●7月1日(土)日本選手権2日目
「先生、今日も9:30出発です」
日本選手権は、朝に余裕があっていいですね。
11:30から明日の走幅跳に向けて池田と笹原の助走の確認。
この時間しか取れませんでした。
12:20から強化会議といか、アジア大会の選手選考に関する打合せ。
13:00 800予選
36名のエントリーです。
1年の瓜生は、先日までシンスプリントの痛みで、練習はバイクだけでした。
今回は、「経験」のために走らせました。
佐々木さん、岸川さんに続いて3着2分13秒56で予選通過。
前半から積極的に走れました。
坂水は2分12秒77で3着。
ラストの状態のぶれが気になりました。
杉森さんの組に入った荒川は2分14秒48で5位。
予選通過はなりませんでした。
荒川も3年生。そろそろ大成して欲しい選手です。
14:00 400H準決勝
きょうも1時間ずつのスケジュールです。
アップを見て、試合。そしてアップ、試合の流れです。
今回は、サブとメインが近いのでいいのですが、メインの入口が中央だけなので、その分は大変。
吉田は59秒06で難なく1着通過。
元気が余っています。
2組久保倉は、省エネながら59秒34で1着。
青木は59秒56で2着。
400Hのほうが、流すのは難しいですね。
金田一は63秒かかってしまいました。
周りを見習って、福島大らしい競技者に育って欲しいものです。
14:40 100H準決勝。
熊谷にはレース構成を指示。
でも、まだ「勢い」で走るタイプなので、気持ちの陸上競技です。
ライバル金子さん@筑波大に先着して13秒79(ー0.6)で1着通過。
スタートの出だしは良くありませんでしたが、状態としては、いい感じです。
15:20 200予選5組3着+1
100のリベンジに燃えているはずの渡辺真弓が25秒もかかって5着。
今回は鮮烈にデビュー!!の予定でしたが、もう一度やり直します。
2組の松田も25秒05かかってしまいました。
ん〜!!
木田は24秒81で信岡さんに続いて予選通過。
同組の紺野は25秒51。
丹野は24秒43、栗本も24秒79で通過。
陸上競技ですから勝ち負けはあります。
でも、負け方ってありますから、いい負け方が出来ないと次に続きません。
今回の予選落ち組にしっかり考えてもらいましょう。
3人しか予選を通らなかったのは、残念。
松田も渡辺も16には入れる選手と思います。
16:45 100H決勝
熊谷はスタートの出だしだけ練習。
悪くはないのですが、もう少し良くなるといいかな?
レースは、よく石野さんについて行けたと思います。
熊谷は、踏切が近いのが欠点です。
今回もその点が修正できないまま、13秒63で2着。
2着は、よくやった!感はあるのですが、タイムはもう少し行きたかった。
17:30 100決勝
長島は落ち着いていいアップが出来ました。
栗本は、いつものように?落ち着きがなかった。
レースではその差が現れました。
長島は、しっかり走って自分を出し切り11秒97(−1.0)で北風さんと同着の5位。
栗本は、自分らしさを出し切れなく、バタバタした走りで8着。
17;40 400決勝。
丹野が200を走り終わって、腰痛を訴えました。
いままで泣き言は言わないタイプだったので、よっぽどのことです。
トレーナーさんにいろいろやっていただき、
サブでも様々なトライをしてみたのですが、「400もたない気がします」という本人の言葉を聞いて欠場を決めました。
これも試練です。
レース前の4人にそれぞれ丹野の棄権を告げて、丹野が欠場したから狙いすぎて前半から行きすぎない様にと指示。
レースは、慎重に走った久保倉が53秒99で優勝。
以下木田:54秒09、竹内:54秒12,青木:54秒74と続きました。
今回は、吉田、丹野を含めて、52秒台が3人、53秒台が2人と大きな目標をもってきただけに残念でした。
その中で、時間はかかりましたが、竹内がらしくなったのは収穫。
心の成長が一番。
勝った久保倉のドーピング検査は20時くらいまでかかりました。
それから三宮でナチュリルの幹社長や社員の方々と飲み。
●7月2日(日)日本選手権最終日
今日は11時30分にグランドへ。
まずはアジア大会の選手選考に関して、打合せ。
次に今日は、弁当を食べました。
初日は、16時過ぎに焼きそばを食べただけでした。
おっと、走幅跳のアップが始まりました。
サブでのアップは、これといって特別なことはやらないので、まあ眺めているだけ?
池田と笹原は招集に行きましたが、サブでは200の準決勝のアップ開始。
走幅跳の助走を見にメインへ。
今日の流れや距離を池田と確認して、サブへ。
「先生、池田さんがもうすぐ跳びます」で、メインへ。
今日はこれを何回繰り返すのだろう・・・・・
200準決勝は栗本が24秒34(ー0.9)で5着。あとひと伸びが足りませんでした。
木田は24秒54(ー0.3)3着で同着通過。
2組の方が少し楽でしたね。
まあ、栗本は100で「ラッキー」したので、合わせて一本ですね。
この種目は、この1年の伸びがありませんでした。反省しましょう。
サブで400Hのアップ。
それぞれとレース構成を最終確認して、メインに。
池田の跳躍と400H決勝のスタートが重なりそうです。
別の競技者のときですが、走高跳の手拍子が最高潮になっているときに「開始」の白旗が揚がってかわいそうでした。
別の競技会ではトラックの「位置について」のコールのあとに開始の合図があったりして・・・・
それも制限時間の1分以内の中というのは、不合理を感じます。
池田の跳躍直前に400H決勝の選手紹介が始まりました。
そこでやはり恐れていたことが・・・・・
開始の白旗が揚がります。
池田は、レーン紹介中でしたが、観客に手拍子を要求。
そこから自分の世界を作って、果敢に跳んでいきました。
トラック種目の合間にフィールドをやるのは論外ですが、
選手が出やすいように考えてやるのも重要なことです。
トラックの選手からするとレーン紹介の晴れ舞台の時にフィールドの手拍子が始まりその中で、紹介を受ける形になります。
手拍子は鳴り続けますから、スターターは跳躍が終わるまで、「位置について」のコールはしません。
9レーンの選手の紹介が終わって、「位置について」まで、妙な間が空いた状態で待ちます。
これは、トラック、フィールドのどちらの選手にもいいことはありません。
400Hの選手達は、この状態で待っています。
「誰だよ?こんな時に手拍子なんか要求して・・・・」きっと心の中ではそうだったのでしょう。
男子100決勝のスタートの時も似たようなケースがありました。
今回はホームで向かい風のため、砂場のピットは100のスタート近く。
レーン紹介中に開始の白旗。走幅跳は最終ラウンドだったので、みんな手拍子を要求。
レーン紹介が終わっても手拍子は続きます。
100の選手からすると「位置について」の前に空白の時間が生まれました。
跳躍、よしの白旗。
そして「位置について」
跳躍ですから次は計測、表示。
用意の前に表示されなきゃいいなあ。跳躍の係の人はきっと考えていないだろうなあ!!
競技場が静まる中、全員がスタート地点を注視。
しかしながら・・・やはり記録の表示。
関係者は標示板を見ていますから、当然、感嘆の声を出します。
ん〜考えさせられます。
ここは、フライング。
そして、この間に手拍子とともに次の跳躍。
記録が出る前に「位置について」
またもや、イヤな予感・・・・・
砂場にさしたヘリオスを抜くタイミングも一緒。
でも、今度は違いました。
記録表示は、スタート後。
記録係の方も考えてくれたようです。
審判の方は、みなさん元競技者が多いので、その時の気持ちになればできるはずです。
今回は、3分前にトラックにいれて、準備でした。
400Hでいうと、スタブロを合わせて、1台目を跳んで・・・・
3分では終わりません。
でも、3分!!
それにユニフォームで準備を行え!!
雨が降っていたらどうするのでしょう?
ジャージなどを着て、ブロック合わせ、それからジャージを脱いで・・・・3分ではとてもできません。
計画を立てる人は、実際にやってみるといいですよ。
今回の400H決勝前は醍醐君の走高跳で盛り上がっていました。
ですから、「ハードルは跳ばないように」との指示。
吉田達は「そんなんでレースができる訳ない!!」と反発。
若手の審判の方が「みなさんの気持ちは分かります」とやらせてくれましたが・・・・
1台も跳ばずに400Hができるか!!
できるかも知れませんが、1台くらい跳ぶ時間を作りましょうよ。
競技者は、スタートの30分も前から集められるのですから・・・・
「TVから・・・」という言い訳がよくありますが、気にすることはありません。
NHKも選手達がベストパフォーマンスをすることを望んでいるはず。
「上からの指示で・・・」というのもよく聞きます。
どこかで、誰かが取り違えています。
おっと、池田の手拍子が始まっていました。
400Hが先にやると読んでいた川本は急いで走幅跳のピットに駆けつけました。
池田の跳躍(手拍子)が終わったら、400Hの「位置について」
今度は、400Hの応援ポイントに直行。
吉田が前半からいい走りをしました。
最近のレースでは、久保倉も前半から行くのですが、今日は少し抑えめ。
久保倉はこれが裏目。吉田との距離を詰められないまま、最後の直線へ。
最後の最後の追い込んだ練習をこなし切れていない吉田は、最後の10mが不安。
この心が吉田の身体にブレーキをかけます。
追い込む、久保倉、青木。
吉田が57秒27で1着。
青木・久保倉のタイム差は、0秒18。
400の走力からするとタイム差はもう少しあってもいいはずです。
久保倉の失敗レースかな?
余韻に浸るまもなく、池田のアドバイスにダッシュ。
終わって木田の200アップへダッシュ。
スタートの3歩までが400用だったので、200用に変更。
24秒66(ー0.8)で6位。
準決勝のできからすると上出来。
今回の池田のテーマは、世界選手権。
2跳目の6m60は、やっとベスト8に残れるくらいですかね。
3跳までに70は越えていないと、難しいですね。
ただ、池田は、跳ぶ感じを少し忘れていました。
1跳毎に修正、修正です。
ベスト8に入ってからは、8番目で残ったと思って、順位を上げることがテーマ。
6m75は、いいところですね。
ドーピングに吉田、池田。
池田は試合が水を飲みながらの長丁場だったので、簡単に検査終了。
吉田は、時間がかかりそうだったので、19:00に帰りました。
チームのみんなは泊まりですが、川本は新幹線で、東京まで。
翌日の出勤のためにできるだけ福島の近くへ。
新幹線の中では、ザ・プレミアム・モルツ:サントリーで祝杯を
ほんとうに幸せなひとときでした。
●7月3日(月)自転車
朝、東京から福島へ。
自宅で、新聞などを読んで、午後から非常勤の大原看護学校。
曇り空だったのですが、途中から快晴!!
頭がぼーっとするくらいの天候でした。
一旦帰宅して、旅行代理店に週末の出雲へのチケットを取りに行こうとしていたら
「車より自転車がいいんじゃないの?」と奥さん。
そう、駐車場のことを考えると自転車が良さそうです。
5年ぶりくらいですかね?自転車に乗るのは・・・・・
テニスの格好の短パン・ポロシャツのまま街まで自転車で。
阿武隈川の土手沿いを走ると前方に吾妻山が見え、爽快な気分になりました。
自宅に戻り、日本選手権のVTRをゆっくり観ました。
やっぱり陸上競技は、TVよりライブですね。
みなさん、絶対競技場で観る陸上が面白いですよ。
今日は夕方から飲んでしまいました。
●7月4日(火)学校へ行こう
1コマ目:大学院の授業。
終了後からOLたちが出勤。
たまっていた仕事を手分けして片づけ出しました。
OLがいると仕事がはかどりますね。
4コマ目はスプリント。
今日は「日本選手権3年連続400m表彰台独占記念」で400の走り方。
省エネ走法を伝授。
最後は、マイルリレー。
一番ラップが良かったのは、川本研究室所属のサッカー部:55秒3でまわりました。
これって、結構速くないですか?
女子は70秒くらいかかりました。こんなもんでしょう。
みんな、走り終わって、400m競技者の素晴らしさに納得していました。
夕方から練習。
実は・・・・渡辺真弓の歓迎会をまだやっていませんでした。
飲み会好きの川本としては、遺憾なことですが、競技会がつまっていて
みんなで、羽目を外して飲みに行くことができませんでした。
まあ、羽目を外さずに静かに食事会でもいいのですが・・・・
室長が許しません。
で、19:45から飲み会開始。
途中で、娘の「学校へ行こう」を思い出して、奥さんに電話。
でも、ずっと話し中で繋がりませんでした。
遅く(本当に遅く。どのくらいかというと常識の範囲外)に自宅に戻り、そのまま寝ればいいものを
ここは、親バカ。
娘とトム・クルーズの「学校へ行こう」のVTRを観てしまいました。
あまりにも娘がいい仕事をしているので、もう一度観ました。
本当に親バカです。
クッキーの演技なんて、最高!!
いつの間にあんなに英語が上手になったんだろう?
この前、娘と英語で話したら「パパの発音ちょっと変!」といわれました。
でも、下手な者同士のアジアじゃあ、ちゃんと使える!と反論しておきました。
●7月5日(水)事前取材
朝イチは、県体育協会にちょっと寄りました。
2コマ目:コーチング特講
今日は、野球のバッティングとバスケットの2メンなど。
ラストパスは何故、ミスするかを科学的に考察。
今日は、いい勉強ができました。
授業が終わり研究室に戻ると、研究室が少し酒臭い!!
昼休みは、二日酔いがやや残るOLたちと「学校へ行こう」を観ました。
娘がインタビューをやり終えて、涙するシーンは、3度目にも関わらず、もらい泣きしてしまいました。
親バカです。
午後から練習!と思ったら、いきなりの大雨。
今日は、ちょっとやれません。
BS−i「超・人」の事前取材。
「超・人」という番組は
芸術・エンターテインメントから職人技・スポーツまで、あらゆる分野で人々を魅了する『超・人〜virtuoso 〜』たち。
『超・人』が『超・人』たる所以は、その磨かれた超技巧にあります。超ハイスピードカメラをはじめ、映像表現のもつ力を最大限に駆使して『超・人』技の秘密を解き明かし、その真髄に迫ります。
(HPより抜粋 http://www.jump.co.jp/bs-i/chojin/ )
という素晴らしい60分番組。
具体的な「超・人」技を持っていない川本が映像になるかは、疑問ですが、
ディレクターさんがどう作り上げるか楽しみです。
18:00 バドミントン
このクラスは「現代教養コース」と言って働きながら学ぶ人たちのコースです。
働く人は、当然、主婦の方も含まれます。
で、何人かの主婦業の方がこの授業を受講しています。
今日は、ずっとゲームだったので、大変だったと思います。
研究室に戻ったら、OLたちは、日清カップの県大会プロ作りに邁進していました。
みんな凄いぞ!
本当のOLみたいだ。
でも、ジャージ姿のOLもいるところが、他とは違うオフィス川本。
●7月6日(木)着替え
1コマ目:陸上競技
体育館で、走高跳の試験。
これは危ない!!「またぎ跳び」の癖がなかなか修正できない学生がいました。
川本がやらせているのは、着地の時に正面(助走方向)を向いている正面跳び(はさみ跳び)です。
これは、20数年前に福島大学に着任したときに前任者の青田先生に教えていただきました。
川本の採用は(講師資格)助手だったとこともあり、担当は一般体育だけでした。
専門の陸上競技は青田先生が非常勤で来て下さいました。
このときの授業スタイルを参考(くさいギャグも・・・)にさせていただいて、今の授業を構成しています。
教授について、教授法を学ぶスタイルは大変いいですね。
この1年は勉強になりました。
またぎ跳びでしたね。
あまりにも危なかったので、その学生達は試験を受けさせないで、練習。
全体的には、まずまずのできばえでした。
当たり前ですが、出勤は基本的には普段着で行きます。
(先週のこの時間は、ジャージでしたが・・・・)
で、実技のために着替え1
陸上競技が終わり、普段着に着替え2
3コマ目は教養演習。
今日は図書館ガイダンス。
1年生は入学して3ヶ月経ちましたが、図書館が初めて!!という学生も・・・・
これでいいのか?大学生。
「教授」の指導が足りません。
終わって、ジャージに着替え3
4コマ目は、医大に非常勤。
今日は、相方の杉浦先生が休み。
1人で3種目を見ます。
いつもは、川本の休みが多いので、杉浦先生は大変だと思います。
16:30からアジア大会代表決定の合同記者会見。
16:20には、学長室へ。
これは、ちょっと無理。
研究室に戻り、着替え4
16:25くらいに会場にはいることができました。
県内の民放4社とNHKのカメラが入りました。
地元紙は、当然で、全国紙の地方局も大勢来て下さいました。
いいPRですよね。
会見は1時間くらいかかりました。
で、ジャージに着替え5グランドへ。
練習が終わってからOLたちは、残業。
日清カップ(昔の言い方ですね)県大会のプロつくり。
エントリー締切は5日(水)。
印刷屋さんへ提出する原稿の締切が、12日(水)です。
これだけでも大変なのに、大会を9日(日)に設定している地区もあります。
全部揃わないと番編などはできません。
それに備えて、OLたちは、すごく頑張っています。
月曜か火曜にエントリーが来て、12日に完全原稿で入稿するなんて不可能?
種目は、5年100,6年100,80H、走高跳、走幅跳、ボール投げ、リレー
これが男女。
福島は、地区予選をやるので6地区から12名ずつのエントリーです。
もう計算するのも嫌なくらい凄い人数です。
「先生、9日のエントリーに間に合わない競技会の日程だけど、大丈夫かい?」
なんて、言われますが「ダメです」
でも、グランドが空いていないので、これも無理な話。
でも、でも、絶対ダメですからね。と日程調整の会議で説明しているのに、こうですから・・・・
このへんの県民性?は嫌いです。
毎回載せている、エントリー時のランキング表はとても作れません。
これはあきらめました。
OLたちは、黙々と仕事をやって川本の相手をしてくれません。
22時を過ぎたので帰ります。
着替え6
●7月7日(金)七夕
今日は日本ジュニア選手権のために出雲へ。
旅慣れない1年生6名です。
モノレールでは、お台場を見て田舎の大学生丸出しです。
大学生というより、高校生という感じです。
いつかは、立派な大学生に育て行くんでしょうね。
出雲行きの飛行機は満席。
出雲に着くと、何と!M山先生が年休を取って、迎えに来てくれました。
感謝。
浜山の陸上競技場では、A木先生が待っていてくださいました。これまた感謝
今回は、円盤の片山がいます。
で、投擲練習場へ。
前日練習で投擲練習場へ行くのは、コーチ生活で初です。
次は4年かけて円盤投げを勉強してみますか?
ジュニアの大会は、高校の先生方が大勢いらして何だか変な感じです。
いつもと雰囲気が違います。
陸上競技場からホテルまでも、A木先生に送ってもらいました。
ホテルは、モーリス・グリーン。
じゃないグリーンホテル・モーリス。
これは、忘れませんね。
夜はA木先生、M山先生と会食。
陸上談義に花が咲きました。
やっぱり、こういう時間っていいですね。
●7月8日(土)日本ジュニア
ジュニア選手権では、おとなしい福島大です。
今日の入賞は、800の瓜生4位だけ。
2分11秒98は、まあまあ。
片山の円盤投は、もう少しでベスト8を逃がしました。
41mの真ん中ではだめですね。
円盤はどうしたら飛ぶか?じっくり考えて、答えを出したいと思います。
45mを超える日を楽しみにしていてください・・・・
夜は、A木先生と出雲の小学校の先生と会食。
普及活動のあり方や、日清カップ(小学生交流大会でしたね)の活性化など、
今日のテーマは、底辺拡大と組織論。
有意義な時間でした。
●7月9日(日)ジュニア2
朝イチは、男子!400m。
当初は、予選4組3着+4、準決勝2組4着だったのですが、欠場者が多くて、予選3組2着+2に変更。このことは、招集所のボードに張ってあるだけ。このことを知ったのは、アップ中です。放送などでの告知もなかったと思います。こんな大事なことは、前日の告知でしょう。たまたま、今回は、予選から全力!の選手だったので、あえて何も言いませんでしたが・・・・・
ある程度の力がある競技者なら、予選は、アップ代わりにして準決勝、決勝と仕上げていく試合運びを予定していたはずです。それがいきなり2着どりということになるとちょっと困ります。アップの時間が違います。準決勝がなくなるのは、うれしいのですが、文句のひとつも言いたくなるのが人情。文句を言ってもどうなるものではないのですが、腹立たしさはなくなります。有力競技者を抱えた指導者からは、たくさん愚痴がこぼれていました。
100、三段跳とも実力不足というか、高校時代より力が落ちている状態です。この現象は一体何なのでしょうか?人は心ひとつでどうにでもなるということでしょうか?
やっぱりジュニア選手権は、苦手です。
どう考えても、1年生をその気にさせられない指導者が悪い!のひと言ですね。
来年は、きちんと結果を出せるように計画的に頑張ってみます。
4月に預かって、わずか3ヶ月で結果を出すには、子供たちの心を完全に掌握できないと難しいですね。川本は、そんな短期間で人の心なんて分かることができません。困った。
そういう意味では、高校や中学校の先生方は、素晴らしいですよね。入部した瞬間から、自分の子供のように面倒見ますから・・・・
長い時間をかけて、いろんな出来事を積み上げながら人間関係を築いていく川本は、短期間でやるのはやっぱり苦手です。
ですから、学生には信頼関係の構築について、うるさく言います。
川本の勝手な想像ですが、学生は入部した瞬間に信頼関係が結ばれている勘違いするのだと思います。学生は川本を監督というだけで信頼するかもしれませんが、川本は、出会った瞬間に信頼関係が成立するなんてことはあり得ません。
この話は、3時間くらいは続くので、これでおしまいにしましょう。
夜は、A木先生と若手教師のみなさんと会食。
スプリント理論について熱く語り合いました。
A木先生には、本当によくしていただきました。感謝
●7月10日(月)
8:10の飛行機です。
ホテルから空港までA木先生とM山先生が、出勤前ににもかかわらず、送ってくださいました。感謝
経費の少ない、貧乏大学にとっては非常にありがたいことです。
それより、お二人の気持ちがうれしいですね。
本当に3日間、お世話になりました。
羽田で学生と別れて、川本は浜松へ。
スズキ本社で打ち合わせ。
おみやげに2億3000万年前のホワイトクリスタル岩塩をいただきました。
東京に戻り、ナチュリル本社へ。
幹社長と打ち合わせ。
そのまま、ナチュリルの美人重役さんと会食。
話は、どんどん盛り上がります。
最終に乗り遅れるだろうな・・・・という予感がありながら飲んでいました。
ここは、当然のオチで、やっぱり間に合いませんでした。
●7月11日(火)ラストスパート
今日は、朝帰り。
午前中は、日清カップの準備。
OLたちが大活躍。
この前も書きましたが、今日、エントリーが全て届きました。
番号の入力ミスや順位がバラバラだったり・・・・
OLたちが全部チェックして(これは当たり前ですが)訂正。
個票と一覧表の名前表記が違うことがあります。これは申込の際の記入ミスですが、それを地区大会のプロと照らし合わせて確認していきます。
しかし、記録を記載したプロがない。
番編は、記録ではなく各地区の順位で行っています。
そうしないと、とても間に合いません。
一方で、ナンバー、氏名、所属をいれて、一覧表を作成。
遅れてきた地区を空いたところにいれて行きます。
それが終わったところで、LOOKUPを使って、名前や所属を入れていきます。
プリントアウトして、個票で最終確認。
書くと簡単ですが、2重、3重、4重、5重のチェックをしてきます。
プログラムを買った人がまず見るのは、自分の子どものところ。
それが間違っていては、話になりません。
で、一生懸命やっています。
でも、火曜日に到着は無茶。
13時過ぎにナチュリルの幹社長さんが来室。
来室の目的は、共同研究上、秘密です。
4コマ目:スプリント
研究室から外に出たら、驚くほどの湿気。
アジアグランプリを思い出すほどの高温多湿。
今日は、最後のトライアル。
みんなどんどん自己記録更新です。
授業の最後は、400R。
男子3名と女子1名のチームで1着は51秒44
「このタイムは、丹野の400とそんなに変わらない」
充実した半期の授業でした。
夕方、練習。
20時過ぎから市内某所で幹社長とナチュリルOLたちと会食。
日清カップのチェックは、池田に頼みました。
今日も楽しく陸上談義。
オタク同士は大いに盛り上がりました。
お店の中で、隣の席では、先輩が後輩を説教していました。
ずいぶんお酒は入っている様子でしたが、筋が通った話で、
思わず、みんな聞き入り「そうだ!そうだ!」と相づちを打つほど。
ただ、時々激高して、テーブルをドン!!!と叩く音が驚くほど高くて、ちょっと迷惑。
でも、後輩をああやって説教する姿は最近見られません。
うちの学生も後輩を厳しく叱っている上級生がいません。
「先輩が飲みに行こうか?って誘っているのに、『ああいいですよ』っていう後輩の返事があるか!」などという骨太の説教をしていましたが、本当に気持ちよかった。
ただ、ゆっくり語り合うにはうるさすぎたので、席を替わりました。
その後は、いつものペースで語り合いました。
こんな中からサプリメントのヒントなども出てきますし、新たな練習法が跳びでることもあります。
●7月12日(水)ひとふんばり
朝イチは、日清カッププロ作り。
昨夜遅く(10時過ぎ)まで原稿のチェックをしてもらいました。
訂正箇所を修正。
そして完成していなかったリレーをプリントアウトして、2コマ目の授業へ。
その間、OLたちは最終チェック。
2コマ目:コーチング特講
ポジション別のトレーニング。
球技で成功するための秘訣を検討。
昼休みから、日清カッププロの最終、最終チェック。
15時すぎまでかかりました。
教員会議だったのですが、パス。
完成した原稿とCDを印刷屋さんに届けて終了。
でも、今回は「地区予選会記録20傑」を掲載できなかったのが心残りです。
プロにエントリー時の20傑が載っているときっと読み甲斐があると思うのは、陸上オタクだからでしょうか?
池田は、明日からヨーロッパです。
ホテルなどが未定の部分があります。
しかし、何事にも動じないのが、イケクミ。
今日は、成田のホテルで前泊ですが、このことは今朝電話で伝えました。
お昼に研究室に来て、成田のホテルを予約していました。
フランクフルト経由でヘルシンキ。
そこで泊まって(ホテルの予約は昨夜完了)、翌日コーピオという所まで飛びます。
そこで、主催者のピックアップがあるはずです・・・・・
池田には、ピックアップしてくれるはずだから、安心して!と告げていますが・・・・
「飛行機さえ落ちなければ、大丈夫です」と笑っていました。
2試合目は、クレタ島です。
ここに行きたかったのですが、川本は福島で断れない仕事があったために、そのあとのストックホルムだけです。
池田は「1試合でも来てもらえるなら、大丈夫です」
と、泣かせるようなことを言ってくれますが・・・・・・ごめんね。
ヨーロッパに行って一人で跳んでこい!というのも酷な話で。
一人で行って跳べば、力がつくっていうものでもないし・・・・
2週間のヨーロッパツアー全部に帯同するのは、授業などの関係で少し無理ですが、1週間くらいは大学を空けることは可能です。
でも、川本は22日出国して、27日に成田着の弾丸ツアーです。
時差ボケを考えると、いいような、悪いような・・・・
ただ、無事を祈るだけです。
●7月13日(木)ニンジンサポニン
1コマ:陸上競技
走高跳と走幅跳の試験。
走幅跳の反り跳び、シザースができません。
大部分の学生は、自分の身体を思い通りに動かすことができないのです。
具体的には、反り跳びでは、踏切でまずリード脚を出す。
これは、「焼き鳥理論」でずいぶんできるようになりました。
ただ、反り跳び=反るイメージが定着してしまっている学生は、リード脚が最初に出なくて、反ってしまいます。
次に、腕を前方回転させながら、リード脚を回す(前に出した脚(大腿)を後ろに動かす)。
これができません。
この脚を動かすことが一切できない状態です。
40名くらいの受講生で合格者は7名という悲惨な状況です。
ただ、練習時間が少なかったという反省はしています。
2コマ〜昼休み:HP作成
3コマ:教養演習
図書館を使った情報収集のおさらいと「読み・書き・そろばん」の話
エクセルを使いこなそう!
4コマ:メール対応の仕事。
メールは便利ですが、無言で仕事を運んできてしまいます。
「おねがい!!」のひと言もなしに仕事が来るのは、人間的ではありませんね。
文面には「おねがい!!」はあるのですが・・・・・
このあたりは、古い人間です。
学生の説教もありました。
「ほう・れん・そう」をするように
いつになったら、ちゃんとできるようになるんでしょうか?
これで食っているというプロ意識が生まれない限りダメでしょうね。
陸上のプロとかOLのプロ。
給料をいただくとらしくなるんでしょうね。
そう言う意味では、働いている人はみんなその道のプロですね。
なりきれた人たちだけが、成功する。
成功はお金だけと引き替えではありません。
周りの人からの賞賛とか、尊敬とか・・・・いろんな形で成功は引き替えられます。
夕方、練習開始に顔を出して医大へ
今日は「薬理学のセミナー:漢方概論」
途中、化学式が大量に出てきたところは、少し理解があやしいのですが、
ニンジンサポニンの末梢循環改善作用からトレーニングのヒントをもらいました。
セミナーが終わって講師の先生に質問に行くなど熱心な大学院生でした。
夜は、8月、9月の大まかなスケジュールを検討。
少し遅いかな?
●7月14日(金)感謝メール
午前中、ちょっと真面目な仕事。
途中で、県体育協会生涯スポーツ担当と「スポーツマンバイブル」について相談。
「東北総体(8月末)や国体に役立てるように・・・・」
というお話でしたが、7月、8月、9月は予定がいっぱいで、とてもやれません!と一旦お断りしました。
昨日作った、夏のスケジュール表が役に立ちました。
なにせ、合宿続きで空きがない!!
その前にも、打合せはやってはいたのですが・・・・
前回(5月中旬)は、「6月上旬までに・・・・」
そんなことは不可能ですからとお伝えしました。
その時もシーズンに入ったので、時間がありませんとは、お伝えしたのですが・・・・
結局、10月の仕事になりました。
でも、放っておくと(川本がではなく、担当が!)、また遅れてしまって
完成は年内も難しかったりして・・・・
先日までは、ボランティア精神で、お世話になっている福島県にお返ししなくては・・・・
という愛県心(こんな言葉はないのですね、「あいけんしん」と打ったら「愛犬心」とでました)から、福島県の仕事は、謝金の多少に関係なく引き受けていました。
先日、こんなボランティアな気持ちを全く感じてくれない出来事があったので、自分の時間を県のために割くのは、ばからしいと思うようになりました。
人間は、気持ちで動くものです。
人を動かすのは、人の気持ちです。
福島県の先生方にたくさんお世話になり、ここまでこれたので、そのご恩返し!と思っていました。
でも、今は、自分の陸上競技に費やす時間までを犠牲にして、福島県に貢献する気持ちが、残念ながら湧いてきません。
子供じみてますが、気分が乗らないものは、しようがない。
午後も少し仕事をして、あづま陸上競技場へ。
今日から福島県選手権の始まりです。
会う人、会う人、みなさんから池田の日本記録達成、そしてチーム福島大の日本選手権の活躍などお祝いを言われました。
やっぱり、福島っていいですね。
おっと、福島陸上競技協会っていいですね、でした。
会長などは、「丹野の腰は大丈夫かい?」と最初に心配してくれました。
「川本さん、池田は7m跳べるね!!」なんてことを言います。
「会長、なに素人みたいなことをおっしゃるんですか?
7mってどんなに大変かご自分でおわかりでしょう!!」と突っ込んでおきました。
会長ご自身も走幅跳の選手で、7m跳ぶのは大変なことは、充分ご存じのはずです。
でも、みなさんが期待して下さる。
それも愛情を持って・・・・・福島陸上競技協会のいいところです。
愛情といえば、「月刊陸上競技」
インカレ特集のリレーの記事で、400Rの決勝をはずした松田を1600Rに起用した話題がありました。
この記者さんは、本当に「うまい!!」
学生陸上競技の本質を見事に見抜いて書いてくれています。
ちょっとした会話から、川本の本心を適切に書ける記者さんです。
心からの「感謝メール」をいれておきました。
●7月15日(土)報告会
午前中、大学で練習。
の予定でしたが、大雨。
あまりの雨量のためウエイトルームが浸水。
みんなで急遽、側溝を掘って、水を抜きました。
落雷もあり、県選手権は、一時中断との電話。
時間が取れないので、準決勝をなくして、予選・決勝。
予選は全部タイムレースになりました。
この日、800の予選と400Hが予選・準決・決勝と4本走る予定の吉田には朗報。
お昼過ぎに、市内に出て「うつくしま基金」の実績報告会。
福島大学トラッククラブの1年分の活動を報告。
監督が、報告というのもいのですが、これなどはクラブマネジャーがやるのがいいのでしょうね。
でも、トラッククラブにはマネジャーはいないし・・・・
OLたちみんながマネジャーとして手分けして、仕事をこなしているのが実態です。
たの、 実業団などはマネジャーさんがきちんといて、ホテルや移動の手配などをやるのでしょうが、
うちは、全部自分たちで行います。
報告会では、委員の方から「夢のある事業ですね。これからも県民に夢を与える様な活動を続けて下さい」と褒められました。
報告会が終わって、あづまに行こうとしたら、坂水から電話。
「800の予選が終わったので帰ります」
で、報告会場を後に駅前に車を走らせたら、バスから降りてきた坂水に遭遇。
こんなこともあるんですね。
とりあえず、あづまへ。
400Hと100の決勝を見ることが出来ました。
吉田は58秒05,松本が11秒67で優勝。
あづまには40分ほどいました。
16:00から大学で陸上競技のテスト。
走幅跳とハードルです。
走幅跳のピットが濡れていて、少々危険。
最初、踏切板を入れたのですが、滑りそうだったので、踏切板を抜いて跳ばせました。
試験は、90分で終了。
学生さんはもう少しやりたそうでしたが、「次があるから今日はおしまい!」
学生は「次」は「この次」と理解してくれたみたいですが、
川本の「次」は「次の予定」の「次」
18:30から福島陸上競技協会の懇親会。
今日は早目に帰ろうと思っていたのですが、教え子のN本先生とそば屋で2次会。
夜、池田から「ちゃんと暮らせています」と電話
行ったり来たりの慌ただしい一日でした。
●7月16日(日)福島県選
午前中、大学で練習。
今日は、ちびっ子が大勢来て、楽しいグランドでした。
午後からあづまへ。
坂水800は2分11秒で優勝。
丹野と光浩は400の予選に参加しただけ。
国体のルールで、予選会に出場することが義務づけられています。
そのためにとりあえず走りました。
このルールはどうなんでしょうかね?
(福島を中心として考えると)地方から来ている学生は、このために一旦帰省します。
交通費もバカになりません。
今週は、遠いところで愛媛、山口に帰っています。
来週は長島が長崎に帰ります。
ルールを決めるにはそれなりの理由はあると思いますが、もう少し、下々の実情も勘案して欲しいものです。
ずるをしようとする人がいるから、だんだん厳しくなるんですよね。
スポーツマンシップを忘れては、いけません。
いつも正々堂々がスポーツです。
そんな甘いこと言うな!と思う人もいるでしょうが、
やっぱりスポーツマンシップがなくては、スポーツは出来ません。
今日の仕事は、東北大会の県選抜リレーの編成。
決勝のタイムなどを眺めながら、メンバーを選抜していきます。
ただ、8月末の大会なので、その時期まで陸上競技を続けていない高校生もいます。
好きな陸上競技をやめて、夏休みから受験勉強。
青春時代には、好きなことを目一杯やらせたいですね。
ただ、受験勉強は人を育てますから、これも大事。
推薦だけで生きてきた人間とは違った一面を持っています。
夜、池田から電話
ヨーロッパ第1戦のSAVO GAMES は6m62で優勝でした。
一旦、キャンプ地に戻り、次はクレタ島です。
●7月17日(火)県選
朝からあづま。
県選手権最終日です。
そう、福島の県選手権は4日開催です。
4日開催の割には、1日に予選・準決・決勝と3本走ります。
予選から全力気味の高校生は、決勝ではやはり走れません。
組数が多いのみ難点ですが、これは、陸上競技が盛んな証拠。
県選手権兼国体予選は、県内5地区の予選を経て、県大会へ進めます。
競技人口が多いことはいいことですね。
11:30から強化会議。
国体の候補選手の原案作りです。
ここは、純粋に競技力と公平さの立場を崩さずに説明責任のある人選をします。
そのとき役に立つのが、標準記録。
非常に精度の高いものです。
内容などは、企業秘密。
1時間後に理事会の予定でしたが20分ほどずれ込みました。
それほど原案作りに難航。
理由は・・・・・
理事会で、原案を承認してもらって、一応内定となります。
ただ、公表はもう少し先です。
夏の合宿などは、このメンバーでやります。
16時過ぎまで、あづまにいました。
200は栗本が24秒53で優勝。渡辺24秒74、松田25秒12と続きます。
ここは、今年から福島登録をした松田に「長州藩」として優勝して欲しかったのですが・・・
陸協の先生方も冗談で「長州藩に負けるな」なんてことを言います。
これは、幕末の白虎隊の話です。
歴史の重みを感じる?
追い込み白虎隊の光浩は全然気にしていませんが・・・・・・
大学によって、ちょっと仕事。
結局、自宅に帰ったのは19時過ぎで、我が家の夕食は終わっていました。
●7月18日(火)みなし月曜日
今日は火曜日ですが、うちの大学は「みなし月曜日」で、月曜の授業をやることになっています。
火曜日の授業は、1・4コマ。月曜日は4コマ。
って言うことは、1コマ授業が少ない!!
得した気分です。
学生じゃないぞ!!とお叱りの言葉が聞こえそうですが・・・・・
午前中は、目一杯仕事。
今日やるべきことをドンドン片づけて、机の上がキレイになりました。
やり残しの仕事は少しありますが・・・・
小学生交流会の選手変更
クロカンリレー大会の共催申請
陸連の合宿手配
談話記事校正
学生図書の選定
陸上競技部の夏の段取り
東京信稜会のVTRチェック
まだまだヨーロッパには行けませんね。
フィンランドで池田はひとりで頑張っています。
早く行ってあげたいのですが、物理的に無理な話。
次はクレタ島(ギリシア)。
飛行機を3度も乗り継いで行きます。
クレタ島は少し治安が悪いと聞きました。
預けたスーツケースがそのまま消えることもあるとか・・・・
心配です。
4コマ:ゼミ
それぞれにいい発表をしていました。
ハードルの論文では、数字にしたときの処理の仕方について
「木を見て、森を見ず」にならないように
丹野と松田は、運動強度と酸素摂取量の関係を実験をして発表。
きちんとできていました。
夕方練習。
BSーiの取材でしたがあいにくの雨。
今後の展開について、会食しながら考えましょう。
●7月19日(水)取材
2コマ:コーチング特講
今日は、BS−iとテレビ朝日のカメラが教室に入りました。
学生には事前に伝えていたので、みんなジャージではなく、こぎれいな格好をしていました。
いい感じ。
今日のテーマは、ウォーミングアップを科学する。
今日でこの講義は終わりなので、最後はコーチとして大切なこと
「スポーツマンシップ」と「フェアプレイ」
一番大切なことだと思います。
特に子供を教えるときに重要ですね。
時々、ミスジャッジをした審判を罵倒するコーチがいますが、これはいただけません。
人間のやることだからミスもあります。
審判にゲームをゆだねて、試合は成立するのですから、そこから先は、審判に従うべきです。
ただ、ルールの中での抗議などは、認められているので、それはやればいいのですが・・・・
勝つためには、何でもありでは、それは戦争です。
スポーツはルールとともに「スポーツマンシップ」と「フェアプレイ」の精神です。
このことは、これからスポーツの指導者となっていく学生達には伝えたいことでした。
どんなに科学的なトレーニングをやっても、そのことが教えられなくてはコーチ失格です。
午後から、練習。
午前中は、雨だったのですが、練習を始めることには雨も上がり、いい天気。
カメラクルーは精力的に撮影を進めていました。
BSーiの「超・人」のできが楽しみですね。
昨夜は、撮影のアイディアがお酒が進むにつれてドンドン出てきました。
おっと、カメラさんに撮影の極意その1を教えてもらいました。
18:00からバドミントンの授業。
これも今日で終わりです。
楽しい授業でした。
夜は、研究室で昨日のやり残しの仕事を片づけて・・・・・
これから帰ります。
●7月20日(木)前期最終日
1コマ:陸上競技
今日は、リレーの追加説明。
「折り返しリレー」「回旋リレー」の極意を伝えました。
それとリレーの学習で指導者(教師)が陥りやすい落とし穴も・・・・
学生は30分ほどかけて、説明を受けながら「折り返しリレー」「回旋リレー」を行いました。
非常に盛り上がって、大成功!!
でも待てよ・・・・・回数でいうと4回のリレーでした。
1チームは、8人の編成なので、1レースで8往復。
それが4回。先生は32往復のリレーを見るのですが・・・・・
学生はたった4回しか走っていません。
そうです、リレーをやって陥るのは、運動量の確保ができないことです。
ここをどう乗り切るかが、リレーの授業としてはポイントです。
後半は、走幅跳。
ペナルティメイトの極意を伝授。
これでみんな、跳べる!!はず・・・
3コマ:教養演習。
プレゼンの話。後期からそれぞれ課題を解決して発表してもらうので、プレゼンについて解説。
時間が余ったので、後半は「曼陀羅発想法」の解説。
これで、前期の授業が終わりました。
お疲れ様でした・・・・・
来週から試験期間に入りますが、川本は明後日から池田を追って北欧へ。
明日の夜は、成田で前泊です。
夕方練習。
霧雨の中、練習。
あまりにも冷えてきたので、ジェットヒーターを出しました。
小・中学校は明日から夏休み!!
なのに・・・・・梅雨はまだ明けない!
19:00医大でセミナー聴講。
今日のテーマは、循環器系のメカニズムだったので、ちょっと負けてしまいました。
60分の特別講演だったのですが、その後、30分も質疑応答が続きました。
さすが、最先端医療をやっている人たちは違います。
安心して、病院にかかれます。
大学に戻り、各書類のチェックなど。
そろそろ帰ります。
スーツケースのパッキングは、明日の朝になりそうです。
●7月21日(金)移動
朝イチの仕事は、パッキング。
今回は短期なので、小さめのスーツケースです。
忘れ物は・・・ないはず。
10時過ぎに大学に。
こまごまとした仕事を済ませました。短期と言っても、研究室を1週間空けるのでそれなりの準備が必要です。
12:30過ぎに大学を出て、須賀川へ。
途中、事故渋滞の情報をナビが伝えたのですが、あまり時間のロスもなく到着しました。やっぱり雨の日の高速道路は、危険。
安全第一ですね。
14:00から東北地区の体育指導員の大会で記念講演です。
タイトルは、何だかついていましたが、とりあえずコーチの役割について話しました。
講演タイトルなどは、普通「どうしますか?」と聞かれるのですが、今回はこれで!っていう感じでした。
聴衆は1000名。右手のおば様チームが、非常に反応がよくて、快適に話せました。
いつもは、90分なのでその調子で話していたら、今回は80分。
最後の締めが時間不足でまとまらず、2分ほど約束の時間をオーバーしました。反省。
約束の仕事はきちんと果たせたと思います。
時間ではなく、内容が・・・・
もう、こんな嫌な思いは、したくありませんね。
まあ、嫌なことは引き受けなければいいだけの話です。
これで、清々して、池田の待つヨーロッパにいけます。
帰る途中、吉田から新幹線が止まっていると連絡がありました。
那須・宇都宮間で人身事故があったとか・・・・
その後も、吉田が、駅員に聞いて情報をくれました。
さすがKAZZ'Sエンジェルですね。
予定では、18:17の新幹線で、東京。
その後、20:03の成田EX。
須賀川から帰り、とりあえず本屋によって読みたい本を買い込みました。
自宅に戻り、17:30過ぎに福島駅に着く直前にラジオで、「17:30に新幹線が開通」と言っていました。
当然ダイヤはマヒ状態。
「自由席しか売っていません」と、案内のお姉さん。
とりあえず、新幹線のホームに向かうと、東京行きの新幹線の発車のベルが!
このときのエスカレーターの遅いこと!!
みんなは、駆け上がるのですが、スーツケースを持った川本はそのまま。
「ドアが閉まります!!」
と同時にホームに
駅員さんに「東京行きですか?」と確認。
「自由席座れそうですか?」
「さあ?行ってみないとわかりません」とつれない返事。
やっと列車が動き出して、自由席しか切符を売らない!と言っておきながら「さあ、わかりません」はないだろう!と怒りがこみ上げてきました。
空席の状況と、乗車客の数をざっと見れば、大体、満席かどうかくらいわかるだろう!
ぱっと見るとそこはグリーン車。
エスカレーターを上ったところは、大体そうですね。
グリーンは空きが有ったので、満席ならグリーンでもいいやと思い、そのまま飛び乗りました。
こう書くと長い時間ですが、一瞬の出来事です。
何せ「発車します。お下がりください」のアナウンスの間のことですから・・・・
指定席の車両を歩くとガラガラ。
自由席にたどり着くと、乗車率50%。
これなら、ぱっと見ただけで「大丈夫座れます」と答えられる状況でした。
福島駅の駅員さんは、プロ意識が低い!!
川本の乗った新幹線は、当然ながら定時発車ではないので、そのくらいお客様に気を配れないようでは、サービス業として失格ですね。
これは、「お客様の声」に書こうと思います。
はじめての試みですが、これは言わなきゃ!!
普段のサービスについては、ちゃんと時間に正確で安全なら文句はありません。
ただ、こんなに遅れて、指定席がガラガラなのに自由席しか売らない状況で、「さあ分かりません」はいかがなものですか?
18時ちょっと前に乗れたので、東京では、一旦あきらめた20:03の成田EXに間に合いました。最悪「特急あやめ」で成田まで行ってそこからタクシーという手も考えたのですが・・・・・
という訳で、福島駅で弁当を買うことができませんでした。
ましてや、東京駅でもダメ。
ホテルにチェックインして、これをアップしてから食事に行きます。
クレタ島から
日本時間2時過ぎに池田の試合が終わりました。
6m75!
このくらい跳ぶと、順位も期待できますが・・・・
何と6位。残念。
世界は広い!
今夜11時過ぎに、ヘルシンキ空港で合流です。
●7月22日(土)長い1日
7時ちょっと過ぎにホテルをチェックアウト。
空港にはフライトの2時間前にチェックインです。
新しくなった第1ターミナルで朝食(当然、和食。ちなみに「うどん朝食」)をとって、9:55発フランクフルト行き。
今回はルフトハンザ航空。機内は夏休みのため、ほぼ満席。
機内食1:「ジャパニーズスタイル? ウエスターンスタイル?」
川本は、当然ジャパニーズスタイル プリーズ。
で、出されたものは「うな丼」
大学の生協のなぎ弁当に軍配。
機内食2:「ポーク? フィッシュ?」
川本はポーク プリーズ。
ポークで出てきたのは「カツどん」
こんなのあり?
11時間のフライトでフランクフルト到着。
到着してすぐに池田から電話。
アテネで荷物をピックアップしていたら、次に乗るはずの飛行機が満席に!
「仕方ないので、フライトを変更中です!」
しばらくして
「フランクフルト経由でヘルシンキに1時20分着が取れました」
ということで、ヘルシンキ空港で待ち合わせることにしました。
少々のアクシデントでは動じず、きちんと対処する強さが出てきました。
予定では、ヘルシンキ着が23:10だったので、2時間ほどの遅れ。
ただ、乗換えが1回少なくてすみましたから良かったかも?
川本のフランクフルトからのフライトは17:55。
ヘルシンキには、21;15着の予定でしたが、飛行機に乗ってからずっと滑走路前で停まっていました。
川本はずっと寝ていたので・・・・たぶん1時間近くは飛ばなかったと思います。
到着は22:00。成田を出て18時間、やっとヘルシンキまで着きました。
とりあえず、キャンプ地のラハティ行きのバス乗り場を確認。
Arrival hallで池田を待ちます。
池田を乗せた飛行機は遅れもなく到着。
2:00発ラハティ行きのバスで、1時間20分。
試合の様子や来季の計画などを話しながら来たら、あっという間でした。
東に向かっていったので、ドンドン明るくなってきました。
ここは、北欧。白夜の国です。
3:30ホテルに「Good morning と言いながら」チェックイン。
長い1日が終わろうとしています。
今日は6時に起きたので、28時間、過ごしたことになります。
まあ、有意義といえば有意義な一日でした。
●7月23日(日)ラハティ
今朝は、ゆっくり起きました。
午後から練習。
と言っても、ごくごく軽め。
川本は池田のジョッグを1周だけつきあいました。
気候は、非常にいいですね。
湿度は低く、快晴。
何日でもいたいですね。
ただ、8月の声を聞くと日に日に寒くなるのは、昨年の世界選手権で経験済み。
夜は、近所のレストランで。
今日は眠いので、寝ます。
オヤジを時差が襲っています。
現地時間22:20
ヨーロッパ遠征 2試合目
ヨーロッパ遠征の第二試合目、
ギリシャのクレタ島・レシムノに行ってきました。
リゾート地とあって、海はとっても綺麗!
3色のグラデーションの青色。
いつかは、スパイクを持たない旅行で来てみたいです。
試合結果は、6m75で6位でした。
この試合の1〜4位は、今年の世界ランキング1〜4位の選手。
ちなみに私は世界ランキング5位!
内容的には、世界のファイナルで試合している雰囲気でした。
その中で、気遅れしないで試合をできました。
ヨーロッパに出発する前に、
澤野くんに「一人の遠征は寂しいけども、精神的に強くなれるよ!」
と聞いたことを、改めて実感できました。
残り1試合ありますが、次はビックゲームなので、
そこでも楽しく試合をしてきます! 頑張れ、私!!
●7月24日ストックホルム
12:30のフライトでストックホルムへ。
空港内にDN Galanの受付がありました。
さすが大きな大会は違う。
ラハティもそうでしたが、ここストックホルムもいい気候です。
気温はたぶん25度くらいだと思います。
湿度も低く非常にすごしやすい気候です。
空港からダウンタウンまで、空港特急で20分。
時速200キロで走り、まさに特急。
ホテルは、ターミナルのすぐ隣。
街並みは、非常にいい感じ。写真がなくてごめんなさい。
本当にきれにな街並みです。
nordic Sea hotel:四ツ星ホテルです。
日本風だと「日本海ホテル」いいホテルです。
2:30に練習会場行きのバスが出ました。
ロシアの走幅跳チームの練習を盗み見しました。
練習を見ていたら、いい練習方法がひらめきました。
これはいけると思います。
練習は、世界の一流どころがいっぱいいます。
帰りのバスはクロフォードが後ろの席でした。
彼は、聴いている音楽に合わせて、気持ちよさそうに歌っていました。
これは負けられない!
川本も北島三郎の「まつり」の一節を、振りつきで歌いました。
池田に大うけでした(身内受けでどうする!)。
夕食は7:00。めずらしく口に合うものがありませんでした。
チキンのローストくらいかな?食べておいしかったのは。
でも、ぜいたくは言いません!勝つまでは!
夜は、寺田ライターが池田の取材。
一緒にカフェに行き、ビールをおごってもらいました。
本来なら、年長者の川本のおごりが社会通念ですが、残念にも両替してなくてイチ文無しです。
ごちそうさまでした。
●7月25日(火)DNガラン
朝は比較的ゆっくり起きて散歩。
ここは、北欧の街って感じです。
午前中、読書
午後も読書。
16時にホテルを出て、グランドへ。
こじんまりとして非常にいい感じ。
8レーンのすぐ横がスタンドです。
周りをスタンドが囲んでいて、観客と一体化した競技ができそうです。
このスタジアムは、世界記録を一番量産している競技場だそうです。
その数、なんと83回!!
ただ、サブグランドがありません。
アップは、競技場の外の森の小道でジョッグ、体操、ドリルまで
スパイクをつけた流しなどは、バックを利用。
池田の調子は、まずまずだったのですが、足首に疲労を訴えて、
一度踏み切ったら、痛みが出てしまいました。
そのために6m27で終了。
この短期間に3試合できるかな?と心配していたのですが、的中。
練習でもこんなにつめて跳ばないので、本番では無理でした。
まあ、これが分かっただけでも収穫。
池田は、このツアーをとおして本当にたくましくなりました。
外国で困難を乗り越えると、こんなに変わるのかというくらい、成長しました。
これからが楽しみです。
このツアーの真のねらいや今後の計画は、わざわざ取材に来ていただいた寺田ライターと霜鳥記者@読売にゆずります。
今日はこれくらいにして、寝ます。
●7月26(水)・27日(木)
26日チェックアウトは、7:30。
ストックホルム・フランクフルト・成田の移動です。
ストックホルムでチェックインのおばちゃんが「44.5ー27.7 HOW much?」と聞いてきました。
池田は試合があったので、27.7キロです。
残りが川本。川本は何故か1週間と勘違いして、ジャージを多く持ってきてしまいました。
今回のツアーなら手提げバックだけで充分でしたね。
荷物の制限は1人20キロ。
二人で40キロなので、このくらいはおまけしろよ!
それとも一人ずつチャージするのかな?
恐る恐る、2人で40キロを少し越えるけど、ダメ?
と聞くと
「44.5ー27.7 HOW much?」と再び質問。
質問には答えてしまうのが、小学生からの悲しい習性。
「16.8」
おばちゃんは、「年取ってくると、計算ができなくてね・・・・」
何のことはない、ただ暗算をするのがめんどくさくて、聞いていただけでした。
笑顔で、送ってくれました。
フランクフルトで、池田が
「ここですよ、アテネから乗り継いだ場所は・・・・」
池田が、アテネで予定した飛行機に乗れなかったのは、書きましたが、その時に危機一髪で乗り継いでいたのでした。
池田がアテネから到着したのはBゲート。
そして、ヘルシンキ行きはA34ゲート。
Aゲートは当然1番から始まります。
BゲートのはしからAゲートのはしまで、15分足らずの乗り換え時間でした。
エスカレーター式の歩道がありますが、それを「すみません。すみません!!!」と日本語で叫びながら猛ダッシュしたと言います。
当然、最初は英語だったのですが、日本語を出してしまわなければ行けないほど、せっぱ詰まったようです。
本当に遠い!!!
今回は、A32からA54(2階です)の移動に歩いて30分ほどかかりました。
どれほど、BゲートからAまで遠いか想像できますか?
池田はエライ!!
で、今回もぎりぎりセーフ。
ここでおみやげのチョコなどを!と思っていましたが、そんな余裕は全くなし。
フランクフルトからのフライトは、ビジネスシートとの境目。
前は簡単な壁です。
ですから、前方は広々。
足を伸ばしても、壁につきません。ビジネスシートより広い空間でした。
ストックホルムのおばちゃんは、いい仕事をしてくれました。
そういえば、行ってらっしゃい!のときに意味ありげに笑っていたのは、
「フランクフルトで、暗算のお返しするわよ!」ってことだったんですね。
日本について、27日(木)
機内で出た朝食がいただけなかったので、成田で朝食。
それから池田と浜松スズキに行って、報告と今後の計画について検討。
東京は曇りでしたが浜松は、夏真っ盛りでした。
当然、お昼はうなぎ。
わかりやすい一行です。
東京に戻り、ナチュリルへ。
フランクフルトの短い移動の時間に買った貴重なチョコレートがおみやげ。
ただし、浜松で車の中に入れっぱなしにしていたので、自信なし。
幹社長さんと会社で簡単な打合せをして、
外に出て入念な打合せ。
今日は、最終の1本前の新幹線に滑り込みセーフ。
フランクフルトでダッシュした池田と同じ気持ちになりました。
●7月28日(金)
時差ボケで、ゆっくりおきました。
というか、寝付けなくて、寝る時間が遅くて・・・・・
午前中、新聞などに目を通して、おしまい。
今日は、振替休日でした。
お昼にちょっと買い物。
午後からビデオなど観てゆっりしました。
夕方、あっ!!今日は医大でセミナーだ!ということを思い出して、医大に。
セミナーを受講して、帰宅しました。
ちょっと間抜けなオヤジでした。
夜は、ゆっくり食事。
スローな一日でした。
●7月29日(土)女川
朝から女川へ
自宅を出て、高速に向かったら、ナビが国道を行け!と告げました。
何と東北道は事故で閉鎖中。
それも2区間も・・・・・
こりゃあ大変だ!
国道を行くしかないので、覚悟をきめて、慌てずにゆっくり行くことにしました。
こんな時、急ぐとろくなことがありません。
1区間分走ったところで、高速が開通。
まあ、時間のロスもそんなになく、一路、女川へ。
2時間30分ほどで到着。
福島は、晴れていましたが、女川は霧雨。
気温もだんだん低くなり、半袖では、肌寒いくらいです。
雨も本降りになり、最悪のコンディション。
気温は20度くらいです。
これが夏の大会?
女川の競技場は、アップするスペースもなく、全天候は直線で80mくらいが2レーンのみ。
スタンドも狭く、15段くらい。屋根もありません。
それよりも仙台から遠いのが、一番の難点。
北日本インカレなので、北海道、北信越からも学生は来ています。
非常に不便をかけたと思います。
記録も雨、低温でぱっとせず。
楽しみにしていたフルメンバーの400Rも45秒85どまりでした。
このレースだけ見に来たと行っても過言ではないので、残念です。
ただ熊谷が100Hで13秒58の自己新は儲けもの。
まあ、400Rは、グランディ21でこの大会があるものと川本が勘違いして、記録ねらいでフルメンバーエントリーしたので、失敗。
要項はきちんと読みましょう。教訓でした。
●7月30日(日)梅雨明けせず
7月も終わろうとしてるのに一向に暑くなりません。
今日も涼しい中で、練習。
午前中、OLチームは、技術練習。
もう一度走りの基礎を考え、修正しました。
これで、この夏、しっかり走ることができます。
●7月31日(月)曇り時々晴れ
10時からBS−iの取材。
今日は、ハイスピードカメラで撮影。
これが面白いように選手の特徴を映し出してくれました。
いろんな方向から撮影しましたが、本当に勉強になりました。
お昼ご飯も食べずに15時過ぎまで、撮影は進みました。
途中、賞味期限切れのゼリーなどを食べて、飢えをしのいで・・・・
みんな頑張ってくれました。
16:30からは「陸上競技」の試験。
みんな一生懸命、取り組んでいましたが、残念ながらツボを外している学生が多く、
「合格」は、いつもより少ないような気がします。
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