サケの一生を支えるアスタキサンチン
サケが川を上がる、海から淡水の川に移動し卵を産む…
サケの生きる力、そしてその生態のすべてにアスタキサンチンは関係しています!

サケは川で産まれ、海で成育し川へ戻る母川回帰性のある魚です。
サケの稚魚は生まれた浅瀬の川ですくすくと育ちます。

大人になったサケは故郷の川を離れ、海へと旅立っていくのです。
サケはマグロのように赤身の魚だと思っているかもしれませんが、実は白身の魚なのです。
サケは海で回遊しながらエビやカニなどの甲殻類を食べて過ごします。
エビやカニに含まれている赤色の天然色素「アスタキサンチン」を身に蓄えたサケは身を赤くしていくのです。
サケが海で蓄えた
「アスタキサンチン」は色の濃い食物に含まれるカロテノイド系の仲間です。
カロテノイドというとβーカロテンやリコビンを思い浮かべるかも知れません。アスタキサンチンは海産物に含まれているのが特徴で「海のカロテン」と呼ばれています。
また、アスタキサンチンは他のカロテノイドの成分よりも強い抗酸化力を持つ赤い色素で、そのパワーは
「ビタミンEの1000倍」「コエンザイムQ10の150倍」といわれています。
その力は紫外線による活性酸素の除去や筋肉疲労による疲労回復に最も優れた成分なのです。
アスタキサンチンのパワーを体内に溜め込んだサケは産卵のため故郷の川へ戻っていくのです。

サケは産卵の為、急流を遡上します。
流れに逆らって進むには大変なパワーが必要となりますが、サケの体内は過激な運動で疲労と強烈な紫外線から大量の活性酸素が発生します。
サケは筋肉層に溜め込んだアスタキサンチンのパワーを使って上流へ向かい川を上っていくのです。
しかし、海でアスタキサンチンを蓄えられなかったサケは途中で息絶えてしまいます。
アスタキサンチンのパワーこそが、激しい川の流れに負けず、最後まで川を上り続けるサケのエネルギー源となっているのです。
また、サケが浅瀬を上ってい際に紫外線のダメージから身を守ってくれるのも、アスタキサンチンの強い抗酸化作用があるからなのです。
活性酸素から身を守り、無事に故郷の川へ帰ることが出来たのは「アスタキサンチン」のパワーによるものです。

故郷の川へ帰ったサケは浅瀬の川でたくさんの卵を産みます。
卵が赤色をしているのは母親から受け継いだアスタキサンチンなのです。
産卵を終え、卵にアスタキサンチンを引き継いだとたんサケは抗酸化力を失い、身が白くなり息絶えてしまうのです。
母親はこのようにしてアスタキサンチンを全ての卵に渡し、次世代への橋渡しをするのです。
また、母親から受け継いだアスタキサンチンが不足すると、卵は紫外線など外的ダメージからの防御力がないため、孵化できません。サケにとって「アスタキサンチン」はとても重要な成分なのです。
アスタキサンチンのパワーは、人間だけでなく、自然界でもそのパワーを発揮しているのです。

サケの一生を、そして命のサイクルを支えるものこそ…  
  
アスタキサンチンなのです!!