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●国内某所:11月1日(水)
早朝、研究室に。
ちょうど守衛さんが、ゲートを開けるところだったので、そのまま保健体育棟も開錠してもらいました。
どうしても今日中にやらなければいけない仕事がありました。

それを済ませてから、自宅に戻り、新幹線に飛び乗り。
今日は、国内某所に。
1並びのいい日は、いいことがありました。

京都泊。
遅かったので、京都の夜は満喫できませんでした。

●浜松移動:11月2日(木)
午前中、国内別某所に。
2時間ほど滞在。

14時ちょっと前に浜松に。
練習に行く安井君@スズキに駅でピックアップしてもらって、競技場へ。

明日は浜松中日カーニバル。
池田はいい状態です。
助走の流は大学の助走練習でも「すごくいいんじゃない」という状態でした。
期待大です。

日本選手権リレーで快走した栗本もいい感じ。
昨年のこの大会で優勝した渡辺はもっといい感じ。
熊谷は、いつものとおり。

18:30から明日の打ち合わせ兼懇親会。


●浜松中日RC:11月3日(金)
浜松中日RCです。
朝は、池田と散歩。
他のメンバーは午後からのレースなので、少しゆっくり目に散歩。

8:30にホテルを出発して、9:00から池田はアップ。
競技開始は10:30。
助走あわせでは、抜群の出来。
現在理想としてる、踏切が出来ていました。

実際の跳躍は、1跳目6m50。
ゴルフでもありますよね、素振りはいいけど、実際にボールを打つとダメ!というのが・・・
それと同じです。
練習で出来ていた踏切が出来ません。
また、全助走で跳ぶと修正点がたくさん出てきて、とりあえず1つ1つ改善することにしました。
まあ、池田も川本もいろんなことを忘れていた!という感じです。
1跳ずつ修正しながら、跳躍を続けました。

5跳目はまとまったのですが、6m60。
贅沢ですが、なんだダメだな、という感じでした。
ただ、ここで、ダメなところがハッキリしたので、修正。
最後は6m76(1.5)とまとまりました。
この記録は彼女自身3番目の記録なので、充分です。

渡辺、栗本は100の第1レース。
渡辺11秒01,栗本11秒92(05)と今ひとつ。

第2レースでは、渡辺11秒80、栗本11秒83(1.6)
栗本は、2年ぶりの自己新、
でも、栗本ならもっと速く走れるはずです。

熊谷の100H第1レースは11秒89(1.7)で3着。
時々気の抜けたレースをするのがこの子の欠点。

第2レースは、11秒83(1.2)で4着。
一体どうしたんだ!1と言いたくなる様なレース。
残念。

夜は、スズキの会長さんと会食。
同日に開催された淡路島駅伝の祝勝会!でした。
昨年は、残念にも失格。
今年こそ!と臨んで、優勝!はすごい。


●いい訳すんな:11月4日(土)
朝、福島へ移動。
朝ご飯は、新幹線の中。
11時に福島到着。
自宅に寄って、大学へ。
アジア大会出場チームの練習をちょっとだけ見ました。

お昼からは、伊達市でPTA研修会の講演。
会場へ印刷屋さんから小学生クロカンリレーのプロが届きました。
びっくりするほどの仕事ぶりです。

広告原稿の訂正がありました。
1日の早朝、大学に行ったのですが、サーバーダウンで結局処理できませんでした。
国内某所に移動して、OLに電話で指示。
OLの知識と技術が伴わず、原稿を送れないままになっていました。
1人1人の社員教育の大切さを痛感しました。

翌日(2日)に吉田室長が「あづま」からの練習の帰りに研究室に寄ると、訂正原稿のCDが届いていました。
そこから別のサーバーを使って、入稿。
練習終了後なので、16時以降だと思います。

川本は、間に合わないと思って、前日に「訂正前の原稿で構いません」と電話しています。
でも、印刷屋さんは、原稿が届くのをギリギリまで待っていてくれて、そこから作業開始です。
休日返上ですね。
この印刷屋さん( http://www.cia.co.jp/index.htm )社訓は「いい訳すんな!」
素晴らしい会社です。

講演終了後、研究室に戻り、明日の段取りの最終確認。
でも、サーバーはダウンしたままです。


●松本引退:11月5日(日)
今日は県小学生クロスカントリーリレー大会。
朝、木田がピックアップに来てくれました。

天候に恵まれて、大会は、大成功!!
ちびっこたちの力走が、光りました。

ゴールテープを持つのは、池田と丹野。
アナウンサーは、吉田。
どうだ!まいったか!という豪華布陣。
光浩もプログラム販売。
久保倉、木田、坂水は、データ処理。
贅沢な選手起用です。
竹内は、TC担当なので、出場した小学生のコーチ役。

表彰式では、吉田、池田、丹野がメダル授与。
福島県ならではの演出でした。
彼女たちは、当然サイン攻め。
「孫と一緒に写真を!」と池田にお願いしている年配の方が・・・・
よく見ると、孫というのは、陸上競技部の学生!!
照れくさそうに池田と2ショット。

お昼過ぎに無事終了。
そのまま、河原に直行。
トラッククラブの父兄、子どもと学生の「イモ煮会」の始まりです。
各学年ごとに鍋を作ります。
やはり上級生の鍋はおいしい!
1年生の鍋は、ただの「みそとき」。ダシがきいていません。
これが年月を重ねると、だんだんおいしくなってきます。
一人暮らしの経験って大切ですね。

松本が先日の日本選手権リレーの「祝 優勝」を持ってきてくれました。
何度見ても「郷土の誇り」の文字はいいですね。

1年生の一芸で盛り上がったのですが、今日のメイン?は松本真理子の引退式。
先日、松本が研究室を訪れて、「今シーズン限りでスパイクを脱ぎます」と告げました。
国体前に来季がラストシーズンと話をしていたのですが、
何となく、今季限りで終わるかな?という予感がしていました。
本当によく走ったと思います。
高校2年から、31歳になるシーズンまで、連続して国体に出場しています。
雉子波が2001年に引退してからは、福島の短距離を引っ張ってくれました。
最後のレースは、国体のリレー決勝。
中学校での教え子と、バトンパスしたのが運命的です。

福島の若いスプリンターは松本先生をお手本に育って来ています。
本当にご苦労さま。
これからは、指導者として走り続けてください。

夜は、TCシニアチームで、松本を囲んで飲み会!
すごく盛り上がりました。
普段はお酒を飲まない池田も、松本先輩の引退記念?ということで、飲んでいました。

木田が、お昼に記念撮影した写真をTシャツにプリントしてきました。
川本を一旦送ってから、1時間ほどの時間での早業。
さすが木田ちゃん。

カラオケ屋で酔っぱらった坂水の顔にいたずら書きをしまいた。
よく考えたら、この悪ふざけがイジメに発展するんですね。
気をつけよう。
火曜日に坂水が元気よく出勤しますように・・・・・


●前線の大学:11月7日(火)
午前中、学生集団と面談。
OLチームの練習開始が30分ほど遅れました。
まあ、どちらも大切。
なかなか成長できない学生達です。

練習のない、坂水@笑顔で出勤と渡辺に小学生クロカンの報告書と協賛請求の仕事を任せて、グランドに。

今日は、すごく寒い。
いきなりの雨。
見上げると、寒冷前線がはっきりと見えます。
大学上空に真っ黒な雲が!
でも空の1/3は、青空が。
練習開始までは、青空が2/3くらいあったのですが、寒冷前線に負けてしまいました。
福島大は、こうして前線を観察できる貴重な土地です。

途中から、前線の活動が弱まって、少し晴れ間が・・・・
でも、やっぱり前線が勝った形となって、冷え込みました。
5キロほど先の山は、サンサンと太陽が当たって、見ていてもぽかぽかの感じでした。
これからの季節は、こんな状況を見ることができます。
是非、一度!!
冬は、雪が「きた、きた、きた〜!」って感じで降ってきます。

肝心の練習は、いい追い込みができました。
400チームは、こんなタイムで入っていいの?と、いうくらい行っていました。
池田も今日は、動けなくなるくらい追い込んでいました。
2セット目終了後に授業のために研究室に戻ったのですが、その時は、まだ沈んでいました。

3コマ目は、大学院の講義。
今日は運動量の移動。

4コマ目はウエイトトレーニング。
しっかりみんなで、挙げました。
本当に熱心な受講生達です。
夕方は、木枯らしが吹いていました。
本当に寒い!
仕事が立て込んでいたので、今日は研究室に閉じこもり。
学生の練習も軽め。

11日のJAAFコーチングクリニックの資料作りです。
「資料の原稿は10月30日までに送付下さい」というのをすっかり忘れていました。
担当の三宅さん@陸連事務局、ごめんなさい。反省。

いろんな精算もしなければいけないし・・・・
時間がいくらあっても足りません。
お金もいくらあっても(いくらもないが)足りません。

ちょっと休憩できたので、これから仕事に戻ります。


●忙しい1日:11月9日(木)
朝イチは、入試業務。
今日中の書類提出でした。
今日は、授業日で、2コマから4コマまで入っています。
そこで、残された時間は、出勤してから2コマ開始までの90分が勝負。
こんなときに限って・・・・・というのは、よくあることで、
本当にこんなときに限って、学生が自分のことをことを言ってきます。
川本も入試課が相手なので、「ゴメンね」は通用しません。
学生の話を無視して、仕事に没頭。
でも、自分の言いたいこと(いい訳と謝罪)を言っています。
時間がない!!と伝えても・・・・・
昨夜からの続きですが、本当に困ったモノです。
途中、電話で何度も確認したり、他の先生の研究室に行ったりして、本当に「忙しい!!」ってオーラをガンガン出しているのに、彼は、自分のことだけ。

今はダメ、といったら、今はダメ!
時間があるときに来い!
おっと、もう来るな!と言ったんだ!

書類は、簡単なのですが、いろんな確認作業が大変でした。
途中から、本格的な作業に入りそうだったので、研究室から出しました。
入試業務ですから、当たり前ですね。
やっと時間内に仕事を終わって、書類提出。

OLたちも練習に来ました。
残された時間で、今日の授業の資料をプリントアウトして・・・・・2コマ目はトレーニングマネジメント。
トレーニング構造の一般的原理
どうしたら、調子を落とさずにシーズンを乗り切ることができるかを解説。
今日は、言いたとえ話ができました。
突然、今日の話の展開がひらめいたのですが、いい感じでした。

授業終了後、グランドに直行。
今日も快晴。
気持ちよく練習は展開されていきます。
練習を見ながら、さっき話した内容を思い出して「そうだよな!」と独り合点。
最近の練習は、今日の授業のテーマを説き明かすいいパターンです。

おっと、昼休みもあと10分。
慌てて、研究室に戻り、弁当を流し込んで、3コマ目に突入。
教養演習。
プレゼンは「日本人の名字」と「シュークリームについて」
それぞれ、これまでの勉強がいかされて、いいプレゼンでした。
当然、次回に向けて課題もあります。
これが学生さんの勉強となっていきます。

そのまま、4コマ目は、医大へ。
今の担当は、女子のバスケットとバレー。
バスケット部所属の2人は、みんなとやるバスケットにやや不満顔。
当たり前といえば、当たり前。
あまりにもレベルが違いすぎて、やる気が起きない?
バレーは一生懸命やっているので、多分そうです。
時間は、彼女たちが一生懸命やるような授業を考えてみます。
FDっていうやつですね。

あと5分くらいで終わりかな?
っと思った瞬間、プレー中の女子学生が転倒。
左膝を脱臼していいました。
車イスを持ってきて、そのまま病院の救急へ。
こんなとき、医大は便利ですね。
報告などを済ませて、大学へ。
その後、精算業務などが続きます・・・・・


●勉強予定:11月10日(金)
2コマ目、体力トレーニング。
今日はメディシンボールの基礎と応用。
ついでに「クレージーボール」で敏捷性の応用。

午後から土、日の指導員養成講習会の段取り。
午後は、勉強しよう!!と考えていたのですが、時間がなくなりました。
これは、よくあるパターン。

コーチングクリニック:11月11日(土)
あいにくの雨模様。
指導員養成講習会です。
9時からは、永冨先生の「投てき」
講師の紹介とビデオのセッティングをして、池田をピックアップ。
そのまま、仙台空港へ。
今日は、神戸で日本陸連のコーチングクリニックです。

航空券を見ると「11.11.11.45」と1が6つも並んでいました。
今日は、勝負事に身を置く我々にとっては、縁起のいい日です。

会場のアシックスの研究所には、講義開始の10分前に到着。
研修のための宿泊施設もあり、立派な研究所です。
雉子波のスパイクを作りに10年ほど前に訪れたことがあります。

あいさつもそこそこに講義開始!!
3年前にもこのクリニックを引き受けましたから、内容は代わり映えしません。
まあ、人間の頭はそんなには、変わらないので、仕方ありません。

講義と実技で2時間30分。
池田の見本はやっぱりうまい!!!

部屋に荷物を置いたら、すぐに懇親会開始。
ジャージのまま、参加しました。

山形からW佐藤先生が参加していました。
おっと、伊藤先生@横国大も今回は受講生?

今日は、いい気になって飲んでしまいました。
困ったもんだ!


●講習会終了:11月12日(日)
朝7時過ぎにアシックスの研究所を出ました。
朝早いのに吉田さん@アシックスが駅まで送ってくれました。
川本は、伊丹から空路、仙台そして福島です。
池田は、月曜日にキッズプログラムがあるので、新幹線で東京へ。

昨日今日と日本各地は冷え込みました。
昨日、山形のW佐藤(孝夫、学)先生と雪で帰れないじゃあないの?なんて言っていたら、
高速には「山形方面雪のため50キロ規制中」やっぱり東北は怖い!
福島に近づくと「磐梯熱海〜猪苗代 雪のため50キロ規制中」
やっぱり福島も怖い。

12時40分くらいに大学に到着。
13時からの吉田先生@ARCクリニックの「救急処置」の講義に間に合いました。
段取りが終わって、一旦研究室に。
東日本女子駅伝がフルーツラインにさしかかっていました。
走っているのは、昨年、福島大で保健体育教員免許取得のために科目等履修生をしていた高橋選手。
氷雨をついて、力走!
2位を大きく離して、タスキ中継。
もしかして、優勝?
なんて、監督の下重先生の顔が浮かびましたが、残念にも最終区で逆転されて2位。
大健闘!!

講習会は、吉田先生の後を受けて、二瓶先生が具体的なリハのためのトレーニング。
これで、終了です。
今回は、ずっとお世話できなくて、心苦しいのですが、川本も時間がないので、(勝手に)勘弁してもらうことにしましょう。
受講生のみなさんのレポートを待っています。


●段取り:11月13日(月)
朝イチは、学生課。
地元メディアの取材依頼があるので、練習を公開しよう!ということになりました。
よくよく考えると、18日からみんなは、沖縄です。
もう日にちがない!!
月曜に告知して、火曜というわけもいかず・・・・・
水曜は、川本、池田が留守。
ん〜・・・・木曜日か?
木曜日の午前中に練習公開を設定。
でも、ウィークデイの午前中は、大学は当然授業があります。
で、学生課に行って、理由を話し、施設使用の承諾をいただきました。

その後、大学の広報に連絡。
まず、授業中にやっていいかを確認してもらうことに。

そうこうしていると、2コマ目が開始。
テニスの授業です。
みんないい感じに打てるようになってきました。
初心者ももう立派に試合ができます。
でも、サーブはなし。
それにしてもテニスコートは寒い。
吾妻山からの西風が直接吹きます。
次回は、防寒が必要。

お昼休みに広報課からOKがでました。
早速、トラッククラブ広報担当の坂水に連絡。
昨日作成しておいた「投げ込み」を県政記者クラブに投げ込み!
これで完了です。

県内メディアだけの案内です。
が、興味関心のある方は、どうぞ!
とき:11月16日(木)10時〜13時
ところ:福島大学陸上競技場
練習終了後、個別インタビューに対応します。
お願い:授業時間中のためご配慮をお願いします。

12:15から会議がひとつ。
川本の担当でした。
昨日は、この準備に2時間ほどかかりました。

3コマ目は、ゼミ。
3年生に統計の話。
だったんですが・・・・・エクセルの基本的な使い方で終わってしまいました。
「情報」の授業って一体なに?

4コマ目は、取材。
池田久美子物語の周辺記事です。
大阪から飛んできていました。びっくり。

18時から現代教養コースの講義。
今日のテーマは、競技者に学ぶ人生訓でした。
それぞれ選手のエピソードを交えて、人生訓を語りました。
年配の受講生に受けていました。
この手の話は、若者はまだまだ聴けませんね。


●しっかり者:11月14日(火)
朝の最初は、年末調整の書類作成。
生命保険とか、傷害保険とか・・・・
一番の苦手種目です。
大体、どんな保険に入っているのかさえ、知りませんし、知ろうともしていません。
書類上の規定額に達したら、あとは、そのまま。
最低限のことしかやりませんでした。
お金のことは、ほんとうに苦手な川本です。

書類を事務に出して、グランドに。
OLたちのアジアに向けた練習も佳境に入ってきました。
ここで、貯めて、沖縄で上昇気流に乗せます。
池田も可哀想なくらい死んでいました。
ちなみに今日は、吉田、池田のパートナーで一緒の練習。
400Hと走幅跳の選手がこの段階で一緒のメニューをこなすなんて信じられないでしょうが
今日は、吉田は池田のスピードを、池田は吉田のスタミナを互いに借りて追い込みました。
いい練習ができたと思います。

ちょっと休んでいた光浩、坂水も練習再開。
来期に向けて、気合いが入ります。

おっと、もう13時。大学院の講義が始まります。
今日のテーマは、落下する物体。
走幅跳の着地や、やりの落下について、深く検討。

4コマ目は、ウエイトトレーニング。
最初に20分ほど筋肉痛の話をして、その後は、実習。
女子学生も受講してくれています。
彼女たちは、どちらかというとシェイプアップが主。

夕方から、山積みしている仕事をひとつずつ片付けました。
OLたちも練習が終わっても忙しく働いています。
今日は、「精算」が何度も・・・・
そのたびに財布が厚くなったり、薄くなったり・・・・
最後は、千円札で厚くなりました。

池田や木田がきちんとやってくれなかったら、川本は領収書をずっと持っているだけです。
本当にしっかり者で助かります。

イケクミプロジェクト:11月15日(水)
7:30に池田をピックアップ。
福島空港へ。
空港でEdyの使い方を池田から教えてもらいました。
これで、オヤジもキャッシュレスの仲間入り。

9:10の便で大阪へ。
「先生、今日は大阪ですか?」グランドホステスさんとも顔見知りです。

伊丹に着くと金子さん@ミズノが迎えに来てくれていました。
そのまま、ミズノの本社へ。
31階(だったかな?)建ての立派なビル。
今日は、池田のスパイクをつくりに来ました。
「7m」がキーワードです。

助走スピード、跳び出し角度など、やりたいことを開発のみなさんに伝えます。
内容は、ちょっと企業秘密です。

室内での接地の測定から始まり、外に出て、何種類かのスパイクを履いて、実際に接地力測定やビデオ解析です。
何種類もの試作品を準備しいていただきましたが、足を入れてちょっと歩いただけで、ダメ!というのもあります。
1足をつくるのに・・・価格に置き換えると、たぶんブランド物の靴が楽に買えるくらいだと思います。

最新のビデオ分析セットですが、弱点があります。
屋外では明るすぎて、マークが写らない!!
で、日が暮れるまで待ちます。
外は寒い!!というのがみなさん。
池田と川本は「このくらいは寒いとはいいません」と元気よく測定。
何度も何度も跳びましたが、フォースプレートを外したのは、1度だけ。
それも、はずれたかも知れなので、もう一度という程度です。
さすがイケクミ。
測定には、10名以上のスタッフが関わっていました。
ミズノさんの力の入れ方が分かります。
絶対7m跳ぶぞ!って感じになりますね。

測定が終了して、再度ミーティング。
いい物作るぞ!!
と鈴木さんの力が表に出てきます。

夜は、反省会を兼ねて、お好み焼き!で焼酎
ふつうのお店かと思いきや、高級お好み焼き屋さん。
美味しいお好み焼きでした。
来シーズンの池田のスパイクにはミズノさんのノウハウが満載です。
ランバードのマークの陰に隠れた開発のみなさんの努力も見て下さいね。

中村さん@ミズノと話も盛り上がり、「では、このあたりで」と言ったときには23時を少し回りました。

ホテルに入り、そのまま眠ってしまいました。


●公開練習日:11月16日(木)
昨夜、「明日は6:45に部屋の前集合」
ということで、そのままチェックアウトして、空港へ。

7:40のフライトです。
ちょっと時間があったので、スタバで朝食。
支払いはEdy!
オヤジにとっては、最先端!って感じ。

福島空港から、そのまま大学へ。
大学には、10時前に到着することが出来ました。
何せ、10時からはアジア大会に向けて、練習公開。
お日様も顔を出していい感じ。

地元紙をはじめ、民報TV4局、NHKも来てくれました。
今日の練習は、マスコミ向けにサービス内容。
いろんなパターンが撮れる様に考えました。
段取りを済ませて、川本は10時20分からの授業へ。
トレーニングマネジメントです。
ちょっと早めに終わって、グランドへ。
個別インタビューなども順調に進んでいました。
川本もインタビューを受けて、12:15から図書編集委員会。
論集の初稿です。
それと、委員会の事項が少し。
20分ほどで終了。
ふたたびグランドへ。
公開練習も無事終了して、13時からの3コマ目は教養演習。
4コマ目は、医大で非常勤。
今日は、前回のテーマ(というか自分への宿題)をクリアすることが出来ました。
ちょっと満足。

授業終了は、16:10。
そのまま、帰宅。
スーツに着替えて、17:17の新幹線で郡山へ。
駅近くのホテルで講演。
テーマは、福島大陸上部の強さの秘密。
懇親会もでて、帰宅。
本当に忙しい1日でした。


●忙しい:11月17日(金)
朝は、主将交代のために3年生とミーティング。
川本が留守がちなチームを預けるためにしっかりした考えを植え付けます。
結構時間がかかりました。

気がつけば、2コマの授業開始直前。
2コマは体力トレーニング。
今日はLTとATの測定。
データを取り出して、エネルギー系のレポートを書いてもらいます。

みんな一生懸命やってくれました。
お昼休みにメールの返事。これが時間がかかりました。
4年生は卒論の相談に来ています。
なんとかアドバイスをして、車に飛び乗り。

出発は13:20行き先は郡山。
ビックパレットでビジネスクリエーションとメディカルクリエーションの同時開催です。
ここには、ナチュリル、富士化学工業がブースを出しています。
NACの監督としては、何が何でも顔を出さなくては!!
どんなことがあっても行く!という姿勢が川本の生き方。


●めんそーれ:11月18日(土)
今日は沖縄移動です。
7時過ぎに木田が迎えに来てくれました。

福島空港まで車。それから3時間ほどのフライトです。
アジア大会に出場するOLたちの最終調整合宿です。
彼女たちは30日まで沖縄にいます。

丹野は、学生なので勉強!大学においてきました。
21日から27日まで陸連女子短距離の合宿が沖縄でありますが、これも授業の関係で22日からの参加です。
川本も授業があるので、沖縄と福島を行ったり来たりです。

富士山がとても綺麗でした。
修学旅行(小高工業高校)の臨時便だったので、機体を富士山川に傾けるなんて粋なサービス(だと思います)がありました。
飛行機から眺める富士山は絶景です。
それに今日は、いつもより富士山に近かったような気がします。
高校生は、いい思い出です。きっと・・・・

沖縄到着。
暑い!
長袖のYシャツでも暑い!感じです。
25度は楽に越えていますね。

ホテルはいつものデイゴホテル。
昼食を済ませて、早速グランドへ。
暖かいせいか、みんな体が動きます。
今日の練習で池田、久保倉は、60を7秒1〜2で行っていましたから、この気温が一番の調整です。

吉田も徐々に動き出して(温まるのが遅い?)、後半はいいタイムを出しました。
木田、竹内はもうひとつという感じ。
これは技術的なミスがあるので、明日ゆっくりと調整。

夜は、こちらの友人K氏と飲み。
会場にいれたのは、30分程度。
そのまま、飯坂へ(福島の10キロちょっと北です)。
法の目をくぐりながらちょっと飛ばしました。
普通に走ったら絶対に間に合いません。

ギリギリセーフ。
駐車場に停める時間もなく、講演会場に直行。
今日も講演です。

いい話が出来たと思います。
なんて自画自賛。
懇親会も出席して、帰りました。
今日も時間のない川本でした。
もう少し腰を据えて1日を過ごしたいものです。


●帰ります:11月19日(日)
合宿をやっている沖縄市近郊には、たくさんの陸上競技場(全天候型です)があります。
沖縄県営、嘉手納、北谷など20分ほどで移動できます。
でも、今日はダメ。
どこのグランドもふさがっていました。
那覇の近く(糸満)の西崎もダメ。

でも、沖縄市営は、日本陸連主催の「ジュニアゴールドウィン陸上教室」
そこで、お願いして、昼休みに走らせていただくことになりました。
夏の札幌でも同じようなことをしましたね。

吉田、竹内、久保倉、木田はスピード練習で追い込みます。
池田は跳躍練習。
イケクミプロジェクトで開発中のスパイク、試作品のテストです。
なんだかF1のマシン開発みたいです。
池田の感覚と外から見た感じを付き合わせて、「これだ!」というのを見つけていきます。
詳細は、それこそ企業秘密です。

久保倉がいい状態です。
吉田は、やっと筋肉が動き出したかな?って感じ。
木田、竹内は少し走りが狂っています。
スピード練習後、技術走をやって修正作業を進めます。
ですから、練習は午後の講習会の時間に食い込んでしまいました。

15時に陸上競技教室の講師団と那覇空港に。
川本は一旦福島に帰ります。
みなさんと空港で一杯やってから、フライト。
経費節減で今回は「スカイマーク」を利用。
これがいいサービスでした。
スカイマークは羽田〜那覇です。
福島便も欲しいところですが、利用者が少ないと採算が取れないので同然なしですね。
今日の福島便は、修学旅行でいっぱい。


●強化委員会:11月20日(月)
2コマ目は、テニス。
今日は体育館で、スポンジボールを使ってテニス。
ラケットも小型です。
コートとネットは、バドミントン。
ルールは、ダブルスというだけ。
学生達がどんなルールを作り出して、プレイするかを観察しました。

徐々にスポンジボールにも慣れ、ハードなプレイがでるようになると少しずつルールが確立され出すから面白いものです。
最後は、「技能がルールを規定し、ルールが技能を限定する」なんてまとめをしました。
スポーツ文化論の領域かな?

授業が終わって、研究室に戻ると、一体どうしたのというくらい電話と人の訪問。
今日はこれからJISSに寄って、原宿なのに・・・・

13時ちょっと前に研究室を出ることができました。
駅前西口には、1日1000円とか800円とかポッキリ料金の駐車場がたくさんあります。
でも・・・・西口の駐車場はどこも「満車」困った!
東口に戻って、ここなら!というところもダメ。

仕方ないので、時間貸しに停めることに。
1時間300〜400円です。
この時間からだと結構な料金になりますが、まあ仕方ないか?
T字路を左折して、駐車場に入れようとしたとき、その先に「12時間最大900円」の駐車場が新設されていました。
ラッキー!
そこに車を停めて・・・・時計を見ると新幹線の発車まで、2分。
毎回飛び乗りの川本ですが、駐車場からの距離を考えて、これはあきらめました。
次の新幹線まで40分ほど待ちます。
昼食を摂っていなかったので、駅のソバ・うどんコーナーで「月見うどん」を
10年ぶりくらいですかね?
つゆはいけていましたが、メンがすこし柔らかかったのが残念。
320円なので多くを望んではいけませんね。
温かいものを食べたので、お腹も心も満たされました。

JISSでは、栗本と丹野がフォームチェックのために実験をしています。
栗本の卒論がメインですが・・・・・
丹野は同じ研究室の後輩なので、無理矢理?被験者にされています。たぶん。
1本早い新幹線だと、赤羽にあるJISSによれたのですが・・・
やっぱり無理なようなので、そのまま原宿、岸記念体育会館へ。
今日は、17時から強化委員会。
ここから先は、秘密。

20:36東京発の新幹線に乗ることができ、今日は少し早く帰れました。



●普通の先生:11月21日(火)
午前中、いろんな仕事。
明日(入試)、明後日(沖縄)に向けて、いっぱいやりました。

3コマ目、大学院の授業。
坂水は、OB会の仕事をがんばっていました。
4コマ目、ウエイトトレーニング。
みんな一生懸命実技をやっていました。
女子チームは、4名ですが、熱心にシュエイプアップ!
夕方からも仕事は続きました。
結局帰れたのは、22時近く。

●推薦入試:11月22日(水)
今日は、人間発達文化学類スポーツ芸術創造専攻の推薦入試です。
詳しいことは、ひみつ。
全部終わったのは、19時。
朝から晩までかかりました。
コメントはなし。

20時40分くらいの新幹線で東京へ。
浜松町のホテルに泊まりました。


●沖縄日帰り:11月23日(木)
朝、5時45分にホテルを出ました。
浜松町のモノレール駅まですぐでした。
何が驚いたかって、朝の6時なのに人がいっぱい。
福島では考えられない光景です。

6時50分の飛行機で沖縄に。
10時前に那覇空港に到着。
そのまま、沖縄市営に。
まずはリレーのチェック。
清田先生が、なんでも段取りをしてくれていました。
川本が女子短距離を担当して10年。
未だにアジア大会でメダルを獲得していません。
メダルは、悲願です。

リレーの詳細は、ひみつ。

吉田、久保倉はハードル。
なかなかまとまりません。
15時過ぎまでかかりました。

池田は助走と跳躍。
今日は、真剣に跳躍に取り組みました。
また、新たな感覚が生まれました。
ドーハに期待です。

竹内、木田はスピード持久。
もう一息ですが、ずいぶんよくなっています。
丹野は、250.
一本目は、だめでしたが、2本目は修正ができました。
1秒以上縮めて30秒5。
いい感じに仕上がっています。

ホテルに戻ったのが、15時45分。
16時に空港に向かいました。
東京経由で福島へ。
疲れたけど、充実した一日でした。

●用紙なし:11月24日(金)
2コマ目、体力トレーニング。
今日はアイソメトリックス。

午後から、自分の仕事と平行して卒論指導。
一向に進みません。
「やる気はあるのか!」と叱りたいくらいですが・・・・
学生はそれなりに考えてはいるようですが、ついつい自分だけの世界に入ってしまうようで、
幅の広さが足りません。

今日は17時から飯坂です。
大学から1時間もかからないので、余裕です。
の、はずでしたが、出発直前に竹内から電話が入り、
「ペガサスの原稿を送りますからチェックしてください」
ファックスから原稿が出てくるはずですが・・・・・
用紙がなくなっていたので、出てきません。
普段は、OLたちがちゃんとしてくれているのですが、ちょっと手薄で、そこまでは・・・・
それに今日はOLの定休日。

仕方ないので、川本が紙を入れると、竹内から送られてくる予定のモノではないのが、ドンドン出てきます。
そう、紙がなかったので、メモリーにたくさん入っていたのでした。
時間がないときに限って、こんなものです。
今の川本には不要なファックスが6枚も
一般家庭にあるのと同じような機種なので、出てくるにも時間がかかります。
オイオイ、いい加減にしろよ!
と、いいたくなることにやっと必要なファックスがでてきました。
その一枚を持って、そのまま、駐車場までダッシュ。
一般道も高速もちょっとだけ?飛ばして、「ホテル聚楽」に着いたのは、講演10分前。
お待たせしました。

講演、親睦会と終わって、帰宅。


●会津陸協60周年:11月26日(日)
14時から会津若松で「会津陸上競技協会60周年」の記念講演でした。
業界の人に講演をするのは、ちょっと難しいと思います。
陸上の技術論などはいいのですが、講演となるとねえ・・・・
ちょっとやりづらい点もありましたが、まあ20年以上のお付き合いですから・・・・・

夕方から懇親会です。
さすが酒どころ会津の懇親会は、お酒を飲む速さが違いました。
全員元短距離走者かと勘違いするくらい、ピッチが速い、速い、速い。
大先輩のK井先生などは、速射砲のように目にもとまらぬ速さで次から次へとビールをさし出されます。
とりあえず、一段落したあたりで、
「川本先生は普段は何を?」
「焼酎のお湯割りをお願いします」
で、早速、教え子の星先生が甲斐甲斐しく作ってくれたのですが・・・・
一口も飲めないまま、「先生、この田島の酒が、うまいんだ!」
「飲んでくなんしょ」
と次から次へ、コップに日本酒が、注がれます。

「純米酒は、アルコールを混ぜないから悪酔いしないんですよ!」
「そうですか!」なんて、講釈を真に受けて、飲んでしまいました。

ちょっと、休んで!なんて暇はなく、
ビールもドンドンつがれます。
それだけ、大切にしてもらっているんだなあと、会津陸協のみなさんに感謝です。
これが、だれも来てくれなくて、一人ぽつんと、教え子が作ってくれた焼酎のお湯割りをチビチビ飲んでいる姿は、淋しすぎるモンね。
体調は、非常に悪かったのですが、これだけ愛されている(錯覚?)んだから、楽しもう!とドンドン飲んでしまいました。

体調の悪さは、久々(10年ぶりくらい)に感じました。
昨夜の感じからだと、今日の講演は難しいかな?という状態。
でも、講演が始まると、アドレナリンが出てくるんですかね?
凄く、ハイな状態に入って、全然、大丈夫でした。
終わって、ほっとして、ちょっと不調に。

会津陸協の強化合宿に行っていたのは、20代の頃。
その頃は、ビール少し(コップ1〜2杯)で酔えました。
練習が終わって、宿舎に会津の先生方が、夕食を一緒にといらっしゃいます。
そこで、ビール瓶が数本空くのですが、それと同じくらい一升瓶が空きました。
川本が飲んだのは、数本のビール瓶のうち0.5本くらいです。
無理しても0.7本くらい。
そこから「先生、飲みに行こう!」
えっ?これから?
そう、そこから飲めなかった川本にとっては「市中引き回しの刑」の始まりでした。
本当に心から歓待してくださっているのは、痛いほどわかりました。

会津の三泣きというのがあります。
会津に来る時には閉鎖的な人間関係に泣かされ、
馴染んでくると人情の深さに泣かされ(住むと気候、風土の厳しさに泣くという説も)、
出ていくときは会津人の人情が忘れがたく泣く。

一旦気に入っていただければ、本当にやさしい!
その情の深さで、飲みに連れ出していただいているのですが、川本の1泣きはお酒でした。
でも、どんなに、何軒飲んでも、会津の先生方は、翌朝グランドに行くと
先に来ていて、グランドに水まきしながら(いまでも土のトラックです)「川本先生おはよう!昨日は眠れた?」
いや、バタンキューです。
本当にそんな姿も勉強になりました。

あれから20年。ここは、少しは成長した川本をみせたかったのですが、力が発揮できませんでした。
10年ぶりの体調不良です。残念。

2次会では、60周年にちなんで「まつり」を歌ってしまいました。
気がつけば、山内強化部長がいない!
えっ?川本は途中で眠っていた?
さすが思いやりの山ちゃん。
川本を起こしちゃ悪いと、そっと、別れのキスをして帰っていました。
雪下先生にホテルまで送ってもらいました。
2次会のところからホテルまですぐそこ(近所でしたが)だと思って
「先生、一緒に帰りましょう」雪下先生がというのを
「大丈夫、一人で帰れるから」と断っていたのですが、
ホテルは、自分が考えているところになく、そのまま一人で帰ったら、会津神明通りをずっと歩き続けることになったと思います。
やっぱり酔っていました。
今日の反省:純米酒は悪酔いはしないが、飲めば酔う。

でも、会津の先生方の真心に触れ、本当に心温まる夜でした。


●復調:11月27日(月)
朝起きてみれば、イヤな感じは抜けていました。
まあ、大丈夫でしょう。

会津のホテルを7:30に出て、1時間ほどで大学に着きました。
ETCのお陰で、大学近くの松川パーキングから出られるし、割引なんかもあって、帰りはたったの1000円。
半額ですよ!!
なんだか、沖縄の高速を走っている感じです。
(沖縄の高速も割安)
こんなんなら、みんな安くすればいいのに・・・・・
経済を知らないオヤジです。

2コマから授業。
テニスでしたが、今日も雨シフト。
前回と同じ、スポンジボールを使ったテニス。
前回は、バドミントンのコートということもあって、プレーヤーはコートの中で打ち合っていました。
それくらい、緩やかな玉だったということですね。
だんだんしっかり打てるようになり、特にテニス経験者がトップスピンなどを使って、ネットギリギリを打って、コートの深いところを攻めるようになりました。
ここは、教師らしく「バドミントンではないので、コートの外に位置しても構わない」と助言をしたら、ゲームが変わりました。
学生達も、なるほど!先生いいこと言う!なんて顔をして、それこそテニスらしく前に後ろにコートの内外を走り回るようになり、ダイナミックなスポンジテニスとなりました。
ちょっと満足げな、90分。

3コマは、白石先生の助っ人で、ゴルフの授業。
体育館の半面を借りて、パター練習。
最後は、ミニコースを造って、ラウンド。
難しいコースでした。

4コマは、健康雑誌「安心」の取材。
ソーケンメディカル( http://www.sokenmedical.com/ )の社長さんもいらっしゃっいました。
交流磁気の会社です。
交流磁気とは、10年以上のお付き合いで、チームは、合宿にも試合にも欠かせないアイテムのひとつです。
チーム川本には、「先生、これがいいですよ!」というものがたくさん寄せられます。
そんな状況で、こんなに長く付き合っているのは、めずらしいくらいですね。
社長さんのお人柄も長続きのひとつであることは、間違いありませんが、
何せ交流磁気が、川本のお気に入りです。

そこで、今回は、売れ行き好調の「つむじ風くん」に続く、第2弾「まきのすけ」の使用感についての取材でした。
売り出しは、まだなのかな?
取材の途中から、トレーニング相談なども入って、楽しいひとときでした。

18時からは、現代教養コースの授業。
今日が川本担当の最後だったので、「世界に学ぶ」をテーマに
世界選手権で感じたことを映像と共に話しました。
これは、以前「福島大学スポーツユニオン」で1回だけ話したことがありますが、
それ以来、久々のテーマです。
これは、スポーツ関係者に是非聞いていただきたいーテーマですね。
題材が世界選手権なので、遠い話のように感じるかも知れません。

でも、スポーツマンシップとフェアプレイの精神に満ちあふれた内容であると確信しています。
来年の講演のテーマは、これにしましょうか?
でも、一般の人は「なぜ福島大陸上部は強いのか」が聞きたいので、川本がどんな気持ちでスポーツをやっているのかと言うことまでは、いけません。
次回から、もう少し、こんなことも盛り込んで行けたらいいなと、思います。

研究室に戻り、仕事を済ませて(終わりなき仕事ですが)、21:15に帰宅。


●緊急事態:11月28日(火)
9時から3年生とミーティング。
「勝つ」ことを考えるのは、難しい。
結果だけが全ての世界です。

午前中は、段取り三昧。
目が回るほど、いろんなことをやりました。
信じられないくらいですよ。

3コマ目は大学院の講義。
遠心力とコーナー走について、熱く語りました。

4コマ目はウエイトトレーニング。
本当に熱心な学生たちです。

この授業中に、グランドで練習中の部員にアクシデント発生。
授業終了後、すぐに病院へ。
今日は、羽田の最終便で沖縄に飛ぶ予定でしたが、今日のフライトは中止。
マネージャーの電話だと、ちょっと危なかったのですが、
病院に駆けつけて、関係者から説明を受けて、少し安心。

今日飛んでも、沖縄到着は23時過ぎなので、チェックインは24時以降でしたから、まあこれでもよかったかな?
明日の朝、福島から飛ぶと沖縄到着は、お昼過ぎなので、今日は東京まで。
まずは、フライトの確保。
前回行ったスカイマークが安くて、いい時間(10時くらい)に沖縄に到着します。
予約完了。
次は、ホテル。
東京のホテルは、高い!
浜松町のホテルを確保して、塾に行く娘と一緒に福島駅へ。
ちょうど、発車まで5分の新幹線があったので、飛び乗り。
21時過ぎに東京へ。


●日帰り沖縄:11月29日(水)
浜松町6時00分のモノレール。
今日も驚きですが、東京の人は朝が早い。

6:50のフライトでした。
飛行機の中は、爆睡。
沖縄へは10時に到着。
そのまま今日の練習場所、沖縄県営競技場に。

池田が抜群のできです。
中助走で、6m50をマークしました。
最近の課題(ひみつ)も克服!!
このシーズンに考えていたことは、ほぼできあがりました。
本当に満足して、練習を終わりました。

抜群といえば、丹野。
27日に合宿を終えて、福島(授業)に戻っています。
23日の練習で、ちょっとポイントを変えたあとに、日に日によくなったと報告を受けていました。
27日の最後のチェックで450をトライアル。
なんと、400を51秒8で通過!!
450は59秒2!ドーハは、期待大ですね。

今日の久保倉は、ちょっと苦戦。
走れているのですが、今日は、ハードルに結びつきませんでした。
前回のハードル練習では、55秒も夢ではないタイムが出ているので、次に期待しましょう。
木田、竹内も、少しタイミングが狂っていました。
ペース練習の合間に技術走を入れながら、改善。
吉田は、疲れ気味?
最後は、やっぱりこの目で見ないと安心できません。

練習が終わって、デイゴホテルへ。
今日は、ゆっくりお昼ごはんを食べました。

帰りのフライトは19:35.
久々にJALです。
それもジャンボでした。よろこんで2階席をチョイス。
羽田着は、22時なので、今日は東京泊まりです。


●たとえ話の効用:11月30日(木)
おいしい朝食付きのホテルでしたが、食べずにチェックアウト。
今日は少し遅い電車。
7時ちょっとすぎの新幹線で、福島へ。
一旦、自宅によって大学へ。

2コマ目は、トレーニングマネジメント。
今日は、準備期の話。
川本はよくたとえ話をします。
(「たとえ話の効用」中山正和著)
トレーニングの組み立てを家を建てるときに置き換えるのですが、
今日は、話している途中で、はてよ!?とひらめきました。

家は、人工物。
人間の肉体は、人工じゃないぞ!
トレーニングを人工物に置き換えていいのだろうか?
結局、答えが出なかったので、たとえ話をやめて、
「よくトレーニングを家の建設に置き換えるけど・・・・・
肉体と家は違うから、ちょっと違う」なんて間抜けな解説で終わりました。
ドーハに行って、じっくり考えたいと思います。

たとえ話の効用:「分かり方には二通りある」から始まります。
「相手と話をしていて「うん、ナルホド」と思う分かり方と。「確かにおっしゃるとおりです」という分かりかたがります。前者はこれを『納得』といい、後者は『理解』というのです。」
20年ほど前に読んだ本ですが・・・・
中山さんは大脳生理学者。
この本は、実は「法華経」の解説本です。
大脳生理学者と法華経、奇妙な取り合わせですが、勉強になる本でした。
ひところ、法華経の教えに、はまったことがありました。
その時の本です。

昼休みは、3年生とのミーティング。
結論は出ず。
というか、川本の考えは示してあるので、3年生が納得するだけです。
つまり、学生が話し合いをしながら、川本の考えに気づき、近づくことが大切。
勝っていく集団になるには、監督の考えを理解することが先決です。
船頭はひとり。

3コマ目は、教養演習。
「鍋」と「血液型」
きちんと調査ができるようになりました。
あとは、テーマを絞って、考察できるようになると合格。

4コマ目、医大の非常勤。

終わって、出国前の段取りを21時まで。
練習にも顔を出せませんが、まあ、仕方ないですね。

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