4分32秒34の自己新で3着通過。
5000の前日に3000も走ってしまうことに・・・・・・それもキロ3分のハイペースで!どうしようかな?と少し考えたのですが、予選を走って決勝を休むなんて、スポーツマンシップに反する!と思い、決勝も行かせました。
長沢も800を考えると1本なのですが、これも4分35秒68で3着通過してしまいました。
瓜生は4分34秒26で1着通過。これは順当。
ただ、1500を2本走る練習をしていません。
ここは、上位を狙わず、下位入賞に徹しました。
瓜生は、先頭に着かせればよかったかな?と少々反省。
瓜生5位4分31秒54、古瀬6位4分32秒56、長沢8位4分37秒64は、立派でした。
円盤の片山は41m31で8に残れず。先日の県選で44m投げていただけに残念。
ですが、そんなものでしょう。44mがコンスタントになれば、もう少し上も狙えると思います。

マネージャーが缶コーヒーなどを準備してくれていますが、川本は缶コーヒーを飲むのをやめています。
ここは健康志向に走って「明日からは野菜ジュースなんかを買って!」とオーダーしました。
ここは、健康一番。で、帰りはグランドから歩いて帰ることにしました。
競技場から駅前のホテルまで3000歩。歩くにはちょうどいい距離です。
夜は、A新聞の記者さんと取材のような飲み会。目的は、取材です。
きっと・・・・
時々メモしていましたから。
ホテルに到着して歩数計を見ると、10000歩に少し足りません。ホテルの周りをグルッと歩けば、目標達成しそうなので、そのまま1ブロック先まで。
これが失敗。
角を曲がってホテルの裏手に行くと「ラーメン」の看板が目に入ってしまいました。
先ほどの取材の時に食べ物を少し控えて、腹八分くらいで押さえていたのですが、気がついたら「チャーシュー麺」を頼んでいました。


● 6月13日(土)日本学生種目別選手権

昨夜の反省から、朝も競技場まで歩くことにしました。
それにしても、何でラーメン屋さんに入ったんだろう。
まあ、ビールを注文しなかっただけ、救いです。

三段跳は、吉田と斎藤。
二人とも4年生ですが、助走が安定しません。
最近は助走を中心に練習をやっているのですが、つきっきりではないので、甘さがでているみたいです。
吉田は、いい跳躍をしたのですが、わずかにファール。残念。
斎藤は、ステップの感じがうまくいき、12m05でベスト8。

200予選は、紺野が25秒25で、またまた、プラスで準決勝へ。
25秒61の武藤は、残念にも予選落ち。

400H予選は、千葉と清水。
千葉は余裕を持って、61秒27で明日の準決勝へ。
7台目が会わなかった清水は、精一杯走って62秒71で準決勝へ。

走高跳は、新人今村。
ここ3週間ほど、疲労骨折か?ということで、練習を休んでいました。
結局、アーチが下がっていただけと判明。
で、今日は助走の最後がうまくいきません。
1m60を3回目で、やっと跳びました。
65は1回目にクリア。この助走が一番よかったのですが、バーが68に上がったら、最後の曲線助走がばらばらでした。
もう少し、練習が必要ですね。
まあ、3年後の1m80を目指して、指導してみます。
ただ、走高跳は試合の時間もかかるし、跳ぶ順番も走幅跳のようにきっちりしていないし・・・・・トラック種目を抱えるコーチとしては、大変な種目です。

800予選は4−1+4
高橋、長沢の山形3年生コンビが同じ組です。二人は教育実習中(福島大は3年生で実習に行きます)。長沢は、昨日の1500、2本でちょっとスタミナ切れの感じでした。ラスト勝負で、高橋が2分11秒53で1着通過。長沢は2分11秒50でq通過。浅見は、らしくないレースをしてしまい2分14秒36で沈みました。

400決勝は、武藤が300を1位で抜けていきました。
福島大チームは、その場所で応援していたので、大盛り上がり。
ただ、最後が走れず55秒94で3位。
大学1年以来の55秒です。
やっと走れるようになりましたし、3年生としての雰囲気が出てきました。
九州熊本から東北に出てきているので、環境になれるのに時間がかかったと思いますが、根っから明るい子です。
これからの成長に期待しましょう。
2年生の千葉が56秒28で5位、3年渡辺が56秒80で6位。
渡辺、千葉ともにケガで遅れていたので、今日は上出来です。
この子たちが入賞できたのも福島大というプライドがそうしてくれたのだと思います。
これまでの先輩たちのがんばりに感謝です。
本当に常識的には考えられないくらいの上出来でした。
先輩たちと一緒に流している汗は無駄ではないですね。

100決勝は紺野。
50mまでは、3・4位争い、その後、エネルギー切れを起こし12秒25で8位。クレアチンリン酸で走る局面はいい感じだったのですが、グリコーゲンの解糖系の局面で走れませんでした。たぶん、貧血ですね。

今日の圧巻は5000の古瀬。27名エントリーで古瀬の持ちタイム16分33秒は、下から数えた方が早い16番目です。
ここは、自分のペースをきっちり守って、余力があればラスト追い上げの作戦。
古瀬は指示通り、きちんと3分20秒のペースを守って、いい感じで走ります。
3000通過の順位は当然、15位くらい。
ただ、ここからが古瀬の持ち味。
ひとり、ひとりと前を抜いていきます。
もしかして、8位入賞!なんて考えていると、8番手を交わして前に前に。
ラスト2周は、走っている選手の誰よりもしっかり走れました。
見ていて感動するくらいでした。
本当に素晴らしいレース展開で、最終的には16分35秒80で3位に。
これまでのタイトルといったら・・・・大学女子駅伝で繰り上げスタート1位くらいです。
それが学生選手権で3番に入るなんて・・・・凄い!

渡辺のドーピング検査に立ち会って、今日はおしまい。
夜は、打ち合わせに横浜に。
平塚駅まで歩きたかったのですが、約束の時間に遅れそうだったので
磯ちゃん@ナイキに車で送ってもらいました。
食事は、凄くいいイタリアンのお店でした。
おいしさもさることながら、スタッフみんなのホスピタリティに感激でした。
こんな気持ちいいレストランは、そんなにありません。
さすが大都会横浜ですね。
ただ、帰りに見かけた味の時計台の鶏ガララーメンに惹かれたのも事実です。


● 6月14日(日)日本学生種目別選手権

200準決勝は紺野。
どうした紺野?!というくらい後半走れませんでいた。
25秒62なんて考えられないタイムです。

400H準決勝は、千葉が61秒74で2着通過。4年の清水は62秒74で組4着でした。
もう一息というところまで来ています。

砲丸投げの新人静ちゃんは、力を出せずに10m64。
これから福島大のDNAを受け継げたら大化けします。
期待しましょう。

男子やりの佐藤は、東北インカレで69m投げています。
ただ、本格的な田舎もの。
その田舎ものが顔を出し、61mちょっとで8に残れず。
普通に投げれば、優勝なんですが・・・・・
田舎もの改造計画をやるしかないですね。

800決勝は、長沢が4番手につけてレースをしました。
本来なら、先頭につけたかったのですが、1500のダメージが大きすぎました。
まあ3年生なので、経験を積ませることも大切。
2分10秒86の3位は、彼女のキャリアからすると上出来です。
同級生の高橋も2分11秒63で6位。
これは、4位まで上がれたかな?という感じですが、キャリアから考えると充分な走りです。

400H決勝の千葉は、60秒46で5位。
4位の選手に競り負けたのが、痛い!のですが、
今までの状況からすると上出来。


●6月15日(月) 東北インターハイ
あづまでは、金曜日から東北インターハイが今日まで行われています。
これは、見に行かなきゃ!
と、いうことで、明日の陸上界を担う若人を見学に。
インターハイ出場!が目標の子ども達が大部分で、見ていて本当に面白い試合でした。
選手紹介や表彰の時、気がついたのですが、
学校対抗のはずが、まるで県対抗なんです。
同じ県の高校が出場すると、拍手が!
同じ県の高校が表彰されると、拍手が!
本当に面白い現象でした。
これは、観客(お父さん、お母さん)だけではなく、選手達もそうです。
自分の県の高校が紹介されると、拍手。
この現象は、東北だけでしょうか?
結局、最終マイルリレーまで,見てしまいました。
実は、スタンドには、吉田、木田、丹野、松田がいました。
彼女たちは、地味な服装で、気配を隠してずっと見ていました。
これが気づかれると、ちょっと大変。

16時に大学に戻り、2時間ほどゼミ。

その後、学生と面談。
少々時間をとりました。


●6月16日(火) 暑い!

10:15読売新聞福島支局の支局長さんと担当の方が見えました。
福島大学スポーツユニオンでは、7人のメンバー(先生達)が
読売新聞福島版に毎週「快汗コラム」を書いています。
これは、2005年の9月から始まりました。
最初は「ふくしま運動塾」というタイトルで、スポーツに関する豆知識を掲載していたのですが、1年半経って、コラムの方が少し気楽に書けるかな?ということで「快汗コラム」に模様替えしました。
毎週火曜日に掲載で、今日は川本の担当「GKの練習、実践にあわせて」でした。
今日で、168回目です。
支局長さんがおっしゃるには「こんなに続いている連載は、他にない!」
「普通なら、途中で一度冊子になっていますね」
ということで、ブックレットにすることに話がまとまりました。

グランドに出て、OLの練習。
「梅雨明け?」というくらいの晴天。そして、暑い!!!!
NHKのABちゃんも取材に。

礒ちゃんが大学にOLたちの激励と打合せに来てくれました。

13時ちょっと前まで練習を見て、応接室でNHKの取材を受けました。
M岡さんのインタビューで、日本選手権の見所。
最後は、ABディレクターの遺伝子もの。

研究室に戻り、来客が1件。
終わって、4コマ目スプリントが開始。
今日は、ビデオ撮影と素速い動きだし。

夕方から練習。
グランドの横に藤棚があります。
これが、いけてない!
日本選手権に行く、千葉と清水が練習休みなので、藤棚の手入れ。
これは、楽しかった。
すごくきれいになりました。


●6月17日(水) 

1コマ目「人間を科学する」でした。
今日の決心の話はよかった!って自分で言う?

2コマ目「コーチング論」集団を育てるの話はよかった!

お昼から練習。
途中で、福島民報の取材がひとつ。
練習は、順調。

終わって、仕事でした。


●6月18日(木)

1コマ目「総合演習」
スポーツとさまざまな問題について、深く考えるというテーマです。
1題目はFCバルセロナとユニセフの提携から、貧困地域にもたらす影響でした。
2題目はスポーツと平和。
それぞれ学生らしくしっかり勉強してきてくれました。

終わって、グランドに。
OLチームの練習です。

お昼ご飯もそこそこに3コマ目「陸上競技」
今日は体育館で、走高跳。
正面跳びとベリーロールの試験。
簡単にできる学生と、「跳ぶ」ということがなかなかできない学生がいます。
同じ人間なのに不思議です。
「跳ぶ」というのは、自然発生的にできるものだと勉強しましたが、
上手、下手があります。
跳ぶことはできるのですが、上手に跳べません。
きっと、どこかで上手になる経験をしなかったんですね。
どのタイミングで学習するのを忘れたのでしょうか?

4コマ目は医大の非常勤。
雨のため全員体育館。
本当にみんなスポーツを楽しんでいます。
スポーツが苦手な学生も、一生懸命やるところが、好印象ですね。

終わって、自宅に。
着替えて、大阪へ。
今日は大阪泊まりでした。


●6月19日(金)鴻ノ池陸上競技場

奈良の鴻ノ池陸上競技場に近畿インターハイを見に行きました。
トラックの色がブルーで涼しげでしたが、気温は30度を越えていたと思います。
JR奈良駅に着いたとき、グランドまで歩いていこう!と考えていたのですが・・・・
(歩くと1時間はかからないと思います)
あまりの暑さに水を買って、タクシーに乗っていました。
関西の梅雨はどこに行ったの?って感じでした。

奈良は、久しぶりです。
1984年の奈良国体以来です。この年は、川本が福島大に赴任したときです。
田村高校の下重先生がまだ船引中学校の先生をしているときで、成年10000m(だったと思います)で、実業団の選手達を尻目に見事優勝を飾りました。
この頃は、福島県から優勝者が出るなんて事はほとんどなく、それこそインターハイの入賞者の名前は、10年分くらいは楽に言えるくらい、入賞そのものが珍しい時代でした。
そこで、優勝!なんて偉業を達成したものだから、成年選手でお祝い。
その時は、吉田選手(現、山形城北高)と川本選手の3人だったような・・・・・
前強化部長の山内先生もハードルの選手として、貴重な得点源だったのですが、その時は、怪我で、出場していなかったと思います。
下重選手は、当時からビックリするほどお酒が強くて、吉田選手、川本選手は、今とは違ってほとんど飲めない!
でも、お祝いですから、夜遅くまで起きて、陸上の話を熱く語り合いました。
下重先生は、すごくすごく飲んでいました。
翌日は、6時に起きたのですが、大雨。
その大雨の中、昨夜、あんなに飲んだ下重先生は、もう朝練に出かけていました。
ここが今の田村高校の強さの原点ですね。

近畿地区の予選も東北と同じ6府県。
これは、厳しいですね。
東北と近畿はせめて8名は、全国大会に行かせたいものです。

トラックが新しいことと、風がよかった(200風でした)ので、100mは好記録続出。
それにしても、京都橘高校1年の木村茜さんには、ビックリ!
予選で11秒88(+1.2)、準決勝で11秒75(+1.4)、決勝で11秒71(+1.0)は、すごい才能です。
2位の中尾優里さん(和歌山北2年)も11秒87、3位の山田朱莉さん(西城陽2年)も11秒92!近畿地方恐るべし!でした。

おっと、男子も九鬼巧君が10秒34(+1.9)で優勝。
九鬼君も和歌山北の2年生。
すごい高校ですね。

月曜に東北インターハイを見に行った時に書いた、県別応援ですが・・・・
近畿ではあまり実感できませんでした。
どちらかというと、高校単位の応援の感じがしました。
まあ、東北特有なのかも知れませんね。

大学の同級生AD先生がトラック審判長をやっていたので、冷やかしにじゃない、激励に。
「ホンマ、大変やド」と学生時代の強気の彼からは信じられない弱音が、ポツリ。
全国大会を控えているだけに、いろいろとあるのでしょうね。
この夏のインターハイの成功を祈っています。


●6月20日(土) 関東インターハイ

学生さん達は、仙台で北日本インカレです。
川本は、福島に残り、午前中練習。
今日は、28度!と、どの天気予報も言っていました。
が、朝は、霧?っぽくて・・・・・霧が晴れたら、暖かくなるんだろう!と思っていたのですが、一向に霧が晴れません。
これは、ただの曇り?
どうもそのようです。
気温も上がらず、長袖を着るハメに。
練習は、少々気温が低くても、ここにきたらきちんとやるだけです。
みんな予定の練習をきっちりやりました。

練習も一段落したので、12時ちょっと過ぎに大学を出ました。

関東インターハイをやっている宇都宮まで、ひとっ走りです。
宇都宮の陸上競技場までは、170キロくらいなので、サッと車で行ける距離です。
何せ、高速料金は1000円ですからね。
宇都宮に入った頃にやっと晴れ間が見えて、暖かくなりました。

女子の100m決勝に間に合いました。
隣に座ったお母さんが、とても熱心な方で、プログラムに予選の記録がきちんと記入してありました。
「すみませ〜ん」なんて調子のいいことを言いながら、見せていただいた上に予選の走りの様子なんかも聞いたりして・・・・
陸上好きなオヤジを演じることができました。

関東大会は、北関東と南関東の決勝が1度に見ることができて、お得感たっぷりの大会です。
北、南あわせて8都県なので、スタンドの応援の数も多いですね。
ただ、スタンドの様子は、最近気にしている都県対抗という感じは、まったくありません。

高校生の直向きに陸上に取り組む姿に今日も感動して、帰ります。


●6月21日(日) AV器機

今日の北日本インカレは、二瓶コーチが仙台に行ってくれました。

川本は、大学で練習。
あいにくの小雨でしたが、やることはきちんとやりました。
途中から、曇り空になり、練習は支障なくできました。

午後は、ビデオからDVDを作成の作業。
をしたかったのですが、これがうまくいきません。
ちょっと、機械に負けました。
うちのオフィスはAV器機(以前「AVもの」と書いたらOLたちから「先生、誤解されますから、ちゃんと書いて下さい!!」と毅然と言われました)は、苦手です。
だれも、「先生手伝いましょうか?」なんて事は言いません。
ただ、ただ、やるだけです。

PCの入れ替えも同時にやっていたので、なかなか大変でした。
パソコンもいつの間にか、大画面化していきますね。
見やすくなったことは、確かです。

で、ビデオは完成せず。
火曜日のスプリントの授業に間に合うようにがんばります。


●6月22日(月) 

午前中、昨日のDVD作成。
マニュアルを読んだら、いたって簡単でした。
いろんな機能がついているんですね。感心。
最近は,マニュアルを読むのが面倒になってきました。
でも、AVものだけは、川本がちゃんとしないと、オフィスは進みません。
が・・・・マニュアルを読むという面倒なことをするより、AVが得意なOLを育成する方が早いような気がします。
もうひとつの作業は、パソコンのセットアップ。
これは、順調そのもの。

午後から取材がひとつ。

写真撮影も含めて2時間ほどかかりました。

15時からゼミ。
卒論が着々と進んでいます。

終わって、ずっと仕事。
明日の夕方から、1週間、研究室を空けるので、少々不安。


●6月23日(火) 広島は遠い

朝は、とりあえず散髪。
超特急で仕上げてもらいました。
次に郵便局に行き、OB会の貯金を下ろして、道を挟んだ銀行へ。
残念なことに通帳のページが残っていませんでした。
仕方ないので、ATMから窓口に行こうとしたら、
ここは、営業所のため窓口が開くのが、11時から。
近所の本店に。
通帳を新しくしてもらい、入金。

大学に行き、いろいろと事務処理を。
終わって、OLの練習。
朝は、晴れていい感じだったのですが、急に風が出てきました。
400Hの練習なんか、全然できません。

一通りの練習が終わったので、研究室に戻り、授業準備。

4コマ目は、スプリント。
今日は先週のビデオ撮影を元に教室でフォームチェック。
DVDを作って、配布。
学生はパソコン持参で、自分のフォームをチームごとに検討。
みんな一生懸命話し合っていました。
最後は、文章にまとめて、提出。

16:30の練習の開始に顔を出し、学生としての生活態度について話。
しばらく大学を空けるので、きちんと注意。

一旦自宅に戻り、福島空港へ。
吉田が送ってくれました。
19時の大阪フライトです。
伊丹空港から新大阪へ。飛行機が少し遅れたので、新幹線も1本遅くなりました。
そのためビールとおつまみを買う余裕がありました。
不幸中の幸いです。
新大阪21:29発、22:50広島着です。

福島空港を出て4時間で広島ホテルにチェックイン。
まあ、近いですが・・・・・地図で見たらすご〜く遠い。


●6月24日(水)広島移動

午前中は、ホテルの部屋で、原稿書き。

お昼は、広島に到着したばかりの津田ちゃんと、お約束の広島風お好み焼き。
あぶなく「ビール!」を頼みそうでした。

杉森から車を借りて、広島ビッグアーチへ。
これには、大助かり。
松田、熊谷の前日練習です。

トラックのサーフェスは、長谷川体育施設。
福島大学のサーフェスと全く同じです。
作りたてのサーフェスは、ほとんどぶれなくて本当に進みます。
明日からのレースに期待しましょう。

夜は、本日到着のチームと合流。
大勢の夕食で、2時間かかりました。

さあ、明日から日本選手権です。頑張ります。


●6月25日(木) 日本選手権

杉森の車でビッグアーチまで。
ビッグアーチまでは、タクシーで3800円くらい。
ここは経費節減。
杉森の車は、何往復もしました。
本当に助かりました。

午前中は、400Hチームの前日練習。
みんないい感じ。

日本選手権1発目は、熊谷。
2台目から3台目を課題にアップ。
レースはアップでやったことが、うまくできて、13秒61でいい感じ。
ボブスレーで培ったダッシュ力が爆発すると、明日は行けるでしょう。

松田は、ここにきてスタートからの加速がうまくできていました。
が、今日の200予選は、まったくダメ。
10回に1度出るかな?というミスでした。
23秒95(+2.1)は、ちょっと不本意。
明日の決勝に期待しましょう。


●6月26日(金)日本選手権

午前中は、練習。今日も暑い!!

熊谷の100H準決勝。
13秒50(+1.0)の自己新で2着通過。加速段階でうまく走れました。
が、スタートがいまいち。

400H予選(4-1+4)は、風が強すぎ。
ホームの直線は、シャッターを微妙に上げ下げして、風を調整していますが、
バックは、吹き放題!暴風ですね。
吉田、久保倉、青木それぞれと相談して、レースパターンを決定。
久保倉は59秒08、青木は59秒35、吉田は59秒40それぞれ1着通過。

昨日の200もそうだったのですが、4組とも同じ招集時刻です。
4組の吉田などは、ギリギリまでアップをやりますが、
アップ終了からスタートまで、時間が空きすぎます。
4組あるときは、時間差の招集がほしいところです。

100H決勝、熊谷はスタートからの加速がポイント。
これがうまくいきました。13秒37の自己新で4着。
サーキットをキャンセルするほど、脚を痛めていた割には、よく走りました。

200決勝は200風で直線は+1.7の好条件。
福島さんの23秒00は、もうビックリ!!
松田は、24秒03で3着。
3位には満足ですが、今日は23秒5くらいは!と考えていたので、ちょっとガッカリ!

二瓶コーチも広島まで駆けつけてくれました。
100Hと200は10分しかなかったので、どちらも見るのは大変です。
こんなとき、コーチがいてくれると助かります。


●6月27日(土) 日本選手権

今日も暑さと風は同じです。
400予選(3−2+2)
久保倉は、疲労を考えて400はやめました。
4日もあるのに・・・・400を400Hを重ねることもないと思います。
当初は、400の予選が16:00、400H決勝が17:10と予定されていました。
こんなの絶対なしですよ。
このことは、発表されてすぐに検討をお願いしました。
で、400予選は13:50。
若い青木は400も行くことにしました。
世界選手権を考えると、400HのBで2着は、確定にならないので、行くしかない!というのが実情です。
それにしても、この日程はおかしいですよ。

丹野は、54秒45で通過。
木田と青木は同じ組。
木田は54秒44で1着。
青木は、できるだけ省エネ。直線を抜けて、青木は正面の大型モニターを見ます。
ここで、3着とは、大きく離れていたので、「もう大丈夫」と思って流しました。
すると高校生の志比さんが猛追。300では、大きく遅れて5番手くらいだったと思います。
青木が気づいたのは、最後の5m。
ここで走り直して、55秒04。志比さんと着差なしの同タイムでした。
ちょっとヒヤリ。

光浩は、やっと走れるようになりました。
練習で全力走を1度しただけです。
練習しないで、47秒88はすごい!ことですが、決勝には少し届かず。

800予選(3−2+2)は長沢。スタートから綿密に計画を立てて、2分10秒切りを狙ったのですが・・・・・
そのスタートが行き過ぎて・・・・
位置取りが、オイオイ!という感じで、指示通り行けませんでした。
最後は、4人でラスト勝負。
で、4着2分10秒36でプラスの3番目。
qは同組で先着された10秒01。
やっぱり、10秒を切ることが必要でしたね。

100予選は、4−3+4。
松田!どうしたの?というくらい走れませんでした。
11秒96(+0.5)は、最近の松田からは、信じられないタイム。
組4着で終わりました。

渡辺は、+3.0で11秒59。
スタートの加速がうまくいきませんでした。

久保倉と、青木がドーピング検査。
川本も立ち会い。
競技者だけで検査しているケースもありますが・・・・・


●6月28日(日) 日本選手権

天気予報は雨模様でしたが、今日も快晴、暑い!
クワガタムシがシートのところにいました。
セミも鳴いていました。暑い!!

午前中は、練習

100準決勝。渡辺は11秒56(+1.8)で2着。
スタートがやはり課題です。

400決勝は、風が強すぎて、同レースを作っていくか悩みました。
それぞれと相談しながら、それぞれのレースを作っていきます。
ただ、走り出したら選手の感覚が頼りです。

丹野52秒96で1着。世界代表決定です。
2着は青木、53秒87。
この二人は、抜けた感じでホームに入ってきました。

もうビックリなのは、木田ちゃん。
コーナーを抜けるときに6番手。
もうダメ!という感じでした。
木田の名前を叫び続けました。
木田は、後半するすると抜け出して、3着54秒05でフィニッシュ。
余裕を持って走っていたのですが、ここまで、後ろだったとは思わなかったそうです。
でも、ラストは行ける!と確信があったとか。
でも、応援する方は、心臓ばくばく。

丹野と青木がドーピング検査。

20時にホテルに戻れました。
そこから県人会の皆さんと懇親会。
楽しく過ごしました。

スタートが遅かったので、ゲームセットは23時ちょっと前。
ホテルまで歩いて帰っていると、隣のホテル前で、日本陸連の事務局のみなさんとばったり。
この時間まで、競技場で仕事です。
本当にありがとうございます。
選手たちも事務局の皆さんの大変さが分かって、よかったですね。


●6月29日(月)日本代表決定

朝はホテルで、仕事。
11時チェックアウトで、交通センターへ。
行こう!としたら、急に雨。
川本達が泊まっているホテルから交通センターまでは、歩くにはいい距離なんですよ。
でも、雨だとタクシーですね。

広島の交通センターは、「そごう」と一緒。
まずは、レストラン街で食事。
30分ほど時間があったので、久しぶりにデパートを歩きました。
本当に久しぶり。

交通センターで、空港行きのバス乗り場に向かったら、O記者が何やらNACのみんなに見せていました。
何と!世界選手権日本代表の記者発表シート!
久保倉、丹野に続いて、木田、渡辺、青木の名前を確認。
5名も代表に選ばれて、万々歳です。
久保倉、丹野は個人種目で日本記録更新を。
また、木田、青木はリレーで日本記録更新を。
渡辺もリレーで日本記録更新を。

本来なら、記者発表の段取りを坂水広報とやるべきだったのですが・・・・・
すっかり忘れていました。
仙台空港に着いてから、坂水と電話でやりとりして、何とか水曜日に確定。
朝の内からやればよかったですね。

自宅に18時前に到着。
日本選手権のVTRを早送りで観て、余韻に浸りました。


●6月30日(火) 

お正月に目標をたてた2009年が半分終わってしまいました。
とりあえず、やることはやって、それ相応の結果が出ました。
あっという間の6ヶ月でしたが、充実感があります。
個人種目で、日本新記録が出なかったのが、残念。
後半に期待!

朝イチは、8:10にラジオ福島で丹野と待ち合わせ。
8:20から生放送「朝から全開」これは、6:55からやっています。
その中で「全開朝ゼミ!」のコーナーです。
ほぼ毎週火曜日のこのコーナーで、川本は6〜7分話をしています。
普段は、録りダメですが、今日は折角世界選手権の出場が決まったので、ホットなところで、
丹野に生出演をしてもらいました。
次の企画は、世界選手権の事前合宿地のフランクフルトから生出演!
福島県民の皆さん、聴いてね。

「全開朝ゼミ!」の後は交通情報があります。
我々の話が終わって、「今日は世界選手権に出場が決まった丹野麻美さんに来ていただきました」と深野アナが言い終わった瞬間、部屋を飛びだして、瞬時にシートを1枚手にして戻って来ました。
その間、5秒程度。つなぎのBGMが流れていました。
戻った深野アナは「それでは交通情報です」と何事もなかったかのように原稿を読み上げます。
それを横目で見ながら、川本と丹野は退室。
深野アナ凄すぎ!!

終わって、別室で丹野にインタビュー。
「世界選手権の意気込み」と「リスナーの皆さんへのメッセージ」

ラジオ福島を出たのが、8:35くらいでした。
大学まで30分ほどです。
ラジオは「武田鉄矢〜今朝の三枚おろし」をやっていました。
終わって、8:50交通情報、ニュースと続きます。
何と、そのニュースには、さっき丹野がインタビューされたものが流れました。
原稿を書いて、丹野のコメントを活かすなんて、ラジオ福島さん、これまた凄すぎです。
今朝は、ラジオ局の凄さに感心。

大学に戻り、ずっと仕事。
研究室を1週間空けていたので、仕事は貯まっています。
当然、向こうでやれることは、可能な限りやるのですが・・・・・・
やはり、研究室でないとやれないことがたくさんあります。

4コマ目は、スプリント。
今日は、如何に弾むか?がテーマでした。

学生の練習はあったのですが、ちょっと長めの話と指示をして、夜も仕事。